ユーモアたっぷりなケインズのピザキャップをレビュー

今回紹介するのは「ケインズ」のローキャップ。「ケインズ」は2014年に発足した比較的新しいストリートを提案するキャップブランドです。

ストリートブランドならではの少しお茶目な面白いアイテムが多いので、ちょっと変わったキャップや、ニューエラなどのメジャーどころではないブランドをお探しの方にオススメです。では詳細を見ていきましょう。

ピザのロゴが面白いトレンドのローキャップ

ネイビー/ブラック 各4,860円(税込)

このキャップはローキャップと言われるクラウン(山の高さ)が低めのキャップとなっています。クラウンが高いベースボールキャップなどとは違い、ストリート色よりもどこか古着ライクな着こなしになるのが特徴ですね。

かぶり方としては少し後ろめに被るのが今っぽいですが、逆向きに被ってもストリート感のある着こなしになるので使い勝手がかなりいい物になっているかと思います。

素材は綿100%を使用した柔らかめの物を使用。頭の形に沿いやすく、ジャストにフィットしてくれます。綿100%なので自宅で洗えるかと思っていましたがドライクリーニング推奨の記載がありました。個人的な意見を言うと素材的には水洗いしても大丈夫だと思いますが、心配な方はクリーニングに持っていくのが良いでしょう。

前から見るとこのようにつばが丸まっていて顔なじみのいい物に。あまりに真っすぐなつばだとこれまたストリート感と共に新品感も強くなってしまうのでこのくらいまるまっていると使いやすいですね。

中央には1ピースのピザがあしらわれたロゴがあり、ユーモアあふれるたたずまいとなっています。しかしながらロゴ自体のサイズは小さくそこまで目立たないので程よい主張といった感じですね。細かく作りこまれたサラミとピーマンが作りこみを感じさせてくれます。

手の込んだアジャスター部分

このキャップの後ろにはサイズを調節できるアジャスターが付いています。ですので、1ワイズ展開しかありませんがどなたでもちょうどよいサイズ感で着用することが可能ですね。

そしてこのアジャスター部分がほんとに作りこまれているんです。バックル部分は少しくすんだ金属が使われているのでヴィンテージの風合いが強く表現されています。

そして「KenZ Tokyo」といった英語の刺繍がほどこしてあり、後ろから見た時にも存在感のあるものとなっているんですね。

見えないところ貼ってあるロゴシール

また、ストリートブランドの帽子を被るうえで悩ましいポイントとなってくるのはロゴシールを剥がすか剥がさないかという問題。本来ただのサイズ表記であるシールですが、現在のファッションシーンでは大切な付属品といった考えが大きくあり付けたままにしておく方も多くいるんですね。

特にB系ファッションの方は付けてあることにこそ価値があると言います。ですので、シールを剥がしてしまうと人によっては価値が下がってしまうと認識されてしまうんですね。

しかしながら、完成形である帽子にこのシールを付けたままにしておくのは意味のあることだとは思えない方もいます。僕もその中の一人なんですが、シールを付けっぱなしにしてしまうと後々日焼け跡が残ってしまったり、粘着部分が汚れてきたりと悪い面の方に目がいってしまいます。それに何と言ってもせっかくの帽子に余計な柄が増えてしまった気にもなるんですよね。

考え方次第ではあるのですが、自分は見栄えを優先したい派ということです。そんなワケでこういったストリート系の帽子のシールは剥がしてしまうのですが、このキャップに限っては剥がしていません。それは上の画像を見れば分かる通り、つばの裏側に貼られているからなですね。

そうすることで見栄えはほとんど変わらずシールもつけっぱなしにできて価値が下がらないというワケです。ちょっとした事のようで実は考えられているんじゃないかと思わずにいられません。

終わりに

以上「ケインズ」のピザキャップについてでした。現在のキャップはローキャップがトレンドな事もありついつい買ってしまった帽子ですがかなり気に入っています。ストリートな着こなしにも古着のような着こなしにもぴったりとはまるので、ぜひ試してみていただきたいと思います。

それではキャップ選びの参考になれば幸です。