デザイン・サイズ
メゾンスペシャルのシルケットラインソックスは、ボディのサイドにラインの入ったシンプルなデザインです。しかしながら、三首、つまり首、手首、足首にあたるため、比較的目立つポイントとなり小さい面積ながらアクセントになります。ユニクロやGUでは無地ソックスの他に柄ソックスは展開されているものの、アーガイル柄やボーダーが大半で気に入ったものが見つかりません。その点、メゾンスペシャルはD2Cと呼ばれる販売形態で、流通業者を通さないことでコスパに優れています。小物から取り入れてみてはいかがでしょうか。
遠目からでは分かりにくいですが、リブ形状のソックスです。サイズはフリーサイズで表記上は26cmとなっています。伸縮性があるので、足のサイズが表記より前後する方であっても履くことができます。高さは24cmです。カラー展開は6種類で、写真のブラックボディ×ホワイトライン、ブラックボディ×チャコールグレーライン、ブラックボディ×ベージュライン、ブラックボディ×パープルライン、ホワイトボディ×ブラックライン、オフホワイトボディ×ブラックラインです。
素材について
素材はコットン70%、ポリエステル24%、ナイロン5%、ポリウレタン1%です。厚みはあるものの、細い糸を用いているため比較的軽い印象です。また、このソックスにはシルケット加工が施されています。シルケット加工とは、糸の毛羽立ちをなくす加工方法です。これにより、まるでシルクかのような光沢が得られます。
また、毛羽立ちがないことから肌触りも滑らかです。縫製も丁寧です。リブとラインの入ったスポーティな要素が多いソックスながら大人っぽくドレスライクに感じるのは、シルケット加工によるツヤのおかげかもしれません。ビジネス用途としても使うことができるでしょう。
シックストックスとの比較
セレクトショップで見かけることの多い、靴下専業ブランド「シックストックス」と比較をしてみました。同じブラックボディにホワイトラインですが、デザインが少ない分大人っぽく見えるのはメゾンスペシャルかもしれません。
ただし、リブを採用していることから、近くで見ると厚みがありカジュアルにも見えます。ドレスライクな要素となるツヤについては、シルケット加工のメゾンスペシャルとより細い糸を用いたシックストックスどちらもツヤがあります。総じて厚みの好みで選ぶのがよいでしょう。厚みがあるのがメゾンスペシャル、薄手のタイプがシックストックスです。
(シックストックスの記事はこちらです)
履いてみた感想
靴下は一日中履くことが多いですが、長時間履いても締めつけは適度できつすぎることはありません。リブによる凹凸のおかげなのか、革靴と合わせても蒸れにくいのが嬉しいですね。上の写真は裏側から見たもの。縫い目に引っかかりがあることもなくストレスなく着用することができます。
カカトのズレも感じることはありませんでした。指先から裾口までピッタリフィットしてくれるので、ズレることによるストレスはありません。
お手入れについても洗濯機でそのまま洗うことができます。耐久性は強いように感じます。ホコリが気になる場合は、ネットに入れて洗うとよいでしょう。厚みがあるので耐久性が高くしかしツヤがあるという、相反した課題を高い次元で両立したメゾンスペシャルのシルケットラインソックス。価格は1500円(+税)です。