秋と冬の境目は微妙な季節で、朝はコートを着るくらい寒かったけど日中や夕方は少し暑いなんてことを頻繁に経験します。そういう時には、着脱がラクなストールが便利でしょう。
こちらのストールは高級素材のカシミヤ100%で200㎝×60㎝という大判サイズに仕立てながらも、1万1900円(税込)という手の届きやすい価格が魅力的です。洋服の3要素に分けてこちらのアイテムを見ていきます。
デザイン
デザインで特徴的なのは、なんといってもトレンドフルなチェック柄。昨今はノームコアからの脱却がトレンドなので、柄物が多くリリースされています。チェック柄といっても色々な種類があり、それぞれが持っているイメージがあります。
ギンガムチェックはちょっと子供っぽく、黄色などの明るい色の入ったチェックは女性らしいイメージがあります。こうした柄が使えないということはもちろんありませんが、着まわしやすさを考えると、筆者は、CH92 Checked Black×Whiteをおすすめします。
他のチェックに比べて柄の面積が小さいことで、少し控えめな、落ち着いたイメージがあります。黒地に白の線でチェック模様が構成されているので、大人が着用しても目立ち過ぎることのないアイテムです。
大判ストールというアイテムの特性上どうしてもコーディネートに与える影響が大きくなるので、派手なカラフルなストールだと、どこか恣意的な印象になってしまいます。こうしたダークトーンのウィンドペン柄はハイブリッドアイテムといえるかと思います。
ただし、こちらの商品は、13種類のチェック柄のバリエーションがあり、手持ちの服や好みで選ぶのも、もちろん良い選択かと思います。無地も20色とビビットカラーまで用意されておりますので、トレンドや季節と鑑みて、選ぶといいでしょう。あまりデザインと関係ありませんが、タグも可愛らしいです。
サイズ感
200㎝×60㎝と、一般的に販売されている180㎝のものより20㎝ほど大判であることを売りにしていますが、この差が、二重巻する際に絶妙な余裕をもたらしてくれます。
180㎝だと、ちょっとした風や歩行動作などで上の方にずれて外れそうになってしまいますが、20㎝長いことで、両方に10㎝ずつの重みとスパンが確保されます。これのおかげで外れかけて巻きなおしたり、自転車走行中にふわっと後ろに流れることも少なくなるかと思います。
長いといっても、不自然になるほどの長さではなく、一般的なストールと見た目はほとんど変わらないくらいと考えて頂いて結構です。高級素材カシミヤを、20㎝長く使っているという、満足感を得られる点もメリットの一つでしょう。
カラー(素材)
カシミヤ100%ということで、一般的には、暖かさと軽さを備えている素材という認識しています。筆者は、カシミヤ製品は初めて使うので他とくらべてどうかは言及できませんが、率直な感想でいうと軽くて肌触りが気持ちいいです。本格的な冬に使ってその防寒性を確かめるのが楽しみです。
写真では伝わりにくいと思いますが、こちらがカシミヤの生地で、少しヌメッとしたような質感。
対してこちらはウール100%ですが、少しざらっとしているような質感。実際に着用すると、カシミヤはウールのようなチクチクした感触が少なく、しっとりとした感触があります。個人的にですが、気持ち良いと感じるのはカシミヤです。
まとめ
初めてのカシミヤ100%を1万1900円で手に入れることが出来て届くまでは不安がありましたが、個人的には大満足。
寒くなってきた最近ですが、こういうアイテムがあると冬がますます待ち遠しくなります。冬はウールアイテムなどを重ね着して着込むので、どうしても肩が凝りやすくなります。こういった軽量のアイテムは重宝するでしょう。