Knot(ノット)はカスタマイズ出来る腕時計として2014年に誕生した日本のブランド。本体とベルトの組合せで自分好みの一本を作ることが出来るのにオシャレでリーズナブルという腕時計初心者にもオススメです。本体は機械式とクォーツ共にあり、ベルトは400種類以上が用意されているという驚きのラインナップ。その中で筆者が購入したのはクラシックシリーズのデイトCD-40というクオーツモデルです。
デザインについて
デザインは3針(時針、分針、秒針)とカレンダー表示のみという時計してはクラシックでスタンダードなモデルです。サイズは40mmで今まで36mmの腕時計をしてきた筆者からすると大きめなのですが、すぐに馴染むサイズ感でした。厚みが7mmほどしかない為大きいのにかさばらない感覚です。何よりも文字盤が大きい事で時計本来の目的である時間を確認するという行為が容易であると言えます。こちらのモデルの本体(文字盤+ベゼル)のカラーバリエーションは9色ありますが、筆者は今までが黒文字盤を使っていたこともあり気分を変えて白文字盤+ローズゴールドベゼルを選択しました。ベゼルと針、インデックスは同じローズゴールドで統一され上品でクラシカルな印象です。
時間を調整するリュウズはシンプルな本体のデザインに溶け込むように小さめになっていてノットのブランドマークがさりげなく刻印されています。
本体裏蓋には時計の型番、防水性能などが刻印されています。防水性能は3気圧防水(日常生活防水)なので水の中に入れてしまうような環境では使用できません。風防(文字盤を覆うガラス)には高級時計にも使用される傷が付きにくいサファイアガラスが採用されています。比較的リーズナブルな時計にはコスト面でミネラルガラスが使われるのが一般的なのでこれには驚きました。
気軽に替えられるベルト
組み合わせることが出来るベルトもレザー製やステンレス製などかなりの数がラインナップされてますが、筆者が選んだのは栃木レザーのレザー製ベルト。カラーリングもこの栃木レザーだけでも9種類もあり選ぶのに悩みましたが、時計本体のカラーに合わせてダークブラウンを選択しました。使い始めは硬いですが使い込んでいくと柔らかくなって腕に馴染んでいきます。取付けも専用工具は必要なく、イージーレバーが内蔵されているので簡単に脱着が可能です。ベルトを変えると時計の雰囲気も変わるので気分によって付け替えが気軽に出来るのもノットの魅力でしょう。
価格について
今回筆者の組合せの価格ですが、本体1万8700円+ベルト4400円+バックル330円=2万3430円(税込)です。ホームページ上では本体やベルトなど自分の好きな組み合わせを試せ、見積もりを作ることも出来るのでカタログ感覚で眺めているのも楽しいです。また裏蓋への刻印サービス(有料)も行っているのでプレゼントにもオススメです。