デニムシャツといえばカジュアルファッションの定番アイテムで、一度は手に取られた方も多いと思います。デニム素材は丈夫なだけでなく、色落ち等の経年変化や、ヴィンテージ加工といったデザインも楽しめます。
その一方、ボタン・ステッチ・色落ち加工といった装飾は時に子供っぽい印象を与えたり、作業服的に見えたりすることもあります。近年のノームコア・キレイ目ファッションの流行により、中々出番のなかった人も多いのではないでしょうか。
そんな中、今回はデニム素材を楽しみながらも大人のキレイ目ファッションにもマッチする、メーカーズシャツ鎌倉の「カイハラデニムシャツ」をご紹介します。素材は綿100%、メイドインジャパンの一枚です。
上品さを感じさせる特徴とは
本商品では通常ドレスシャツに用いられる作りが採用されており、デニムシャツ特有のカジュアル感や野暮ったさを軽減してくれています。具体的には「襟」「仕立て」「生地」です。
特徴①「襟=ホリゾンタルカラー」。ノータイでも襟が綺麗に開くため、首元が窮屈にならずスマートな印象です。デニムシャツに良くある作業着感が緩和されています。
(首周り同サイズのボタンダウンカラーシャツ)
特徴②「仕立て=裏前立て(フレンチフロント)」。裏前立ては、イタリアやフランスのドレスシャツに採用されることが多く、生地の重なりや縫い目が目立つ表前立てよりもシンプルでドレスライクな印象です。また、本商品は胸ポケットもないため、よりスッキリした印象が伺えます。ボタンには白の天然貝が使用されており、高級感が感じられるものとなっております。
(表前立て・胸ポケット付デニムシャツ)http://urx2.nu/JqAh
特徴③「生地=薄手で柔らかな素材」。ハンガーに掛けた状態の写真では、縦に入ったシワが見られると思います。これは生地の柔らかさによるものです。また、細手の糸で編まれていることから、肌触りが良いだけでなく、発色もよく光の当たり具合によって様々な色の光沢が感じられます。
サイズ・シルエット
私はMサイズを選択。身長175cm、体重59kgの痩せ型です。着丈はMサイズで74cm(ユニクロの同サイズのデニムシャツと同じ)と無理なくタックインも可能。着用写真をご確認いただくと、ハンガーにかけた状態の写真と比べシワはほとんど気にならないことが分かると思います。背中にダーツが入っており、体にフィットするようなシルエットとなっております。
経年変化・ケアについて
デニム生地のため選択とともに色落ちが発生します。数回着用・洗濯したところ、裾や襟といった端の部分に色落ちが見られました。できるだけ色を保ちたい場合には、裏返しにし、ネットに入れて洗濯すると良いでしょう。
また、綿素材のため洗濯後にはシワが寄ります。ただし生地が薄手ですのでハンドスチーマーでもシワとりが可能です。
最後に
生地が薄手で柔らかいため、アウターとして前ボタンを開いて羽織ると捲れやすく不向きかと思います。一枚で着る、もしくはジャケットやコートのインナーとして着るのが最適です。上記の通りドレスシャツと同様の使い方ができる一方、デニム生地の特有の色合いや経年変化を楽しむことができ、シンプルコーデにも差別化を図ることができるのではないでしょうか。
カイハラデニム・貝ボタンといった素材へのこだわりが感じられる本商品ですが、お値段も5900円(+税)と手に取りやすい価格帯です。汎用性も高いため、日頃のコーディネートに是非取り入れてみてください。
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