イデアリズムサウンドのシルバーリンクチェーンブレスレットは珠玉の一品

イデアリズムサウンドという日本のアクセサリーブランドをご存知でしょうか。原型師の山本 享さん、デザイナーの畠 智奈美さんが展開されているブランドで、公式ホームページによると、コンセプトは「機能性がないものの存在価値の追求」です。

「必要なものだけを残した無駄のない美しさを追求したプロダクト」を主軸として提案する、日本の手仕事でモノ作りを行う素敵なブランドです。

イデアリズムサウンド 公式ホームページ http://www.idealismsound.com/

シルバー(銀)を素材としたアクセサリーはお値段が少し高くなってしまいがちです。しかし筆者はシルバー製で大人が品よく身に着けることができ、なるべく価格が高すぎないブレスレットを探していました。そこでたどり着いたのがイデアリズムサウンドのリンクチェーンブレスレットです。ブランドコンセプトや思想が見事に反映されたこの素晴らしいアイテムをレビューします。

イデアリズムサウンド リンクチェーンブレスレット
シルバータイプ 
20cm仕様
価格 31320円(税込)

リンクチェーンという素晴らしいデザイン

このブレスレットの最大の魅力はその「リンクチェーン」というアイテム名で表現されています。

使用されているすべてのパーツが流れるようにデザインされており、それがこのアイテムにこの上ない上品さと統一感をもたらしています。この価格帯でのシルバーブレスレットの完成度としては素晴らしいものであり、ブランドコンセプトを忠実に表現した珠玉のアイテムと言ってよいでしょう。

ひとつひとつのパーツはとても綺麗で輝きがあり、抜群のサイズ・バランスでつながれています。丸型チェーンの1コマ1コマは適度なボリューム感ですので、ゴツゴツとした主張をしすぎることはありません。しかしシンプルでありながらも存在感がしっかりとあります。

シルバーアクセサリーにありがちなオラオラ感はなく、繊細さと美しさを感じます。眺めていても、身に着けていてもこのアイテムはとても所有する幸せを感じさせてくれます。

最大の魅力、留め具デザイン

このアイテムをレビューするにあたっては、この素晴らしい留め具のデザインに触れない訳にはいきません。一般的なブレスレットの留め具は、フックやボタン、T字型のバーをもう一方の丸型のパーツにくぐらせるものが多いです。

しかしこのリンクチェーンブレスレットの留め具は、写真をご覧になって分かるように、両端にある大きさを変えたコマのくぼみと切れ目をクロスさせてかみ合わせる仕様になっています。筆者がこの留め具を目にした時は本当に素晴らしいアイデアと、その造形に感動しました。


(ブレスレット本体の両端にある留め具パーツ)


(大きい方の留め具パーツ:接続用のくぼみが上下にあります。切れ目はなし。)


(小さい方の留め具パーツ
:接続用の切れ目があります。)


切れ目とくぼみを十字にクロスさせて両パーツをかみ合わせます。非常に美しいです。

大きい方の留め具には「IDEALISM SOUND」、小さいほうの留め具には「ILS」の文字が品よく刻印されています。

この留め具は簡単には外れない構造で、使用時に外れたことは一度もありません。デザインと安心感の両立も素晴らしいと感じます。

サイズ感と価格について

サイズ感は下記のようになっています。(価格は税抜き)

本体長さ13cm21cm1cmごとに制作が可能。

13cm/22000円・14cm/23000円・15cm/24000円・16cm/25000円・17cm/26000円・18cm/27000円・19cm/28000円・20cm/29000円・21cm/3万円

チェーンサイズはチェーン1コマ幅8.5mm/厚み4㎜最大幅12.5mm(留め具部分)。

ブレスレットを購入するにあたって一番心配なのが、手首とのサイズ感です。筆者はブレスレット本体のサイズは、長さ20cmを選択しました。

写真ではメジャーが手前にあるのでわずかに短く見えますが、実物はほぼ20cmジャストです。筆者の手首周りのサイズは実測で約16cmです。着脱の関係上、ブランドやショップの案内では、手首周り+2cmが推奨とされていますが、筆者は+4cmで余裕を持って着用しています。結果的にこれは正解で、このブレスレットは留め具をかみ合わせるのに少し慣れが必要で、長めの方が着脱がしやすいです。

長さが気になるようなら購入後の調節も可能です。購入時は、長すぎるかもしれないと心配していたのですが、ブレスレットは手首で適度に垂れるくらいがリラックス感をもたらしオシャレに見えます。特に違和感がないので現在もそのまま使用しています。


(手の甲を上にした場合)


(手首を下げるとこの写真よりも、もう少し垂れます。)


(手のひら側の留め具)


(留め具を手の甲側にした場合)

この留め具は、外側にむけて見えるように着用してもデザイン的なアクセントになります。非常に考えられて作られていますね。

上品な輝きのシルバータイプ

このブレスレットの素材はSILVER925と呼ばれるシルバーの種類が使用されています。銀の含有率(銀の純度)が92.5%の合金で、シルバーアクセサリーの素材として適切な硬度があり、加工がしやすいものです。

実はイデアリズムサウンドのリンクチェーンブレスレットには2種類のタイプがあります。ひとつは筆者が購入した輝きが美しいシルバータイプ。もうひとつはいぶし加工のタイプです。


https://goo.gl/Vbq5ik
(いぶし加工タイプのリンクチェーンブレスレット)

筆者は両タイプとも見たのですが、正直言ってどちらもオススメです。シルバータイプ、いぶし加工タイプ、両方とも購入したいぐらいですね。いぶしタイプはショップスタッフさんが着用していた私物でしたが、カットの入った喜平型チェーンで味わいがあってカッコよく身に着けられます。今回はシルバーの輝きと丸みのあるチェーンの品の良さに惹かれてシルバータイプを購入しました。

シルバーアクセサリーを上品に身に着けられる!

イデアリズムサウンドのリンクチェーンブレスレットは、アイテム名の通り、パーツのつながりが見事であり、デザインの連続性を保ちながら留め具のアクセントが素晴らしい、珠玉の一品であると断言できます。シルバー製の少しグレードの高いブレスレットを探している方には心からオススメです。

満足度が非常に高いアイテムですし、シルバーアクセサリーに抵抗のある方でも上品に身に着けることができます。これほどまでにデザインの完成度が高く、コストパフォーマンスも高いアイテムはなかなかないと思います。

ぜひ多くの人に知って頂きたいですし、アクセサリーというものの素晴らしさとその感動に触れて頂きたいです。その一部でもこのレビューで伝われば幸いです。

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