夏のアクティビティ用のバッグはケルティのミニバッグがオススメ!

手ぶらで夏のイベントを楽しみたいならミニバッグがマスト

夏から秋にかけて、フェスや花火大会などの屋外のイベントや旅行のモチベーションが上がってきます。そういった屋外イベントでは両手に荷物は持ちたくないでしょう。そんな方にこそ今年流行のミニバッグがオススメ。

アウトドアブランドKELTY(ケルティ)からデザインも面白い定番のミニバッグMINIFANNYを紹介します。筆者の経験上、夏場はどうしてもリュックを敬遠してしまいます。汗かきのため背中に張り付いてしまい、どうしても不快感が生じてしまうからです。

かといって、トートバックを持つほどの荷物もない、流行りのサコッシュでは収容量が足りない。そんなときに非常に便利なのがショルダーバッグやボディバッグ等のミニバッグと呼ばれるアイテムです。今回レビューするケルティのMINIFANNY。ケルティ自体が比較的定番のアウトドアブランドのためご存知の方も多いと思います。

特徴的なその形状に注意点アリ!

さて、ここからアイテムを見ていきましょう。まず形状ですが、かなり特徴のある形状をしています。通常ボディバッグであれば縦に長い形状に、ショルダーバッグであれば比較的横に長い形状で、かつストラップがバッグの上部についているアイテムが中心になるかと思います。

ところがこのアイテムは、どちらとも取れない半円状になっています。比較的高い年代の方がこの形状から想起するのはウエストバッグでしょう。確かにアウトドアブランドに出自を持つケルティのアイテムですから、そういったファッション性とは別に機能面や着用シーンに着目するのも当然ですね。

実際、ベルト部を調節してあげればウエストバッグやヒップバッグのように使うことも可能ではあります。トレッキングや山登りに使われるイメージですね。こちらの方が年代の高い方や若年層の方には好まれる用途となります。

とはいっても、イメージでファッションやオシャレの評価が決まる以上、タウンユースという視点ではウエストバッグやヒップバッグのように使うのはあまりオススメはしません。

これらのアイテムは非常に利便性の高いアイテムではありますが、街着ではどうしてもおじさん的な野暮ったさであったり、遠足に出かけるような子供っぽさを感じさせてしまいます。

カジュアル要素がもともと強いミニバッグと、街着では比較的年齢の高い層や子供が使うことが多い印象のウエストバッグやヒップバッグという要素が重なってしまい、コーデが今一つパッとしない、サマになりにくいコーデになってしまう可能性が高いという難点が浮き彫りになるでしょう。

そのため街着としてこのアイテムを取り入れる際はショルダーバッグ、ボディバッグ然とした使い方の方が圧倒的にサマに見えやすくなります。その点をクリアすれば、ミニバッグはコーデに投入すれば差し色にもなりますし、小物を増やして地味感を薄める効果もあるため、1点でも持っておくと便利なアイテム。

特にこのMINIFUNNYでは2way、3wayの多用途バッグにありがちなどっちつかずな半端な印象は薄く、サコッシュのようにコーデに馴染ませるのも比較的簡単なため使い勝手は良いです。

機能は比較的シンプルでも、コスパは指折り

本体表面はコーデュラナイロンを使用しており、撥水性能を有しています。小雨ぐらいなら内部への染み込みもありません。アウトドアアクティビティに使われる本来の用途から考えれば必須ラインと思われる点をちゃんとクリアしているのは、さすがアウトドアブランドのプロダクトといったところでしょうか。

メインファスナーは大きな一口のポケット、ですが背面にメッシュポケットと間仕切りのポケットが3口、その奥にさらに大口の間仕切りが1口。見かけ以上に小分け収納に優れています。

背面の間仕切りは新書サイズの書籍がジャストサイズで入るほどの大口のものになっています。3口の間仕切りポケットとメッシュポケットはそれぞれカードサイズになっているのでポケットに突っ込んでしまいがちな小物を分けて収納できます。

また、プラ製のキーホルダーもセットされているので、車や家の鍵をここに取り付けるのも良いかもしれません。

本体内部は500mペットボトルがらくらく入る収納力。カタログスペックでは5Lの表記になっています。カタログの数字を見ると「案外小さい?」とも思われるかもしれませんが、写真のような収納力がありますので、普段使いにはほぼほぼ問題ないレベルになっています。

また、メインポケット両端にこのような小さなファスナーポケットが2口ついています。

小さなポケットなので入れられるものは限られますが、ミントタブレットやライターくらいなら入りますね。例えば、小銭を少し入れておくとお祭りで財布を出さずにスッと支払いできるのでちょっぴりスマートな印象を相手に与えてくれそうです。

サイドのストラップはナイロン製。片側で調節するのではなく、それぞれが調節できるストラップとなっています。また、ベルトは大きめのクリップで留められているため通常のボディバッグやショルダーバッグのように体を通すことなくワンタッチで取り外せる簡便さも持ち合わせています。

手軽に使えて収納力もある、強い味方

現在はZOZOTOWNを始め各オンラインストアや取扱店での色欠けも珍しくなく、特に今年はミニバッグ需要の高まりもあって例年以上に欠品が目立ちますが、毎シーズン展開されるブランド定番のアイテムのため、シーズン立ち上がりに在庫復活や色品番の入れ替えが頻繁に行われています。

そのためシーズン毎のカラー展開に差はありますが、基本的には同じ造り、同じデザインのアイテムです。カラー展開も豊富なのでお好みの色のものがあればフェスファッションやワンマイルコーデはもちろん、コーデの差し色として、小物を増やしてシンプルコーデからの脱地味アイテムにもおススメのアイテムです。5500円(+税)と手ごろな価格設定になっているので、是非チャレンジしてみて下さい。

イッショー

この記事を書いた人

イッショー

身長:161cm 体重:67kg 靴のサイズ:26cm前後

アラフォーが近いアラサー雑貨店員。 低身長·短足という体型難が悩み。 日々勉強しながら、身の丈にあったオシャレをモットーにファッションを楽しんでます。