【現役美容師が指南】髪がペタンコになる人は「モイミスト エラスティックモード」でボリュームアップせよ!

髪の毛のハリコシが少なく、ボリュームがでにくく、ヘアスタイルをふわっと仕上げられないという方は数多くいらっしゃいます。ドライヤーによるスタイリングで解決できるのですが、これがなかなかに難しい。美容師としてお客様をみていても、苦戦される方が大半です。そこで、今回はスタイリングの手助けなるミスとを紹介します。根元の立ち上がりをサポートし、ボリューム感やハリコシを自然な形でだしやすくする「モイミスト エラスティックモード」です。

根元の立ち上がりについて

ヘアスタイルをカッコよく仕上げるには、「髪の根元をふわっと立ち上げて立体的に見せる」ことが必要になります。髪が完全に濡れている状態を想像してください。「根元が完全に潰れている状態」で、少し貧相な印象があります。このままスタイリング剤をつけてセットをしてもうまくできないのは想像にかたくありません。そこでドライヤーで髪の毛をおこして空気をいれる必要があります。その際に大事なのは、頭頂部分です。1番ボリュームが欲しい箇所なので、ここを失敗してしまうとシルエットを損ね、かっこがつかなくなってしまいます。

とくに高齢の方は生えぐせ、つむじ、量の問題でこの頭頂のスタイリングが難しい場合が多いのですが、「モイミスト エラスティックモード」を使うと、簡単にボリュームアップができるようになります。

使用感は?

この商品は霧吹きのようにミスト状になっています。使用方法は、気になる部分の根元につけ、そのままドライヤーを使って乾かす。そうすると剤の力で根元が立ち上がり、補正がされ、ボリュームが出るというわけです。ボリュームアップして助ける商品はいくつかありますが、この商品はテクスチャーが水、ミストであることが大きなメリットになっています。

サッとふきつけるだけなので塗布するのが非常に簡単。ワックスやスプレーなどと違いベタつきがなく、不快感がありません。

つけた部分はさわるとガサっとした質感があるものの、仕上がりも自然。化粧水をつけるような感覚で使うことができます。また、「固まらない」のも良いところ。つけて乾かしたあともブラシや手ぐしを普通に通すことができます。

使用例と仕上がり

実際に使用した写真をみていきましょう。このウィッグ(マネキン)はかなり使いこんでいるので、髪が薄くなっています。こちらが使用せずに乾かした写真です。

こちらが使用して乾かした写真。つけた場所は頭の頂点部分、ドライ方法は同じにしていますが、使用したほうがトップに高さがあるのがわかります。つけた部分はホールドされた感触がありますが、固まらずに手ぐしを通すことができます。

ワックスなどでスタイリングする際には、このドライヤーの段階で「シルエット」を決めておくことが非常に大事になります。スタイリング剤の力だけでセットしようとすると、根元が潰れている、土台ができてないので崩れの原因となることも。また、軽くふんわりとした感じをだすことも難しくなります。

こちらは筆者が使用した写真です。前髪が落ちてこないようにホールドしています。自分で使ってみても、ほぼつけている感じがありませんでした。前髪が落ちてくる、ツムジが割れる、前髪のクセなどの問題は髪の生え方、生えグセが原因です。毛根が倒れている、曲がって生えているからあらぬ方向にいってしまうのです。これらはドライヤーで髪をおこす、補正することで解決することができます。方法としては「生えている方向と反対に乾かす」のですが、これがなかなか難しい。

エラスティックモードはこの補正の手助けにもなるので、お悩みの方にはおすすめです。また、男性ではあまりないと思いますが髪の分け目グセにも使うことができます。

気になる価格は?

この「Moi」、モイシリーズはナチュラル思考のブランド。自然由来成分が配合されていたり、パラベンフリーになっています。また、体用の化粧水としても使える配合になっているようです。気になる方にはうれしいところですね。香りはほのかに柑橘系の香りがする程度で、あまりないと言って良いでしょう。気になる価格は2600円(+税)で80ml。一度の使用量が少ないのでもちは良いほうだと思います。髪がペタっとしてお悩みの方は多いでしょう。気になる方は試してみてはいかがでしょうか?