爽快感のある無印良品のフレンチリネン洗いざらしシャツ

夏こそ実用的かつ爽快感のあるリネンシャツがオススメ

東京はうだるような暑さが続いてますね。

ついやってしまうのが、短パンにタンクトップにビーチサンダルといったカジュアルファッションの典型的なスタイルですが、それでは麦わら帽子をかぶった瞬間に海賊王を目指す一行の一味にもなりかねません。

もちろんラフなスタイルは男らしくてワイルドかもしれませんが、見た目には暑苦しく、筆者をはじめとした童顔胴長短足の日本男子には、子供っぽいイメージから抜け出すのは至難のわざです。

そこで暑苦しさを解消すべくオススメなのがトップスに長袖のシャツをもってくることです。

しかし! いやいや! このクソ暑いのに襟がついてるシャツなんて着てもうたら、暑苦しゅうて死んでしまうで!! という声が聞こえてきそうですが、やはり無視できないのはおしゃれを楽しむには『ドレスとカジュアルのバランス』という、おしゃれの原則を踏襲することです。ドレスとカジュアルのバランス:http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

この原則に基づいたときに、トップスに襟のあるシャツをもってくるだけで小顔効果とともにドレス要素が加わり、ボトムスが短パンだとしても大人っぽさが担保されます。さらにTシャツを着ている人が多いため、その他大勢に対して差別化をはかることができます。

差別化、人と違うことによってもオシャレは成立するので、夏の長袖シャツはオススメなのです。それでもシャツは暑苦しくてもうどうしても無理だ!という方こそ、無印良品のフレンチリネン洗いざらしシャツ(税込3990円)です。

洗いざらしフレンチリネンシャツのここがすごい!

リネンとは、麻の一種であるリネン(亜麻・あま)生地のことです。麻はチクチクしたり、ゴワゴワした肌触りをイメージする人もいますが、無印良品のリネンはその点はまったく問題なし。洗いざらしだけに肌触りがとてもよく、なめらか、爽やかな涼感があるのが大きな特徴です。

コットンやシルクに比べ、水分や汗をすばやく吸収し、かつ発散させることに優れています。天然素材のなかでも汚れが落ちやすく、さらに丈夫で長持ち。洗濯にも強いので気兼ねなく洗うことができます。さらに防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため、臭いも抑えます。

また、品質表示タグがなく、すべて印字によって記載されており、素肌に直接着てもタグがチクチクするようなことはありません。無印良品のこういった気配りはさすがです。見るからに涼しく清潔感のあるホワイトは無難ですが、清涼感のある藍色(ブルー)を選ぶことで差別化、トレンドでもある脱地味にもなります。

シャツはお腹周りのシルエットが肝

麻は素材がハリのある質感と引き換えに、あまり細身のものを選ぶと体型がくっきり出てしまいます。

しかしその点このシャツは肩の絞りはあるものの、身幅から下のお腹周りの絞りに関しては比較的ゆったりしたシルエット。これならお腹が気になる中年体型の方でもお腹が目立つことなく着用できます。

身長168cm、体重67kgメタボ気味の筆者ですが、こちらのシャツはゆったり感が持ち味ですので、普段より1サイズ上げてMサイズ(着丈71cm、肩幅44cm、胸囲108cm、胴囲101cm、袖丈62cm、裄丈84cm、裾回り102cm)を選びました。

ゆったりめにつくられたお腹周りで体型を隠しつつも裾周りは綺麗におさまるように絞りが加えられており、スラックスやスキニーに合わせるととてもこなれた雰囲気が簡単に演出できます。体型に合わせて細身にしたり、大きめのサイズを選ぶことで、シルエットの調整が可能です。

ボタンがホワイトになっているため、地味にならず、こシルエットにばかり目がいかないような配慮がなされているのも細かいですが気配りを感じます。

意外と見落としがちな襟の形による印象の変化とは?

こちらのシャツは大きめのレギュラーカラー。実はこの襟羽の大きさが大きいものを選ぶと、相対的に顔が小さく見えます。

頭の大きな私には死ぬほどありがたい襟なのです。さらに第1ボタンを開けて着ると、首が長く見えるのでよりスマートな印象を与えることができます。私のように顔の大きさが気になって仕方ないと感じる方はこのような襟羽の大きさが大きい襟型を、選ぶと良いでしょう。かといって、あまり大きすぎると、いっときの与沢翼さんのようになってしまうので、適度な大きさがポイントです。

その点、無印良品のシャツはバランスがいいので問題ないでしょう。顔や頭の大きい方は適度な襟の大きさは相対的に顔が小さく見え、襟が小さすぎると顔は大きく見える、と覚えておきましょう。

深みのある藍色、こだわりぬいたシルエットや素材だけでも一見の価値があります。清涼感や肌触りというものは意外と視覚的にも伝わるものです。

また、麻はコットンやシルクと違って洗うことでくたっとした質感になり、それがよしとされる唯一の素材です。ベタッとしたTシャツやタンクトップでなく、洗うことでくたっとしつつも、さらりとした質感が楽しめるリネンシャツで夏を快適にオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。