MILKBOY(ミルクボーイ)をご存じでしょうか? 原宿の老舗ファッションブランドで、若者向けのデザインのため、アラサー世代には少し縁遠いブランドです。
しかし、先日ふらりと寄った本屋で思わず購入してしまったMILKBOY(ミルクボーイ)のムック本。ブランドを紹介した小冊子と付録のトートバッグがセットになった商品です。このトートバッグのデザインに一目ぼれだったのですが、これが思いの出来だったのでご紹介します。
目次
気分に合わせて使い分けできる両面仕様!真冬以外は使い勝手に問題なし!

両面仕様で、表面はピンクのポップコーンを頬張る青いクマがインパクト大なデザイン。裏面は「NEVER FEED THE BEARS (クマに餌を絶対に与えるな)」というメッセージと、下に小さくブランド名「MILKBOY」と入っています。
サイズは縦51×幅43㎝で、ビッグサイズと謳っているとおり、一般的な縦型トートバッグより大きめの作りです。底部が丸みを帯びたカタチになっているのが特徴的です。身長168cmの私が肩掛けすると、バッグの底が膝上10㎝くらいのところにきます。
持ち手の大きさは、横15×縦17㎝ほど。手提げとして使おうとすると地面についてしまいます。薄手のカットソーや軽めのアウター着用時なら、持ち手を肩に掛けたままでも物の出し入れを難なく行えます。しかし、ダウンなどの厚手のアウターを着ている時は必然的に肩回りにボリュームがでるので、この動作は出来ません。
雑誌のおまけとは思えない素材使いと、こだわりが感じられる作り。

プリントは生地に印刷されているので、劣化してポロポロとひび割れる心配はないです。生地はポリエステル製で少しガサっとした質感。硬めでがっしりした生地感なので、耐久性も期待できそうです。

生地の表面は撥水性が無いので水を弾きません。(写真上半分) 後述しますが、生地の内面は加工がされているので、ちょっと雨に打たれた位で中に染み込むことはないと思います。私は念のため防水スプレーをしました。(写真下半分)

内面です。ツルっとした質感で、ご覧の通り水を弾きます。本には「PCV貼り」とありますが、調べてみたところビニールを貼り付ける加工とのこと。防水性に優れ、汚れも拭き取りやすいことから、スポーツバッグなどによく用いられるようです。※参考サイト:http://u0u1.net/J1Al

持ち手は合皮仕様。幅は約3.5㎝あるので、ある程度荷物を入れて重量が増したとしても、肩掛けした際、持ち手が肩に食い込むことはないです。肩掛けしても、持ち手をしっかりと持てるので、移動時にも安定感があります。

側面ををぐるッと縁取るパイピングも合皮です。見える面積は僅かですが、持ち手の合皮と相まって程よい艶感がアクセントとなり、全体の雰囲気に高級感をプラスしています。知らない人にはまず、2000円以下には見えないでしょう。

内面の縫製箇所には、不織布があてがられており、綺麗に仕上げられています。
子供とのお出掛けにちょうどいい収納力!小物を入れるときはバッグインバッグ推奨。

開口部にボタンや留め具はありませんが、横幅は37.5㎝と広く、A3サイズの物もすっぽり入ります。薄手の羽織等をカバッと仕舞えて便利な反面、内部にはポケットが無いので、小物を入れる際には別途、バッグインバッグなどを併用したほうが良いです。

前述のとおり、デザインに一目惚れして購入したので、主だった用途を考えていませんでした。私の場合、子供と公園などに行く際に利用することを想定して必要な物を用意してみました。入れたものは、薄手の羽織物2枚、フェイスタオル2枚、約600mlの水筒2本です。

水筒がそこそこ重量があるので、重さは約2kgとなりましたが、持ち手が取れそうになったり、底が抜けたりする心配はありませんでした。マチは無いですが、大きめサイズで作られているので、あまり厚みは出ません。
男女問わず使えるデザイン+価格不相応のクオリティ+実用性=コスパに優れた優秀トートバッグ!


デザインそのものはキャッチーですが、メインカラーはブラックとブルーなので、男性が持っていても、違和感はありません。コーディネートのハズしで、ちょと可愛さをプラスしたいときにおすすめです。さらに、彼女や奥さん、子供ともシェア可能。
これで2000円でお釣りがくるのだから、驚異的なコスパです。デザイン性の高いトートバッグを求めて高価なブランド物を買うのはなかなか勇気が入りますが、これなら気軽にチャレンジできます。幅広い用途に使えるので持っていて損はないでしょう。
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