無印が作る現代版の雪駄サンダルは鼻緒が少し痛いのでなれるまで我慢が必要

今年、初めて浴衣を購入しました。浴衣の足元にスニーカーやサンダルを合わせるのは無粋です。日本の伝統的な履物と言えばやはり雪駄がしっくりくるきます。そこで雪駄を探してたところ無印良品からリリースされていたので紹介します。

デザインについて

デザインはシンプルでパッと見は昔ながらの雪駄をイメージしていますが、細かい部分が現代的にアレンジされています。鼻緒は真ん中に付いているのが昔ながらの仕様ですが、こちらは中心ではなく左右で少しずらしてあり履いたときに雪駄から小指がはみ出ないようになっています。また鼻緒の位置が中心に付いていないのでサンダルのように左右の区別があります。後述しますが、底部分がスニーカーのようなソールを用いています。

ソールについて

ソールはかなりクッション性があり、厚さも1番厚い箇所で3cm(中底と合わせると4.5cm)あるので、さりげなく身長を盛ることができます。浴衣の着丈は長いほどカッコよく見えるので、裾が擦らないように合わせられるのは嬉しい仕様でしょう。またクッション性がある事で地面からの衝撃も吸収してくれるので長時間の歩行も疲れにくいです。

素材について

中底の素材はポリエステル、レーヨン、ポリウレタン混紡でサラッとした質感です。鼻緒はポリエステル100%です。履き始めはさすがに鼻緒部分が痛いです。ソールが若干重いこともあり、親指と人差し指の間に力が入り余計感じると思います。足袋などを使えば防げますが慣れるまでは我慢が必要です。外出の前に、試し履きをしておくことをオススメします。この部分の素材を柔らかいものに改良してくれれば文句なしの出来といっていいでしょう。

生成カラー https://muji.lu/31czo5V

サイズ感とカラー展開

サイズは男女兼用でS、M、Lの3サイズ展開です。普段27cmのスニーカーを履く筆者でLサイズを購入しました。女性はS、Mサイズ、男性はM、Lサイズといった選択になると思います。カラー展開は黒と生成の2色で浴衣の色に合わせて選ぶといいかなと思います。黒は全体がほぼ同色になのに対して生成は鼻緒部分のみ黒でソールの色味も中底と色差が感じられる印象でした。デメリットでも述べた鼻緒部分の固さが許容できるかどうかは個人差があると思うので、是非試着をしてから購入されることをオススメします。価格は2990円(税込)。

hirotaka

この記事を書いた人

hirotaka

身長:173cm 体重:58kg 靴:26.5cm

基本的にシンプルな服装を好みます。 週に一度は服を見に行かないと具合が悪くなります。