ビッグサイズで鮮やかな青に白のストライプが印象的な半袖シャツ。デザイン、生地、サイズ感について解説していきます。
シャツだけどカジュアル要素が多いデザイン

実はこのシャツ、細かくみてみるとカジュアルな印象を与える要素を多く含んでいることが分かります。カラーは、礼服で使われるようなモノトーンではなく、青に白のストライプです。白や黒から離れ、彩度が高くなるほどカジュアルな印象を与えます。次に、ストライプ自体はドレスシャツでも使われますが、フォーマルな場で使われるストライプは幅が狭いものがほとんど。
ストライプの幅が広くなればなるほどカジュアルな印象となります。さらに、袖が半袖でビッグサイズです。どちらもフォーマルな場では使われませんのでカジュアルな要素が多分にある一枚となります。
なお、ドレスとカジュアルのバランスを理解した上で読んでいただけると、当記事もより一層ご理解頂けると思います。
ドレスとカジュアルについてはこちら : http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810
ツヤのあるブロード生地

使われている生地はコットン100%のツヤのあるブロード生地です。このツヤのある生地が採用されているのもポイントの1つです。このアイテムの特徴として、前項で述べた通りカジュアルな要素を多く含んでいるので、生地もオックスフォードのようなツヤのないガサガサとした素材だと、カジュアルな印象が加速し、着回しにくいアイテムになっていたことでしょう。
デザインではカジュアルな要素を含みつつ、素材にツヤがあってドレスライクなものを使うことで、シャツとしてのバランスが取れ、1枚で羽織ってもサマになりやすいアイテムに仕上がっているのです。
サイズ感
サイズ展開はS~XLです。身長177cm、体重64Kgの筆者でサイズMを選んでいます。ちなみに上の画像のモデルは178cmでXL着用とのこと。かなり大きめに作られているので、よほど大柄というわけでなければ、どのサイズを選んでもオーバーサイズで着用できそうです。
1つの目安となるのは着丈でしょう。基本的にインナーにカットソーやタンクトップを入れて着ることになります。インナーとの着丈の差が大きすぎるとちぐはぐな印象となる為、合わせようと思っているインナーとの着丈のバランスを考慮すると良いでしょう。また、筆者の場合はサイズMですが、それでも袖は肘関節まであり、着丈もお尻がすっぽり隠れる程度あり、適度なオーバーサイズで着ることができています。
洗濯には注意が必要

洗濯するとツヤがある生地のため、シワがかなり目立ちました。特に筆者は何も考えずそのまま干したため余計にシワが目立ってしまいました。干す際にシワを伸ばしながら干すとましになったかもしれません。生地のきれいなツヤ感を活かす為にも、洗濯後のアイロンは必須です。
暑い季節はトップスとボトムスのみとコーディネートのアイテム数が少なくなるため、どうしても単調な着こなしになってしまいがちです。そんな中ワードローブにこういった地味になりにくいアイテムがあると日々の着こなしに変化を与えてくれます。価格は1万3824円(税込)。