ニューバランスの1700はダッドスニーカー入門にオススメ!

昨今のトレンドであるダッドスニーカー。バレンシアガのトリプルSを端緒に、『いわゆるおじさん』が履いているようなスニーカーですが、ハズシのアイテムとして人気です。とはいえ、取り入れ方次第では、『ダサかっこいい』のではなく、単なる『おじさん』になってしまいかねません。

筆者の足は幅広甲高です。裸足で測ると24,5㎝ですが、スニーカーは27㎝でないと幅が合いません。当然つま先が余り歩きにくい、時折ひっかかり危ない。幅広甲高の方はスニーカーをはく際に選択肢が狭まり、何を選べばいいのか悩ましい。トレンドと幅広甲高の方にオススメしたいのが、『ニューバランス1700』なのです。

ニューバランス1700をオススメしたい理由の一つはフォルムです!

筆者が所有している『ニューバランス1700』は、定番の物とは異なりヌバック地ブラウン単一カラーです。全体的にフォルムが丸く、幅やソールも厚めでかなりカジュアルよりのスニーカーアイテムです。

ユニクロ・ルメールの名作スリッポンのようなソールが薄く、幅や厚みが細くできているドレスライクのスニーカーとは真逆。ダッドスニーカーの特徴である、いわゆる野暮ったいフォルムが『ニューバランス1700』にはあります。各部位の詳細を説明していきます。

ベロ部分の刺繍は同色の配置で目立たず落ち着いた雰囲気を出しています。

かかと部分の刺繍も本体と同色の為、こちらも目立たず落ち着いた雰囲気です。

さらに、『ニューバランス1700』の特徴でもあるソールの、装飾部分(ビジブルアブゾーブ)も同色で配置されています。

そして筆者が特筆したい部分、つま先部分! かなり高さを取ってあります。見た目のフォルムとしても特徴的なデザインとなっています。このつま先の高さがあることにより、指先の圧迫感が軽減され長時間履き続けられるスニーカーとなっています。

筆者がオススメしたいもう1つの理由は、履き心地!

『ニューバランス1700』は、ニューバランスのフラッグシップモデルである1000番台最終モデル。ソール全面に衝撃吸収素材ABZORB(アブゾーブ)が使用されています。実際筆者が初めて履いた時の感覚は、裸足で絨毯の上を歩いているような感覚。

オリジナルは1999年に発売されましたが、復刻の度に買っています。重さは、26.5㎝で435g(筆者測定)ですが、長時間履いても全く疲れず重さも気になりません。

履き心地に関しては、個人によって感覚が異なるので、あくまで筆者の個人的な意見ですが、『ニューバランス1300、1400、1500、993』なども全て26.5㎝で履いてきましたが、幅広甲高の筆者の足に1番あったのが『1700』でした。

アラフォー世代の幅広甲高の足に、優しい履き心地であることは間違いありません。いきなりダッドスニーカーの特徴的な配色に戸惑いのある方には、幅広甲高の足に優しい上に、フォルムでカジュアルさを多く醸し出す、単一カラーの配色スニーカーが取り入れやすいのではないでしょうか。

筆者が紹介したカラーは現在販売されていませんが、単一カラーや配色の入った『1700』が、楽天市場などで販売されています。

ベル

この記事を書いた人

ベル

身長177cm 体重69kg 靴27cm

40代のダンディー目指し勉強中。『パパ、カッコいい』と言われ続けるため日々進みます。