モンベルの3大おすすめアンダーウェアを買って着て比較レビュー。スペリオルシルク、スーパーメリノウール、ジオラインの評価は?

季節はすっかり冬になり、ユニクロのヒートテックなど新しく機能性インナーを購入した方も多いでしょう。しかし、毎年ヒートテックばかりで飽きていませんか。

そんな方はアウトドアメーカーの機能性インナーに目を向けてみましょう。今回紹介・比較する商品はアパレルメーカーのものではなくアウトドアメーカー「モンベル」が販売している機能性インナー、ジオライン・スーパーメリノウール・スペリオルシルクの3つです。

モンベルの機能性インナーは他のアウトドアメーカーのものよりも価格が抑えられているので手を出しやすいと思います。この記事を呼んで今後の買い物の指標にしてみてください。

なお、ジオラインについてはジオラインのみをレビューした記事があるのでそちらをお読みください。

ヒートテック以上にコスパが高いアンダーウェア「モンベル」ジオライン

2017.10.01

3商品の基礎データ

まずは今回比較・紹介する商品について簡単に説明していきます。最初はジオラインです。

ジオラインは3つのなかで1番安価な商品で価格は2667円(+税)。素材はポリエステル100%で速乾性に富んでおり、洗濯後30分ほどで乾くので夏場など洗濯の回数が多くなる時期には大変便利なアイテムです。

化学繊維100%なので、取扱いに気を使うこともありません。また、冬場には重ね着による汗冷えも解消してくれるのでオールシーズンで使用できるコストパフォーマンス抜群のアイテムです。

続いてはスーパーメリノウール。

メリノウールと聞いて1番最初に思いつくのがユニクロの「エクストラファインメリノウ―ル」のニットです。しかしモンベルが販売しているのはTシャツです。素材はウール92%ナイロン8%となっています。ウールが100%じゃないと肌に触れたときにチクチクすると心配するかもしれませんが、モンベルのスーパーメリノウールはまったくチクチクしないのでご安心を。

ジオラインと違うのは保温力。風を通さない上着は羽織ると空気の層ができるので非常に暖かいです。価格の方は3334円(+税)。

最後にスペリオルシルクです。

商品名にもあるとおりシルクが使われているアンダーウェア。シルクが少し混紡された商品はほかのショップでも売られていますが、この商品はシルク100%の正真正銘のシルクウェアです。そのぶん価格の方も跳ね上がって5900円(+税)。

このくらいの値段になると「手頃に購入できる」アンダーウェアではないですが、「シルク100%なら着てみたいかも」という人も少なくないでしょう。実際、ツヤ感やドレープは上記の2商品とは比べ物にならないほど。

このため1枚で着てもカッコイイのがスペリオシルクなのです。また、シルクは夏に涼しく、冬は温かいのでオールシーズン使用できます。

機能性はどう違うのか


(上から、ジオライン・スーパーメリノウール・スペリオルシルク)

さて、ここからは本格的に3商品の比較をしていきます。まず、機能性です。機能性といっても日常で重要なものは速乾性・保温性(今からの時期は特に重要)・防臭効果ぐらいだと思いますので今回はこの3点を見ていきます。

速乾性についてはジオラインが圧勝。湿気の多い夏場でも30分ほどで乾くので、乾燥しやすい冬場はもっと速く乾きます。スーパーメリノウールとスペリオルシルクではほとんど大差がありません。

続いては保温性。どの商品も1枚できていると風を通してしまうので肌寒いですが上着を羽織った際の保温性はスーパーメリノウールが1番です。次点でスペリオルシルク。スペリオルシルクは着た瞬間はひんやりとしていますが重ね着すると意外と暖かいです。その次にジオラインになります。

最後に防臭効果。防臭効果については比較が難しい。何せ今の時期は少し動くくらいでは汗をかかないので、臭いのもとをつくりにくいのです。ジオラインについては夏場に3日間連続しても臭いが気にならないのは実証済みなのですが、残り2つの商品は10月以降に入手したものなので同じような環境で比較できません。

ですので、唯一結果を出しているジオラインが1番防臭効果のある商品だと思われます。一応、他の2つも購入後3日ほど連続着用してみましたが臭いが気になることはありませんでした。

また、ジオラインなら臭いが気になっても手洗いして30分で乾くので、総合的にみてもジオラインに軍配が上がります。

機能性については速乾性、防臭効果でジオライン、保温性でスーパーメリノウールが優れていました。続いては、アンダーウェアで最も重要な着心地について見ていきます。

着心地はどれがいいのか

機能性がいくら優れていても、着心地が悪いと2度と着たくなくなります。最初に言っておくと、比較する3商品の着心地はどれも悪くありません。では何に差があるのかというと肌触りなのです。

ジオラインは着るときに少しザラザラとした感じがします。乾燥肌の人はこの感じが苦手な人もいるかもしれません。スーパーメリノウールはふんわりとしたウール独特の起毛感があり着る瞬間の心地よさがあります。最後にスペリオルシルク。着心地はこの商品が1番です。

ツルっとした肌触りで引っかかりもなく着ていてストレスがまったくかかりません。シルクは自然界の中で最も人間の肌に近いタンパク質組成を持っているので肌触りがよくなるのですね。

また重さが77gほどしかなく他の2つが100g程度なのに対して20g軽いのも特徴です。この着心地のよさにハマってリピートする人も多いはず。着心地や素材に気を使う方はスペリオルシルクをオススメします。

デザインはどうなのか

アンダーウェアを人に見せる機会というのは少ないですが、人様に見せられるくらいのデザインはほしいですよね。あまりにも安価な機能性インナーだと洗濯を繰り返すうちに裾や袖がビロビロになって田舎にいるご老人の肌着にようになってしまいます。

自室で着るぶんにはどんな衣類を着用していても問題ないですが、いざというときに備えてせめて外出する際には人に見られても恥ずかしくないもの着用しておくのが吉です。


(上から、スペリオルシルク・スーパーメリノウール・ジオライン)

ここで最もオススメしたいのが、スペリオルシルクです。スペリオルシルクは今回紹介するアンダーウェアのなかで唯一Uネックのラインナップがあります(半袖のみ)。

他の2つには首の詰まったラウンドネックとハイネック、そして白色のVネックしかないので、クルーネックのトップスのインナーには不向きです(クルーネックに合わせなければいいだけではあるのですが)。

スペリオルシルクはネックの形意外にもシルク独特のツヤ感もあるので下手にブランドもののTシャツよりも出来がいいです。

驚きのラインナップ その数なんと24種類

モンベルの展開するアンダーウェアは袖の長さだけではなく、生地の厚さを3種類の中から選ぶことができるのでネックの違いなどを合わせると商品展開が24種類にもなります。

著者は重ね着や夏にも使用することを考えて(スーパーメリノウールは真夏には厳しいかもしれません)半袖のみを購入しております。冬に半袖は寒いのではないか、と思われるかもしれませんが室内にいるときは暖房をつけているので上着を1枚羽織れば十分暖かいですし、外出の際は重ね着をする特に問題はありません(値段が安いというのもあります)。

著者は重ね着で手首の部分が着膨れするのが苦手なので同じような苦手意識をお持ちの方は半袖をオススメします。

厚さの選び方ですが、都内で生活する方は1番薄いモデルで十分です。それよりも寒い地域や寒がりの方は中厚手のモデルを選ぶといいでしょう。

サイズ選びは175cm65kgの普通体型の方でMサイズがジャストサイズというのを基準に選べば失敗することはないでしょう。インナーとしての機能性を存分に発揮させるには肌に密着させることが重要なので、特にこだわりがなければサイズをアップさせる必要はありません。

続いてお手入れについてです。著者の場合、洗濯をする際にはジオラインはそのまま洗濯機のなかに入れ、他に2つは洗濯ネットに入れて洗っています。

スペリオルシルクについて摩擦の弱いので洗う際は必ずネットに入れることと、重ね着をするときは合わせるアイテムによっては摩擦によって裾に毛羽立ちが発生する可能性があるので心得ておいてください。

まとめ

さて、3種類ともそれぞれいい面がありどれを選ぶか悩むことでしょう。著者がこのなかで1枚だけ購入できるといわれたら「ジオライン」を選びます。ジオラインはオールシーズン使用する(夏もOKです)ことができ、値段も安く手入れも非常に簡単なのでコストパフォーマンスが抜群なのです。

しかし、保温力ならスーパーメリノウールのほうが上ですし、着心地・見た目ならスペリオルシルクが上。それにこの2つは天然素材ですので肌が弱い方にはこちらの方がいいでしょう。選び方は人それぞれです。

自分のライフスタイルに合わせたものを各々で選びましょう。

イノケン

この記事を書いた人

イノケン

175cm 65kg 靴28.5cm。

海外ストリートスナップのようなオシャレさんを目指して日々奮闘中。 TPOをわきまえることを肝に命じてコーディネートを楽しんでおります!