ビジネス使用の2wayバックパックなら持ち手を気にしよう/マスターピース

仕事をするならブリーフケースだ!なんて時代は終わりを迎えました。電車の中を見渡しても、スーツ姿でトートバッグ、ショルダーバッグ、リュックなど様々な形の鞄を持っている人を見かけます。

僕もトートバッグを使用していたのですが、毎日水筒やパソコンを持ち歩いていたら片方に重さが集中してしまい、パーソナルトレーナーから「身体が歪んでいるよ!」と指摘を受けてしまいました。それをきっかけにリュックで通勤しようと探し始めたのですが、お客様の所に訪問するのにリュックはちょっと……と思ったので、リュックにもブリーフケースにもなる2wayバックパックを探しました。

そこで見つけたのがこちら。

(リュック型)

(ブリーフケース型)

https://goo.gl/hNyqvd

ブランド:MASTER-PIECE
名称:Density 2wayバックパック
色:ネイビー
価格:3万240円(税込)
重量:約1kg

見つけた瞬間にこれだ!と思って購入しました。それには2つ理由がありました。

ブリーフケース型にした時に持ち手がフラットになる

巷に溢れているビジネス用の2wayバックパックは持ち手が普通のビジネスバックと同じように半円の形で、材質がしっかりしているため収納することができません。

https://goo.gl/Y8ttyf

そのため後ろから見ると持ち手の部分が目立つリュックとなり、スマートではありません。しかしDensity 2wayバックパックは持ち手がフラットになっているため、後ろから見ても横に出っ張ることがありません。

https://goo.gl/hNyqvd

後ろからの見た目は一目瞭然で、一見リュック専用なのかと思ってしまうでしょう。

「それだと持ちにくいのでは?」なんて言われそうですが、持ち手の部分はスエード(革)を使用していて、しっかりしているので持ちやすいし、毎日5kgぐらい荷物を入れていますがビクともしないぐらい丈夫です。

背中部分に貴重品収容ポケットがある

普通のリュックだとお財布や携帯は表側の収納スペースに入れると思いますが、取り出すのに毎回リュックを肩から外さなくてはなりません。

しかし、この商品は肩から外す必要がありません。なんと背中部分にある貴重品収容ポケットがあるのです。

結構スペースがあるので、携帯と財布であれば一緒に入れておくことができます。写真では一番右側にある小さなジップの部分です。

https://goo.gl/hNyqvd

僕は携帯(Suica機能付き)を入れていますが、背中に当たっているため、バイブで通知があったことがわかり、駅で取り出す際には、2秒で取り出せるので、改札前でもたつくこともありません。それぐらい取り出しやすく、便利なポケットです。

ただし、出っ張っているものを入れておくと腰を押されているような違和感があります。僕はスマホケースの凹凸が原因で腰の部分が押されて、最初の2週間ぐらいは腰痛になってしまいました。慣れれば問題ないのですが、なるべくフラットなものを入れるのをオススメします。

見た目と計算された収納

 見た目は光沢のある素材の中に二ヶ所のフェルト生地のようなラインが入っていてロゴマークの所は革(カウレザー)を使用しています。表面はツルツルした手触りで、シンプル過ぎず派手すぎないので、僕はビジネスでもプライベートでも使用しています。

リュックの大きさは、公式ホームページhttps://goo.gl/hNyqvdによると横幅285mm 高さ420mm 奥行き135mmで約16L入ります。収納に関しては、大きい収納ポケットが4個、小さい収納ポケットが3個、ペン入れが3箇所、パソコン収容部分(クッション入り)がありまして、僕は毎日下記のものを入れています。

・水筒(1リットルのスクイズボトルを2本)
・プロテイン用のシェイカー
・A4ファイル
・ノートパソコン(15インチ 横370mm×縦26mm×厚26mm)
・ペン 2本
・名刺入れ
・財布(長財布と小銭入れ)
・携帯
・iPad
・ティッシュ

これだけ入れていてもまだ余裕があり、折りたたみ傘や本を入れても問題ありません。一泊二日の旅行でしたら十分なサイズです。

さらに、リュック型でもブリーフケース型でも収納しやすいように計算されていて、どちらの形にしても収納のしやすさは変わりません。例えば、貴重品収容ポケットは、リュック型の時は背中、ブリーフケース型の時は内側にくるようになっています。

開けやすく、外側で無防備にならないところが考え抜かれていると感動しました。

数ヶ月使用してわかったこと

 購入してから3ヶ月以上経ちましたが、その中で気づいたことを箇条書きします。

・リュック型からブリーフケース型にする時間は約20秒

・表面は爪を立てて触っても傷がつかない

・何度も地面(電車の床や、石床など)に置いていますが、全然汚れがつかない(もちろん、濡れているところや砂がついている所に置かないようにしているのもありますが)

・ジップは約5センチのタグがついていて、途中で回転するので、どの体勢でも開け閉めしがしやすい

・雨を弾くことはありませんが、中に浸透してくるのに時間がかかるので、濡れてしまっても中の物が濡れる前に対処できる

・ショルダーベルトは内側がメッシュになっているため、蒸れを防止することができ、クッション素材が入っているため、重いものを入れても肩への負担が少ない

・背中の部分は特別な加工がないので、真夏日に使用すると肩は快適なのに背中はすごい汗をかいてしまう

https://goo.gl/hNyqvd

汚れや傷に対しては丈夫ですが、真夏日はブリーフケース型で使用するのがオススメです。

チャックに関して難点が2つ

良いことづくしのバックパックですが、ジップに関して残念な部分が2つあります。まず、ブリーフケース型にしていると、持ちながらジップを閉めることができません(沢山収納ができる二箇所のみで小さい収納は問題ありません)。

材質が柔らかいため、四角い形を保つことができず、途中で引っかかってしまいます。ですので、ジップを閉める時はどこかに置く必要があります。

お財布なら小さい収納場所に入れれば問題ないのですが、以前お客様と立って商談した際に、サッと書類を出したのに、ジップを閉める時にモタモタしてしまうというかっこ悪い状況がありました。持ったままでもスムーズに閉めることができたら最高なのですが。

そして、もう1つがジップの位置です。僕はジップを端まで閉めたいタイプなのですが、リュック型の時に横までジップを閉めた後にブリーフケース型にすると、ジップが真下にきてしまい、タグがぶらぶらしてしまうのです。

ブリーフケース型の時は反対側に端があるので、ジップを閉め直さないといけません。この形が逆だったら、スムーズにリュック型とブリーフケース型の変更ができるのですが。

ただしジップが端になくてもいい方は、途中で止めておくと何の問題もありません。

総評

MASTER-PIECEの商品は、購入店舗に相談すれば修理が可能ですので、大事にすれば5年以上は使用できます。ジップに関しては残念ですが、僕は4万円だったとしても購入していました。そのぐらい満足のいく商品です。ジップの部分が解決すれば5万円でも購入します。

色はブラック・ネイビーの2色があり、どちらも素敵な色でした。ブラックはジップのタグからレザーの部分まですべて黒なのでシンプルで大人っぽい印象があり、ネイビーは、ブラウン・ブラック・ネイビーの3色を使用しているので、少しカジュアルなバックパックとなっていて、女性にもオススメです。

写真では伝わらない部分も沢山あるので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

(取扱店舗一覧 https://s.fashion-press.net/brands/shop/1426