腕時計「ノット」は時計界のユニクロ!万人ウケする名作を紹介!

「腕時計界のユニクロ」の実力はいかに

「腕時計界のユニクロ」そう呼ばれるノットは、日本製にこだわり質の高い製品をリーズナブルな価格で提供してくれています。筆者が購入したのはCC-39クロノグラフ。ノットのラインナップの中では最もシンプルなスモールセコンドよりも一回り大きなモデルです。

誰からも受け入れられやすいクラシカルなデザイン、扱いやすいサイズ、お求めやすい値段。スペックにとらわれない、実際に買って使ってみた魅力をご紹介します。

デザイン

デザインは懐中時計を連想させるクラシカルなものです。非常にシンプルで、誰からも受け入れられやすいデザインでしょう。写真のカラー、CC-39RGIVで見ていきましょう。時針分針ともにゴールド、文字盤はベージュゴールドで色の差異が少なく上品です。

カレンダーの数字はブラックで引き締め、アクセントとなるのはクロノグラフ秒針。デザインの効いたオレンジの長針が鎮座します。インダイアルと呼ばれる小さな文字盤は、秒針とストップウォッチ機構用の分針のふたつがあります。文字盤にはサンレイ仕上げ、つまり陽光のような放射線状に広がる細かなデザインが施されています。

クロノグラフの名のとおり、ストップウォッチ機構を備え、オレンジの長針はチッチッチッチッと上品に動きます。ストップウォッチを起動するプッシュボタンは画びょう型で、ヴィンテージ感あふれる意匠が施されています。スッと戻ってくれるリセットボタンは、意味もなく時計を触ってしまい愛着がわきます。

真ん中にある調整用のリュウズにはノットのブランドマークが鎮座。いずれのディテールも扱いやすい大きさです。操作に苦労したことはありません。

裏面も見ていきましょう。シルバーの裏蓋にはノットのブランドマークが。端は丸みを帯びており、柔らかい雰囲気です。角が当たって手首が痛いといったことは感じません。

組み合わせたバンドは、同じくノットで販売されている栃木レザー。ステッチもハンドメイドで丁寧な作り。購入時からツヤがあり高級感があります。使ううちに徐々に柔らかく深みを増していきます。

バンドはイージーレバーによりワンタッチで付け替えることが可能です。季節やTPOに合わせて選ぶ楽しみもあります。

サイズ・素材

その名のとおりケースの直径は39mm。厚さは9mmと非常に薄くコンパクトです。筆者のような華奢な手首に巻いても違和感がありません。

腕時計に慣れていない方でもあちこちにぶつけることはないでしょう。そして、ケースの素材はサージカルスチール316L。これはメスのような手術用の道具にも用いられる素材です。金属アレルギーの方も心配ありません。

風防は多くの高級時計にも用いられる、サファイアクリスタルを使用しています。これは加工が難しく高価なガラスですが、他の素材に比べキズがつきにくいことで知られています。

ムーブメントは日本製のクォーツを使用しています。これらの高級とされる素材を低価格で提供できるのは、デザインから設計、組み立てから販売まで中間業者を挟まないノットの企業努力でしょう。

まとめ

重量は33gと、腕時計が苦手な方でも違和感なく使用できます。実は購入時、少し小ぶりでシンプルなスモールセコンドとも迷いました。販売店の方が背中を押してくれたのは、ひと回り大きい存在感です。確かに、インダイアルの秒針やストップウォッチ機構のクロノグラフ秒針はずっと見ていられる魅力があります。

ノットの腕時計には日常生活防水も備わっています。本体価格は2万円(+税)で、カラーによっては1万9000円(+税)です。バンドの金額は5000円(+税)前後が主流です。ノットのよさは数多くあるバンドと組み合わせて、自分好みの一本を見つける楽しみにあるでしょう。

ノットCC-39クロノグラフは高級な腕時計にはかなわないかもしれないけれど、品がよく誰からも受け入れられやすい佳作です。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

Twitter