バッグチャームにも使えるマルニポーターのキーケース

特徴の幾何学模様

マルニポーターといえばなんといってもこの幾何学模様です。この柄のおかげで地味感がなくなっています。この柄ですが4色も使用されているのですがとても落ち着いて見えます。

4色も使えば普通はとてもゴチャゴチャして過剰に主張してしまいますがマルニポーターのものは落ち着いた色を使用しているため程よく主張してくれます。このシリーズでは大きな布からパターンをとるのでひとつひとつ柄が違います。

そのため同じ柄でも他人とカブることがなく自分だけのものという愛着がわいてきます。この柄ですが店舗に在庫が複数ある場合は在庫の中から自分の気にいった柄を選ぶことができます。これも自分だけのものという感覚を増してくれる良いサービスです。

ポーター製で作りもしっかり!しかし一つ弱点が……

素材はナイロン製ですがテカテカとしたものではなく適度なツヤがあり、シックな色味と相まって上品な印象です。ジップは金色の真鍮製で程よいアクセントになっています。ジップの終端に黒のDカンが付いていて付属のストラップをつけることができます。

引き手は黒のレザーが付いていて、レザーの裏は革本来の色になっています。付属のストラップも同じですが厚みはストラップの革の方が厚くなっています。ストラップには黒のフックが2個付いていてキーケース以外も取り付けが可能です。

内側はダークグリーンのナイロンになっています。キーフックが4つと反対側にポケットが1つついています。ケースの端は黒のテープを縫いつけてあり、ほつれ止めとジップからの保護の2つの役割をしています。

縫い目もしっかりとしていてポーターらしい丁寧な作りになっています。ポケットにはカードが2枚程度はいるようになっています。最近の住宅ではカードキーのところもあるようなのでいいポイントです。

大きさは縦80mm 横120mm 厚み25mm となっています。家の鍵の他に車のインテリジェンスキーを入れても問題のない大きさです。キーフックもバネがよく効いていて簡単に外れることのないようになっています。ただ気になるのがフックの硬さと大きさ。

フックが硬いので外れにくいのですが、外したい時に外しにくいのです。またフックのサイズが小さいので普通の鍵ならそのままつけられるのですが、樹脂の付いているタイプの鍵や車のインテリジェンスキーなどは厚みがあるためそのままつけることができません。

対策として鍵にダブルリングをつけることをオススメします。リングをつけることで取り付けと取り外しの問題が一気に解決します。

(ダブルリング取り付け例)

脇役をアイキャッチにしよう!その方法は……?

このキーケースですが本来ならバッグの中にしまっておくかポケットの中に入れておくでしょう。でもそれではもったいない!キレイな柄があるのだから脱地味アイテムとして使わない手はありません。

ではどうやって使うか、それはバッグにつけることです。付属のストラップを利用してバッグチャームのような使い方をオススメします。普通の黒のレザートートがあります。このままだと地味な印象だと思います。

このハンドルにストラップを取り付け、フックにキーケースをつけてみてください。黒の中に柄が入ることで柄が目立ちます。たったこれだけでバッグの印象を大きく変えられます。

モノトーンのコーディネートが多い方にはいいアクセントになるのでオススメです。ストラップが長い場合は結び目をほどき長さを調節して自分の好みの位置にしてください。バッグの面の中に納まるくらいがいいと思います。

まとめ

このキーケース、税込で1万8360円とキーケースとしては高いものだと思いますがマルニの独創的な柄とポーター製の堅牢な作りのおかげで満足度は非常に高い商品です。

ポーター製のキーケースを使用している人は多いですがマルニポーターのキーケースを使用している人はあまり見たことがなく、またそれぞれ柄が微妙に違うため所有欲を満たしてくれます。このキーケースは、筆者が購入した中で一番高額なものでした。

なんとか自然に目立たせることはできないかと考え、今回のバッグチャームとしての使い方を紹介しました。男性でバッグチャームを付けている人はほとんど見かけないのでいいアイキャッチになり、周りとのちょっとした差別化もできます。

普段シンプルな服装をしている方にこそこのキーケースをオススメします。執筆している現在オンラインでは取り扱いが見当たらないのでもし購入したい方は中古を探すか店舗に直接伺ってみてください。店舗ならばまだ在庫があるようです。

永田朋之

この記事を書いた人

永田朋之

身長169cm 体重70kg 靴27.0cm

シンプルでクリーンなファッションが好み。自分の体型をごまかす着こなしを日々考えている36歳。趣味は洋服のリメイク。