昨今バッグの小型化が進む中、それに合わせて財布の小型化も進んでいます。キャッシュレス決済の普及もあり、もはや長財布ほどの大容量は必要なくなる時代も来るのではないでしょうか。
そこで今回は以前購入したメゾンマルジェラのカーフスキンレザーウォレットの小型版であるミニウォレットを紹介します。

見た目はカーフスキンレザーウォレットをそのまま小さくしたような二つ折りデザイン。サイズは10cm×8cm(折りたたんだ状態)で非常にコンパクトです。裏側にはマルジェラらしい白ステッチも施されています。
ミニウォレットの魅力

まずサイズがクレジットカード大なので持ち運びが便利というのが1番のメリットです。サコッシュやクラッチバッグのような小さなバッグに入れても邪魔になりません。そして見た目の可愛さもメリットではないでしょうか。コンパクトなサイズ感が女性に人気なのも頷けます。
コンパクトゆえのデメリット

(折りたたまないと収納できない札入れ)

サイズが小さくなっている分、もちろんですが収納力は落ちます。カーフスキンレザーウォレットのカード収納が16枚なのに対してミニウォレットは4枚のみ。あとはポケットが2つだけです。ポイントカードなどをたくさん持っている人には物足りない収納力でしょう。
札入れも1つのみで千円札はギリギリ入りますが、一万円札と五千円札は折りたたまないと入らないというデメリットがあります。小銭入れもコンパクトな分20枚も入れるとパンパンになってしまいスマートな見た目ではなくなってしまいます。
支払いはほぼキャッシュレスという人向けの財布ですね。素材は同じカーフスキンを使用しています。カーフスキンは生後6ヶ月以内の子牛の革で、牛革の中でももっとも上質な素材とされています。
内側にはGENUINE LEATHERの刻印も入っていて柔らかくサラサラとした手触り。レザーはシボ感が少なめでマットな質感です。
先に購入したカーフスキンレザーウォレットも同じ質感でしたが、1年ほどの使用でいい感じにツヤが出てきました。使い続けていくうち経年変化が楽しめる財布と言えるでしょう。
細部にもマルジェラらしさが

小銭入れのジッパーにはマルジェラらしい数字の刻印の入ったレザーの引き手が使われています。このパーツは使用して間も無く1度取れてしまい修理しています。糸で一箇所縫い付けてあるだけなので、耐久性は高くありません。
今現在発売されているモデルにはこのパーツは使われておらず、金属パーツのみとなっています。キャッシュレス時代にはこのくらいの財布がちょうどいいのかもしれません。女性へのプレゼントにも最適なマルジェラのミニウォレットいかかでしょうか? 価格は5万2920円(税込)