マーガレットハウエルのシーアイランドコットンカーディガンはセールが狙い目!

室内外の気温差が激しく体温調整が難しい夏にニットカーディガンを一枚持っておくと重宝します。レディースではその機能性が広く認知されているため、クーラーの効いたオフィスから日差しの強い公園まで、多くの女性が利用しています。翻ってメンズは、夏に利用されることはほぼなく、街着においてもパーカーには遠く及びません。つまり、ニットカーディガンを上手に活用できれば、お手軽に差別化が図れる有能なアイテムとなります。

今回レビューするのは、マーガレットハウエルとジョンスメドレーというイギリスの2大ブランドがコラボレーションした一枚。定番のシーアイランドコットンを用いた春夏用ニットでデザインは今季ユニクロUでも展開されているシャツ型です。

非常に薄手のコットンニットなので、真冬の使用は厳しいものの、夏の暑い時期は肩掛けや冷房の効いた部屋での温度調節に、春秋の暖かい日はアウターとして、寒い日はコートのインナーとして3シーズン活躍できるコスパよしのアイテムです。

カラーはベージュ、グレー、グリーンの3色展開、筆者はネイビーっぽいグレーと優しい発色のベージュの2色をLサイズで購入。M、Lの2サイズ展開ですが、細身シルエットのため175㎝75kgの筆者がYシャツの上に着るとLサイズでジャストとなります。

素材は両カラーともシーアイランドコットン100%でシルクのような艶感をまとっていますが、上の写真から分かる通りかなりの薄手なので、色の異なるインナーを着ると透けるため、インナーに文字や絵柄の入ったTシャツ類は着ないのが無難です。

カーディガンに襟がつくことでドレス感アップ

このアイテムを特徴づけるのはシャツのような襟です。襟部分のニット生地は適度に張りあるので皴になったり捲れたすることはありません。

またよく見ると部分的にステッチが入っています。強度が高まるのみならず、わずかな装飾が加わることで襟に立体感がでます。一見シャツのような独特のデザインですが首元にアクセントが加わるため定番デザインのカーディガンよりドレス感が強くなり、カジュアル感強めになる夏コーデで差別化を図れる便利なアイテムとなっております。
※ドレスとカジュアルについてはこちらから : http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

マーガレットハウエルとジョンスメドレー両ブランドコラボの証であるタグです。シルバーベース白抜き文字のマーガレット特有のタグにジョンスメドレーのブランド名が刻まれています。

腰にはカーディガン定番のポケットが付けられています。これによりカジュアル感が加えられ、ドレスに行き過ぎない綺麗すぎないデザインに仕上がっています。

ボタンは綺麗な発色の水牛ボタンです。ボタンは服の中でも目立つ部位であり細かいデティールながら服の完成度に直結します。ボタン一つも手を抜かない両ブランドの意気込みを感じます。

(フロント セットインスリーブ)

(バック ラグランスリーブ)

袖付の仕様に目を向けると、フロントはセットインスリーブでバックはラグランスリーブの「セットインラグランスリーブ」仕様で見た目と着心地、両方を追求しています。筆者はYシャツの上から着用しておりますが肩回りが窮屈になることはありません。

コットンながら薄手ニットなので洗濯は要注意!

洗濯表示では「40℃限度手洗い、漂白NG、タンブル乾燥NG、日陰平干し、アイロン低温110℃まで、石油系溶剤ドライクリーニング弱い処理、ウェットクリーニング非常に弱い処理」となっております。このアイテムの生地は他のジョンスメドレーアイテムの生地と比較してもかなり薄手なので細心の注意を払って洗濯されることをお勧めします。ご家庭で洗濯するのではなく、クリーニング店に出すのが無難でしょう。

値段は3万7800円(税込)とほぼ同じデザインのユニクロUコットンカシミヤカーディガンと比較すれば一桁変わります。縫製からパーツ選定まで細部に拘ったアイテムながら、値段に見合った価値があるのか考えるととても万人にはお勧めできません。現在のようにセールであれば半額の1万8900円(税込)なので、この機会にいかがでしょうか。なかなか値引きされないマーガレットハウエルとジョンスメドレーをお得に購入されたい方、定番カーディガンに満足できない方にはお勧めです。

モリー

この記事を書いた人

モリー

身長176cm 体重72kg 靴27.5cm(USサイズで8.5~9)

週1日の休日おしゃれの為だけに、ほぼ毎日仕事帰りにユニクロから伊勢丹までウォッチメンする3児の父。中年太りを誤魔化すコーデを日々研究中。