こんな大人っぽい柄を待っていた
今回ご紹介するのは旅行の際に便利なアイテムを多く生産するミレストのポケッタブルバックパックです。購入する一番のきっかけとなったのがセンスのあるジオメトリック柄です。これまで柄のバッグを探していたのですが、しっくりくるものがありませんでした。
ミレストのジオメトリック柄はグレー、ライトグレー、ネイビー、イエローを散り散りに配置していますが、決して安っぽくない。その理由は色のトーンを抑えたスモーキーカラーを用いているから。
これなら大人が持っていても子どもっぽくはなりません。特にイエローの面積がバツグンによく、これを持つだけで適度に地味さを解消してくれます。まるで海外ブランドのような絶妙な色使いです。
「でも、柄はよくてもポケッタブルってペラペラなんじゃないの？」その疑問を解消すべく、隅々まで解説します。
素材やサイズについて
表地の素材はポリエステル100%です。ポケッタブルやパッカブルというと、どうしても気になるのが生地のペラペラ感。折りたたむためには、どうしても薄くする必要がありますからね。
ミレストのバックパックは生地にハリがあり、「あ、これはしっかりしているな」というのが触ってすぐに分かります。
それもそのはず、公式HPの説明文によると重さ60kgにも耐えられるそうです。生地の丈夫さが伺えますね。生地のハリは他にも役立っていて、たたんだ状態から広げた際、クシャクシャなバッグも多いものです。
しかしミレストはスーッと生地が伸びシワが目立たなくなります。中に少し荷物を入れると完全に伸びます。クタクタになりにくいので、長持ちもするでしょう。
続いてサイズについて。サイズは高さ44cm、幅33cm、奥行き12cmで、容量は16リットル。これは無印良品のバックパックと同程度の大きさです。日常生活においても、旅行や出張帰りの際でもちょうどいい大きさではないでしょうか。
無印良品のサイドファスナーポケット付リュックを大解剖↓
細かいパーツもご覧頂きます。ジップの持ち手は比較的大きめ。ビンテージっぽい風合いで凝っています。ジップの開閉で詰まったことはこれまでありません。
ポケットは背面の１ヶ所のみで、小物を複数収納できる余裕があります。
内側にポケットはなく、細かい分別には向いていません。ポケッタブルとして不必要な点数を減らし、必要最低限にとどめています。
唯一残念なのが、ショルダーの安っぽさです。表地はハリがあり、ジップはビンテージ調だと申しましたが、ここだけはなぜか安っぽい。正直「これで60kg耐えられるの？」と疑ってしまいそうです。
細めでクッションもないので、重い荷物を入れて長時間背負うと肩に食い込みそうですね。折りたたむためには致し方ないかもしれませんが、もう少し高級感があれば言うことなしです。
慣れれば30秒でできる折りたたみ方
ここでは折りたたみ方についてご覧頂きます。畳んだ状態ではタテ14cm、ヨコ20cm、奥行き5cm程度と、非常にコンパクトになります。メインのバッグへポンと入れておくことができます。
柄があるのでバッグの中でも探しやすいでしょう。裏には引っ掛けておくことができる取っ手もあります。上記写真で大きさを比較しているのはiPhone8です。
さて、実際に折りたたんでいきます。
まずはショルダーをまっすぐに整え、左右を折りたたみます。この際基準となるのはポケットの幅です。
次にポケットを中心に上部を2回折り……
下部を折り返します。
ポケットになっていた部分をひっくり返せばすっぽりと収めることができます。折りたたむのがすごくカンタンで、慣れれば30秒ほどで収納できます。
ひとつ持っておけばヘビーユース間違いなし
同シリーズには、今回ご紹介したジオメトリック柄に加え、無地、ストライプ柄、迷彩柄があります。ストライプもペールトーンの優しい色合いで、購入を迷いました。
迷彩柄はブラウンをベースとしていて、ダークトーンで無骨な印象を与えてくれます。
旅行に出張にとヘビーユース間違いなしのミレストポケッタブルバックパック。価格は4644円（税込）です。上品な柄を探していた方にオススメです。
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