伊織のオシャレなハンカチを4年使用したのでレビューしてみる

ハンカチを持ち歩かれているでしょうか。今回は、伊織(いおり)というタオルブランドのハンカチをご紹介します。高品質で知られている今治タオルを取り扱うタオルブランドで、日本国内12都道府県に23店舗が営業しています。

ファッションに興味を持って一通りアウターやインナー、ボトムス、靴などが揃ってくると、小物が気になってくるタイミングがあります。その中でもハンカチはかなり後回しになりがちで、「ハンカチなんて使えればいいんじゃないの? 見られることもほぼないし」というのが大抵の感覚かと思います。

しかし、いったん気になりだすと、デザイン的にも機能的にも優れたハンカチが欲しくなるものです。伊織のハーフタオルハンカチはタオル素材でポケットに収納でき、オシャレ目線にも耐えられるアイテムです。筆者が4年近く使用しているこのアイテムをレビューします。

伝統工芸とコラボした縞縞デザイン

このハンカチでまず目につくのが柄のデザインです。横に見るとボーダー柄、縦に見るとストライプ柄ですが、このハンカチは日本の織物をコンセプトにしているのでアイテム名は「縞縞(しましま)」と表現されており、公式にはそのデザインは「たて縞」とされているようです。

(表面の縞縞・折りたたんだ状態)

このハンカチは表面と裏面でデザインの違う縞縞模様になっており、リバーシブルで使用できます。表面よりも裏面の方がベージュの面積が広くなっており、明るい色味の縞縞になっています。

(裏面の縞縞・折り畳んだ状態)

(表面・広げた状態)

(裏面・広げた状態)

この縞縞柄は、染織家・築城則子(ついきのりこ)さんという方のデザインです。築城則子さんは伝統工芸の小倉織(こくらおり)を復活させた優れた染織家で、その作品は東京国立近代美術館にも収蔵されています。

本当に美しい作品を創られていますのでお時間のある方は、ホームページをご覧になってください。小倉織や、そのデザインについても触れることができます。
※築城則子さん 公式ホームページ https://tsuikinoriko.com/

この伊織のタオルハンカチは築城則子さんのデザインラインの「縞縞」というデザインが採用されています。小倉織における「たて縞」の世界観をタオルで表現したこの縞縞が本当に秀逸なデザインなのです。

(表面・折り畳んでずらした状態)

(表面・折り畳んだ状態の黒色の面)

このアイテムのカラーは数種類あるのですが、筆者は無彩カラーを購入しました。無彩というのは黒の面のことだと思われます。縞縞デザインの面に使用されているカラーには、ブラックに加えてブラウン・ベージュのカラーが入っています。

それぞれのカラーが幅のピッチを変えた美しい縞模様でグラデーションになり、絶妙な濃淡が表現されています。

(表面の縞縞・色味が暗め)

(裏面の縞縞・色味が明るめ)

ハンカチの裏面にはタグが二つ付いています。赤字に白丸・青縞は、今治タオルのブランドマーク&ロゴのタグです。これは四国タオル工業組合が付与するもので、この商品が今治タオルに認定された最高品質であることを保証しています。

黒いタグには「縞縞」の文字が漢字で表記され、縞縞デザインのブランドであることを証明しています。

シルエット・サイズ感について 「ちょうどいいハーフサイズ」

筆者がこのアイテムを気に入った非常に大きな理由がそのサイズ感です。一般的なタオルハンカチは正方形のものが多いのですが、このタオルハンカチはハーフサイズになっていて、通常の半分の大きさです。

つまり二つ折りにするだけで、ポケットに入れることができるサイズになります。タオル素材のハンカチは吸水性に優れているのですが、どれも厚みがありすぎるアイテムばかりです。

女性はバッグの中にタオルハンカチを入れて持ち運ぶことが多いようですが、筆者はボトムスのポケットに入れたかったので、このサイズ感にはちょっと感動しました。

サイズ感は下記のようになっています。公式より約25cm×12.5cm(広げた状態)。4年ほど使用して洗濯し続けた実測は約23㎝×約11.5㎝~12㎝(広げた状態)です。ハンカチの端に縮みがでています。二つ折りにすると一般的なハンカチを折り畳んだ時と同じ大きさです。

(折り目の部分)

しっかり考えてあると思った点は、二つ折りにする部分の切り替えです。折り目部分が薄いタオル素材に切り替わっていて大変折り畳みやすくなっています。このおかげでポケットに入れた際のゴワつきが大きく軽減されるのです。地味なところですが、これがあるとないとでは大違いです。

非常に高品質な今治タオル素材

このハーフタオルハンカチの素材は綿100%です。適度に厚みがありながらも、分厚すぎない素材感です。製造しているのは、田中産業というタオル業界で有名な会社で、愛媛県今治市に本社・工場を持つタオルメーカーです。

今回紹介している伊織のハーフタオルハンカチは田中産業が自社で企画・開発・製造された国産の「ゴールドパール」というブランド名で展開する高級タオル素材を使用しています。筆者は4年ちかく使用しているのですが、洗濯してもヘタリが少なく、適度なハリと厚みを保っており、素材感には大変満足しています。

今治タオルブランドのタグ裏面には「imabari towel」「0075」と記載されています。「0075」というのはこのタオルを製造している田中産業の今治タオル認定企業番号とのことです。「縞縞」ブランドのタグ裏面には「100% cotton」「Made in japan」の文字があります。

洗濯の際には、筆者は特に気にせず他の洗濯物と一緒にガンガン洗っています。柔軟剤を入れると今でもふっくらした感触で驚きます。ハーフサイズなので干すときも簡単です。

普通サイズのハンカチは洗濯後にキレイに広げて干すのが少し面倒なのですが、このアイテムは何も考えずに二つ折りでハンガーにかけるだけで済みます。洗濯は干すのが面倒なので、これは意外と気分がラクで毎回うれしいです。

アイロンをかける必要がないことも、生活するうえで本当に助かっています。唯一のデメリットと言えそうなポイントは、サイズがコンパクトであるために、折り畳んでも4面しか使えないことかもしれません。

一般的なサイズのハンカチであれば折り畳む方向を変えて使用する面をたくさん作り出すことができ、使用状況に応じてたくさん面を使い分けられますが、このハーフタオルハンカチはそういう訳にはいきません。使用する際に新しい面をたくさん欲しい方には不向きかもしれないですね。

タオルハンカチをストレスなく持ち歩ける!

伊織の縞縞SHIMA-SHIMA(小倉織)ハーフタオルハンカチは、伝統芸能である小倉織の素晴らしい縞縞デザインと、高品質なタオル素材の機能性を持ち合わせた非常に完成度の高いアイテムです。

タオルハンカチという吸水性に優れたハンカチが、絶妙なサイズ感でストレスなくポケットに収納できることがなにより助かります。日本の様式とタオルという素材が融合した、思想的なコンセプトとしても素晴らしい感性が宿っています。

モノ作りって素晴らしいですね。お店の近くに行かれた際には、ぜひ手に取ってみてください。たかがハンカチと思うなかれ。オススメです。

FUJITA

この記事を書いた人

FUJITA

身長164cm 体重56kg 靴25.5cm

シルエットがキレイな服装が好み。シンプルな服装に変化のあるアイテムを合わせるのが楽しい。