雨の日でも着られるセットアップ「ジャーナルスタンダード」ストレッチテクノシリーズ

雨に日に強いセットアップはこれだ!

梅雨や秋雨、台風に雪。日本は意外と降雨量が多い国です。そんな天気が悪い日に何を着て行こうか迷うことがありますよね。オシャレしていっても結局濡れるだけだし、かと言ってジャージでは出かけられないし……そんな時に役立つのが、このセットアップなんです。

ジャーナルスタンダード/ストレッチテクノジャケット/1万5120円(税込)
https://goo.gl/7pyH76

ジャーナルスタンダード/ストレッチテクノスラックス/1万800円(税込)
https://goo.gl/vXMr2H

上下合わせても2万5920円です。量販店で売られているスーツ同じか、それ以下の値段でこの使えるセットアップが手に入るのです。色はライトブラウン、カーキ(オリーブ)、ネイビーの3色展開です。

ネイビーが使いやすいと思いますが、すでにネイビーのスーツをお持ちの方は気分を変えてライトブラウンもおススメです。私の写真はブラックなのですが、今年は残念ながら取り扱いがないようです。

ジャケットやパンツはウール素材のものが多く、とくにスーツは細い糸で作られたものが高級品です。艶があってキレイですが、はっきりいって水には弱い。ちょっと強い雨が降れば、パンツの裾がびちゃびちゃになってしまいます。

ところがこの「ストレッチテクノジャケット」と「ストレッチテクノスラックス」は化学繊維なので撥水性能を備えていて、多少の雨であれば十分に耐えうる作りになっています。

この化学繊維を使ってジャケットやスラックスを作るという発想は近年、ユーティリティーが流行しているという背景もあります。ユーティリティーとは「機能的な」というような意味です。ただのセットアップではなく、機能的にも優れているものを作ろうという流れです。

昨年発売されたモデルは「ベンタイル」という名前がついていました。ベンタイルとは通常ブロードとして使われる糸を、その160%もの分量を使って織り上げられる超高密度な繊維です。

軍のパイロットの耐水服として使われる素材で綿でもあるにもかかわらず撥水性能をもっています。去年のモデルはポリエステルをこのベンタイルふうに織った繊維が使われていたのですが、今年発売されたものはベンタイルの名が冠せられていません。

恐らく、綿ではなくポリエステルの「ベンタイル風」であることから誤解を招いたのではないでしょうか。素材は同じポリエステル100%なので、撥水性は何ら変わりありません。ちょっとした雨の日でも安心して着用できます。そしてこのセットアップ、ただ水をはじくだけではありません。

ポケットはこのようにフラップポケットになっています。こういったジャケットの多くはアウトポケット(叩きつけのポケット)になっています。それでも良いのですが、こうしたフラップポケットの方が、ドレス感が強い印象があります。

そして、ラペルの幅もやや細めです。ラペルの幅が太いとクラシカルな印象が強く、普段着としては使いにくいのです。しかし、このジャケットはTシャツと合わせても違和感がありません。もし中にシャツを着る場合でも、襟が細いものを選んであげれば問題なく着ることができます。

更に、袖の部分も飾りボタンではなく、ちゃんとはずれます。ちょっと蒸し暑いなと感じたら、袖をまくることが可能です。このあたりの機能性はまさにユーティリティーといっていいでしょう。手首を出すことで少し色気も出て、一石二鳥。

スラックスはこのように紐で縛ることもできるし、ベルトループもあるのでベルトを使うこともできます。雨の日に仕事で外回り…なんていうときはベルトをしてカッチリ見せられますし、オフに履くときは紐できゅっと結んでシャツで隠してしまうこともできちゃいます。

ウール素材のスーツだと、毎日着ると段々とお尻の部分がテカテカに光ってきてしまいます。学生服みたいにどうしても毎日着なければならないものは、ウール素材だとどんなにケアしていてもテカリが出てきてしまいます。

これは繊維が強く抑えられたり擦れたりして、寝たり擦り切れたりしているからです。しかし、人工素材のものならばその心配もありません。毎日ガンガン履いても大丈夫です。しわにもなりにくく、お手入れも簡単。艶はウールには勝てないものの、そんなに安っぽくも見えません。

中に着るもので印象も変えられる!

セットアップは簡単にオシャレができる優れものです。例えば中に白やグレーのTシャツを着るとシックな大人の雰囲気を出すことができます。

こんな感じですね。Tシャツでなくてシャツを入れてもOKですが、ドレス感が強くなるのでキャプやスニーカーなど、小物でカジュアルさを出して、バランスをとってあげましょう。

※ドレスとカジュアルのバランスについてはこちらをお読みください。http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

更に、トレンドを簡単にプラスすることもできます。最近はノームコアのトレンドから装飾性を出す方へと移行してきています。そんな中で「脱地味」ができるのが色を取り入れることです。

こんな感じにネオンカラーを入れてあげると、地味な印象が払しょくできます。ネオンカラーはかなり発色が強いので、見せる面積を少なくしてあげるくらいで丁度良いと思います。

サイズ選びには気を付けて

お店で買うときに何となく試着して、何となく買ってしまうことありますよね? お店の人に「あ、サイズピッタリですね!」なんて言われるから、それで良いのかなと思ってしまいがちです。

しかし、こういうセットアップでIラインを作ろうと思ったとき、できるだけ細身に見せる必要があります。私は170cmで70kgですが、ジャケットはSサイズを買いました。肩幅39.5㎝、身幅48㎝、着丈65.5、袖丈59㎝。

丈の長さと袖の長さを考えて、自分が着られる一番小さいサイズを選びました。仕事用のスーツだとお尻がスッポリ隠れるくらいの丈できますよね? 普段使いをするジャケットは着丈を短めにした方がIラインを作りやすいです。

お尻まで隠れる丈にしてしまうと、ジャケットのボリュームが出過ぎてしまい、シルエットがキレイに見えづらいです。その一方でスラックスはMサイズを買いました。ウエスト78㎝、ヒップ102㎝、裾幅17㎝。

このスラックス、わりと細身に作られています。私は太ももが筋肉質で太いため、Sサイズではパツパツになってしまいます。加えてお腹周りも多少あるので、そちらも苦しい状況でした。人工の繊維なので、履いているうちに馴染んでくるということはありません。

そのため、こちらはワンサイズアップして買いました。セットアップは上下違うサイズでの購入もできるので、その辺も便利なところです。

これで雨の日でも楽しくなる

撥水性能があれば、濡れたってパパっと払うだけで充分。気軽に使うことができますよね。雨の日の話ばかりしてしまいましたが、もちろん晴れの日に着たって良いんです!

毎日着る服をそんなに悩まなくて済むようになりますよ。シャツにネクタイをすれば仕事でも使えそうな気がします。ただ、スラックスはセンタープレスが入っていないので、気になる方はオフのみで使ってみてください。