無印良品のニットレースアップシューズは幅広甲高足で履ける細身のスニーカー!

無印良品のニットレースアップスニーカーは細身のフォルムとニットの上品な風合いで、その見た目はドレスライクでカジュアルすぎません。最近はクールビズ、ウォームビズの流れがあり、オフィスでの革靴が必須でははなくなりました。しかしそうは言ってもカジュアルすぎるシューズはビジネススタイルを損なうものです。そんなときにこのニットレースアップシューズがオススメ。詳しくレビューしていきます。

シルエットをチェック。ニット素材で細身な見た目

スニーカーのデザインながらどこか大人っぽい理由は、まず細身であること。革靴はスーツスタイルに必要なドレスアイテムですが、その革靴を思わせる細身のものをスニーカーでも選ぶと、ドレスライクな印象が得られます。

一方、細身な靴を選ぶ際の注意点はサイズ感です。筆者はふだん26~26.5cmのスニーカー選びますが、こちらは、26㎝をチョイス。ニット素材で伸縮性があるため、多少サイズは適当でもストレスは感じにくいでしょう。筆者は履き心地を重視して小さめを選びました。ニットが包み込んでくれるのでフィット感が強く、このサイズがちょうどよいと感じました。

(サイドから見ても薄く細いフォルム)

ディテールをチェック。ソールのクッションにより履き心地向上

この手のソールが薄いスニーカーはしばしば履き心地が犠牲になります。しかし、そこは無印良品。履き心地もよく、筆者はオフィスでの室内履きにしているのですが、重要視したのは長時間履いていてもストレスにならないことでした。その点でみると、かかとのソール部分にある程度のクッション性があるため、歩きまわっても疲れません。ただし、スニーカーとはいえ、悪路を歩くような状況は想定していないので、あくまで街中での使用に留めたほうがよさそうです。

靴ひもには丸紐が使用されています。一般的にスニーカーに使われるような平紐よりもドレスライクに見えます。ただし革靴に使われるような蝋引きされたツヤのある紐ではないので、ちょうど中間ぐらいの印象でしょうか。ドレスシューズとカジュアルシューズの中間にあるこのアイテムにはフィットしています。ただ、少し硬めのせいかほどけやすいので注意です。気になる場合は変えてもいいでしょう。紐を変えれば印象を変えることもできそうです(ただし穴が小さいので平紐は通せない、ないし通しにくいでしょう)。

素材をチェック。ニットの伸縮性がポイント。

ポリエステルのニット素材が使用されています。目が細かくツヤがあり、伸縮性があるので足にしっかりとフィットします。通常のスニーカーは細身につくるとどうしても履けない人が出てきてしまうため、ある程度ゆとりをもってつくられます。とくに量販店のスニーカーはそういったタイプが多いものですが、ニット素材であればぐっと細身に作っても伸びるので履けないといったことは起こりにくいです。実際も履いたときのストレスがほとんどありません。

フィット感があるのに不快感がないのでなかなかクセになる履き心地です。

無印良品のニットレースアップシューズは今回紹介したネイビーと、オフ白、黒の3色展開で3990円(税込)です。筆者は室内履きとして選びましたが、オフ白は夏の街着で使ってもさわやかです。細身でドレスライクなスニーカーを探している方、履き心地のいいスニーカーを探している方におすすめです。ぜひチェックしてみてください。