本シューズとの出会いは冬に入る頃、ボトムスから全体のスタイルを考え、足元にはカジュアルながらも、ドレスライクな物を、と目的を定め商品の選定を行っていた矢先でした。ドレスとカジュアルについて、詳しくはこちら：http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810
社会人になって以降、セレクトショップや百貨店に出向いて積極的に服を見て回るという習慣がなくなり、購入するものは専らインターネットでした。しかし、この靴を無印良品ネット上で発見した途端、「これはドレスとカジュアルの中間を行くなかなかのユーティリティプレイヤーではないか」と直観的に思いました。
何しろソールはスニーカーベースのゴムで外歩きの耐久性が高く、またフロントは合皮でありながらきわめて滑らかなさわり心地でかつローファー（革靴）のようなテイストを与えています。そして、靴紐仕様のため、足幅のサイズ調整が可能なため、例えサイズが大きすぎる、小さすぎるなどといった場合、簡単に調節可能ではないかと判断しました。
サイト上のサイズ表記もcm表記ではなくM、L、XL(25.5cmから28.5㎝)のラインナップ。身長185㎝足28.5㎝の私にとっても幅広に履けそうな点で好感が持てました（また、現在、定価の6980円から3000円（税込）への値下げが行われており、これもまた手を伸ばしたく価格となっています）。ちなみにカラーは黒とブラウンの2色展開で共に甲乙つけがたいドレスさを感じさせます。
オンラインでの購入後（私は熟慮しブラウンを購入しました）、到着し、手にして納得です。この一品で足元のドレス感を保持しつつ、外歩きをしても耐久性があり、ボトムにもマッチするものと思いました。
また表面からはほとんど目につきませんが、シューズの内側つまり右足であれば甲の左側にスリットがあり（内部はゴムで繋いであります）、履く際のサポートをしてくれています。また、履き口がゴア素材でできており、柔軟なため、ほぼスニーカーベースでの脱着感で利用ができます。
また、夏場のようにショートソックス（くるぶし下）においても履き心地は良好でしたし、冬は冬で柄物のソックスを合わせてみてもドレス感を引き立てることができるシューズとなっています。
夏のコーディネートとしては、黒スキニー（くるぶしまで丈をまくりつつ）に本シューズを合わせます。これでドレス感は確保、その上で、ビッグシルエットのシャツでカジュアル感を持たせたることや白シャツにニットを羽織ってみたり、バスクシャツで夏を演出することができます。
皆さんも一度手に取って見てみることをおススメいたします。
