マーカのテーパードスラックスは細身の人に特にオススメの逸品!

筆者は痩せ体型なので既製品のパンツではウェストが余りすぎてしまい、シルエットが野暮ったくなります。それは特にスラックスを履いたときに感じていて、オシャレ着としてのスラックスには抵抗がありました。

大人っぽく落ち着いた雰囲気を出したくてスラックスを履いているのに、サイズの合わない制服を着た中学生みたいな印象になってしまうからです。ところが、試しにmarkaのテーパードスラックスを履いてみると、腰回りと太腿回りはゆったりしているのに、シルエットがとても綺麗に決まりました。

筆者はこのシルエットに感動して、パンツとしては価格が高めなのですが(価格は税込2万8080円)、迷わずに購入したほどでした。markaのテーパードスラックスはシルエットがとても綺麗とは聞いていましたが、まさか、ここまでとは……。それでは、デザイン、シルエット、素材・カラーの観点からレビューしていきます。

オシャレ着として使えるスラックスデザイン

商品名DOUBLE PLEATED TROUSERS TAPERED WOOL TOROPICALは春夏で着られるように薄目の柔らかい生地を使っていて、落ち感があります。起毛感があってカジュアルダウンされており、スラックスなのに仕事着っぽさはありません。

脚長に見せてくれるセンタープレスと2タックのおかげで、シンプルな中にもデザイン性があります。腰回りと太腿回りはゆったりしていて、そこから裾にかけて細くなるメリハリのあるテーパードスラックスです。

ゆったりなのにすっきりとしたシルエット

筆者は170㎝、体重52㎏の痩せ体型で、サイズ1を購入しました。ウェスト76cm、股上27㎝、股下65cm、ワタリ29cm、裾幅17.5cmです。

全体的なシルエットは腰回りと太腿回りはゆったりしていて、体のラインの細い太いなどの体型を隠してくれますが、裾幅は細くなっています。先端に向かってテーパードが強くかかっているので、体型難を隠しつつもすっきりと見えます。

筆者のウェストは70㎝そこそこなので、ウェストにはかなり余裕があり、ベルトで締めることによってウェストにシワが寄りますが、2タックのおかげで不自然なシワはあまり目立ちません。これによって、タックインする着こなしも楽しめて、コーデの幅も広がるでしょう。

このテーパードスラックスは股上27㎝、股下65cmで裾丈を詰めなくてもそのままジャストで履ける裾丈。筆者は脚が短いのですが、クッションなくすっきりと履ける丈になっています。ワタリは29㎝とゆったりしていて、太腿の細い太いなどの体型が出ないようになっています。

筆者は腰回りと太腿の細いラインを出したくないので、とても嬉しい作りになっています。裾幅は17.5㎝で、筆者は足首まわりをすっきりと見せたいので、もう少し詰めたいところなのですが、生地にストレッチ性がないので、この裾幅が細く出来るギリギリのところだと思います。この生地では、これ以上やると足が入らない恐れがあります。

夏でも履けるウール素材

素材はウール 85%、モヘア 15%で、ハリとツヤがありパッと見て、高級感のある生地です。起毛感でカジュアルダウンしているので、フォーマル過ぎることはありません。

春は良いですが、夏にウールと疑問に思われるかもしれませんが、薄めの生地で汗をかいてもベタつかず、サラサラとした着心地なので、夏でもオシャレ着として履けます。ウールなのでシワになりやすく、特に膝裏は要注意です。気が付いたら、アイロンをかけると良いです。

その際はテカり防止のため、必ず当て布をしてください。ついでにタックとセンタープレスにも軽くアイロンをかけるとパリッと綺麗な印象を保てます。カラーはブラックとベージュの2色展開です。筆者はブラックを購入しました。

黒は無難で地味とも受け取られますが、夏は半袖シャツとのワンツーコーデになりがちです。カジュアルに寄るので、パンツを黒にしておくと落ち着いた大人の雰囲気が出せます。パンツとしては価格が高めですが(税込2万8080円)、デザイン、シルエット、素材ともに最高で春から初秋まで使えます。

3シーズン使えると考えればコスパは高いと言えます。筆者が購入したお店では既に売り切れていますが、「marka M18A-18PT01C」で検索すると、まだオンラインではセール品として置いているところもありますので、是非チェックしてみてください。

161

この記事を書いた人

161

身長170㎝、体重52㎏、靴25.5~26.5cm

機能性と装飾性を合わせ持つ自然なオシャレを好む。 ファストファッションで十分と思っていたが、最近はハイブランドにも興味が出てきた。