チノパンというと野暮ったいイメージがあるのではないでしょうか。ジーンズ同様アメカジの代表的なアイテムですが、微妙なシルエットが多く、清潔感に欠けていそうなイメージがあります。
しかしis-nessのAHA EDITINAL WIDE CHINO PANTのネイビーはそんなイメージとは無縁です。他にカーキとベージュもありそれらももちろん良い色ですが、今回は筆者が購入したネイビーをご紹介します。
極太のシルエットと雰囲気ある色がウリ

まずシルエットから。このワイドパンツは市場にあるワイドパンツと比較してもかなり太いと思います。筆者の購入したMサイズに該当するサイズ38の場合、ウエスト86㎝、股上39㎝、股下78.5㎝、裾回り43㎝、もも周り72㎝、ヒップ122㎝でした。
股上が深いのでハイライズで履きベルトでぎゅっと締めたり、腰の位置で履くことも出来ます。ただし非常にウエストが広いで、ベルトを締めることはほぼ強制されますが、タックインして履きやすいというメリットもあります。
次に色ですが、ネイビーは発色の良いブルーでコーディネートの主役として活躍出来ます。ただそのインパクトの強さから他のアイテムをシンプルにする必要があり、何度もそのパンツを履いて人に会うと「青いパンツの男」というイメージを持たれかねない弱点があります。そのため汎用性はあまり高くなく、やや上級者向けのパンツだと言えるでしょう。
極太のシルエットに合った深いタック

このチノパンにはスラックスによく見られるタックがついています。タックがついていることでスーツの仕様を彷彿とさせ、大人っぽい印象に。普通のパンツよりも大分大きいですので、タックが小さかったりワンタックだと印象が弱く、大人っぽい要素を担保出来ません。
つまり、子どもっぽくなり、奇抜なパンツというイメージが生まれ全体的に安っぽい印象が付加されてしまいます。そのためタックは特徴的な色とシルエットに負けないよう大きめでツータックになっているんだと考えられます。
日常使いに嬉しい機能的なポケット


お尻の位置にあるポケットですが開閉式になっています。そのため物を落としたり、盗まれたりしにくくなっています。


また画像では分かりにくいですがポケットの容量も非常に広いです(右の画像ではタックの先端まで入ります)。スマホやハンカチとティッシュ、小さい財布、長財布は流石にポケットからはみ出るか、ポケットが膨らむと思いますが、バッグを持たずに出かけることが出来ます。
洗ってみた結果

生地が厚手のコットン素材でガッシリしている割に縫製はあまり強くなく、筆者はまだ4回程度しか履いていないにもかかわらず、ボタンとベルトループの部分がほつれています。また汚れが付着した場合目立ってしまうのも問題です。ツヤがあり、鮮やかなブルーの生地ですので、画像のように汚れが付着した場合は非常に目立ってしまいます。
上の画像は筆者が洗濯液の量を間違えたせいで洗剤が付着したものですので、ブラシでこすれば無くなりました。埃や塵などの細かい汚れが付着しやすいので、着用の際には市販されているコロコロやガムテープで取ることが出来るので持っておくことをおすすめします。ちなみにタックがついていますが、くたっとした生地ではなくガッシリしているので洗濯後にアイロンをかける必要はありません。
税抜きで2万3760円とかなり高額ですが、筆者はゾゾタウンのセールで1万6632円で購入しました。チノパンにしてはかなりの高額ですが、ワンツーコーデの格を上げる良いアイテムだと思います。Amazonや楽天では在庫は見られませんでしたが(2018年4月19日現在)、ブランド定番のアイテムですのでいずれ在庫は復活すると思います。店頭で目にした際はぜひ手に取ってご覧ください。
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