エンダースキーマのピッグショルダーバッグが大人気の理由!

今回ご紹介するのは浅草の革ブランドとして知名度を上げているHender Scheme (エンダースキーマ)のショルダーバッグ。正式名称「pig shoulder big」(これとは別にsmallサイズの物もあります)です。

服好きから絶大な人気があり店頭でも即完売のこのアイテム。中古相場でも定価とほとんど変わらない、または定価以上の高値で取引されています。しかしながら一見普通のエコバックにも見えてしまうこのバッグ。

いったいどこにそんな魅力があるのでしょうか? 購入して使ってみて、その良さについてお伝えしていきたいと思います。

気取らない普通さ

サイズは持ち手(95㎝)横(27.5)高さ(32)マチ(5)、価格は1万2960円(税込)と、ぱっと見の印象はいたって普通に見えます。何の気なしに選んだエコバッグのようにも思えます。しかし、実はそんな雰囲気がこのバッグのひとつの良さなのではないかと思っています。

ファッションにおいて作為的な着こなしはどうしても頑張っている感が出てしまいます。こちらのバッグはそんな頑張ってる感が微塵もなく、その辺にあるものを選んだかの様な雰囲気を持っているんです。

ディテールは本当にエコバックの様なもので、特に変わったデザインがなく、ただの紐付きのバックです。肩から掛けてショルダーバッグとして使用するごく普通のデザインですね。

中もポケットがあるわけでなく、内布もなしです。そしてどこにもブランド名がなくミニマム過ぎる作り。こんな簡単な作りのバッグなんてノンブランドの物を捜しても逆にないでしょう。

また、ただの紐が付いていると言いましたが、実はその紐の長さが絶妙。斜めにかけた時にバッグが腰のちょっと上あたりに来るようになっていて、それが長すぎず短すぎずにちょう良い長さになっています。シンプルな中にもこういった細かい作りの良さがあると伺えます。

スエードの本革を使用した趣と経年変化

しかし、こだわっている点がその素材。豚革のスエードを100%使用しており、独特の趣きと使っていくことで生まれる経年変化を味わうことができます。

自分はまだ使いだして間もないですが、ずっと使っていくうちに自分仕様の革に仕上がっていくのが革製品の面白いところですからね。

また、かなり柔らかい革を使っているのでくたっとした柔らかい表情を持っています。この部分がキャンバスなどの布で作られるエコバックと大きな差です。

布素材には布素材の良さがあるとは思いますが、本当に良い天然素材で作られたムラのある色味が一味違う存在感を醸し出してくれます。

マチがなくアウターの中にしまえる

また、このショルダーバッグはマチがほとんどないため、アウターの中にインして使う事ができます。最近のトレンドとしてこういったマチのないショルダーバッグをアウターの上から付けるのではなく、アウターの中に入れる着こなしが流行っています。まさにそういった着こなしにドンピシャなアイテムだと言えるでしょう。

もちろん、アウターの上から身につけても大丈夫すけどね。

終わりに

以上、普通に見えるけど実は作りこまれたショルダーバッグ「ピッグショルダーバッグ」でした。シンプルな分使い勝手が良く、どんな着こなしにも簡単に馴染んでくれます。特にこれからの季節にはちょうど良い色味と雰囲気なのではないかと。

価格はシンプルなバッグとしてはかなり高いと感じるかもしれませんが、他にないバッグであり、中古で売ってもリセールバリューがあるので高く売れると思います。

今回紹介したビックサイズとは別にスモールサイズがありますが、どちらもかなり人気のアイテムとなっています。実は坂口健太郎さんが着用していたことでかなり人気が出たらしいのですが、それを差し置いても使いやすくて面白いアイテムだと思います。

通販で購入するのは少し難しいですが、気になった方はぜひチェックしてみて下さい。

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2019.05.09