ブランドムック「チェキ×NEWERA」コラボのショルダーは買いか?

今回レビューするアイテムは付録が主体のムック本、『mini特別編集 チェキ×New Era® SPECIAL CAMERA BAG BOOK』です。ストリートの定番NEWERAとinstaxとして若い世代の人気を再び取り戻したチェキという異色のコラボ。あくまでチェキがメインなので、チェキを収納する機能に依った造りになっていますが、普段使いにも十分使えるのではないかと考え、購入にいたりました。

巷ではショルダーバッグをはじめとしたミニバッグがトレンドアイテムとなっています。しかしサコッシュからはじまるミニバッグのトレンドは、だんだんとカジュアルな要素からドレスな要素へとその性質を変えています。

今回レビューするショルダーバッグはこういったトレンドの潮流とはやや異なります。ポリエステル素材で厚みのあるボディ、そして大きなロゴがプリントされたカジュアル要素がかなり強いアイテムです。ストリートを代表するNEWERAとのコラボという点、おそらくメインのターゲット層がチェキユーザーのティーンズであろうという点から考察するとこのぐらいのラフさがあっても違和感は薄いかと思います。

サイズは縦14.5×横14.5×奥行10.5。縦横の割には奥に幅がある立方体に近い形をした珍しいバッグです。

ボディの前面はPVCのクリアポケットになっています。2018年夏から続くトレンドの1要素ですがギミックとしてはアクセントをつける脱地味化の他、撮った写真を収納して見せるための機能でもあります。スナップボタンで留められるので不可抗力で飛び出すことなどはなさそうです。また、このスナップのテープ部分だけ本体とは違う光沢感のある生地感になっています。

本体の左側面にはチェキのロゴがワッペンで刺繍されています。さりげない主張ですが、筆者にはどこかこのアイテムでは少し浮いてしまっているような印象にも受け取れました。

メインポケットは2ポケット仕様。内部は中綿クッション付きのポケットとなっています。こういった雑誌やムック付録のアイテムはどうしてもコストの関係か、内装や縫い付けを省略しがちです。しかしこのアイテムに限っていえばチェキを収納するという本来の用途として考えれば、クッションのないバッグにカメラを収納するのはかなりのストレスを伴いますのでこの仕様は好感がもてました。

試しに筆者所持のトイカメラと文庫を入れてみました。このくらいは余裕があります。収納力はありますが、可もなく不可もなく。というのも正方形をしているため、長さのある等入れるものの形態によって使い勝手がまるで変わってくるのです。財布では長財布やラウンドは出っ張ってしまいアウトですし、本も文庫サイズくらいしか入りません。逆にミニウォレットを使っている場合や携帯品の少ない方には十分すぎる収納条件になると思います。

ベルトはもちろんアジャスターで調節可能。最長で122.5cmまで引き出せるのですが、本体に厚みがあるためかサコッシュや一般的なミニショルダーのようにサラッと着用するのが難しく、着用時のポジション取りにやや苦労するかもしれません。ファスナータグではなくニューエラのバッグによくあるストラップになっています。

背面は特にデザインされていません。本体生地は一般的なポリエステル素材。撥水加工は施されておらず、また撥水性の高いコーデュラを使用したアイテムでもないため内部に水が染み込みやすく、厚手の内生地の影響もあって水分が滞留しやすい可能性が高いです。もとより面積の小さいバッグなのでそこまでひどく濡れなければ問題ないかと思いますが、ここでクッションがあることがややデメリットになってしまいます。

価格は1580 円(+税)という安価で手に入るという点ではストリートテイストを取り入れられ、またチェキやトイカメラを使用するユーザーには優しい仕様が施されていたりと見どころはあります。しかし、総評としては「付録は付録なりの出来」という印象でした。

万人向けのアイテムでは無いため、手放しでオススメすることが出来ません。前述のようなチェキやトイカメラのユーザーであれば用途を見いだせるかな?という印象です。あくまでチェキがメインですのでこの辺りは仕方無いのかとも思いますが、収納力はあるだけにやや惜しい印象でした。

イッショー

この記事を書いた人

イッショー

身長:161cm 体重:67kg 靴のサイズ:26cm前後

アラフォーが近いアラサー雑貨店員。 低身長·短足という体型難が悩み。 日々勉強しながら、身の丈にあったオシャレをモットーにファッションを楽しんでます。