バレンシアガのトリプルSを筆頭に昨今のトレンドとなったダッドスニーカー。いわゆる「おじさん」が履いているような一見野暮ったいスニーカーですが、ドレスライクなコーディネートのハズシとしてファッション好きの間で多用されています。
しかし、カジュアル要素が満載のスニーカーは、取り入れ方次第で『ダサかっこいい』ではなく、単なる『おじさん』になってしまいかねません。また、筆者のようなアラフォーや30代以上の世代にはなかなか勇気のいるアイテム。そこで、オススメしたいのがニューバランスの「990v4 ユナイテッドアローズ別注」です。
筆者が所有しているニューバランス「990v4ユナイテッドアローズ別注」は、ホワイトとシルバー系の配色で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。数あるニューバランスのスニーカーのなかでも特筆すべきはそのフォルムです。
全体的にボリュームがあり、幅やソールも厚めでかなりカジュアルよりのデザインです。スリッポンやダンスシューズのようにソールが薄く、幅や厚みが細くできているドレスライクな靴とは真逆です。ダッドスニーカーの特徴である、いわゆる野暮ったいフォルムが「990v4 ユナイテッドアローズ別注」にはあります。各部位の詳細を説明していきます。
ディティールをチェック
ベロ部分はシルバーの配色、目立たずシックな雰囲気です。かかと部分もシルバーやブラック系の配色、クリアパーツを使用するなど、こちらも目立たず落ち着いています。
筆者がオススメしたいもう1つの理由は、軽さと履き心地!
「990v4」は、ニューバランスのフラッグシップモデルです。登載されている機能としてはニューバランス自慢の「ABZORB・ENCAP・N durance・ACTEVA LITE」といろいろ使用されていますが、とにかく履き心地は間違いなく素晴らしいです。あくまで筆者の個人的な意見ですが、1300、1400、1500、1700、993なども履いて来ましたが、その中でも軽さと履き心地のバランスがナンバー1です。実際筆者が初めて履いた時の感覚は、「軽い! 軽いのになにこのクッション性!」でした。
サイズ感ですが、筆者はスタンスミスを26,5㎝、ナイキエアマックス95を27㎝で履いています。990v4は27㎝を選びました。26,5㎝でも履けましたが、筆者は足の指の幅が広く五本指ソックスを多用するため、少し幅に余裕がある27㎝を選びました。
今まで履いたニューバランスのスニーカーも、長時間履いて疲れなどはありませんでしたが、今回は軽さでさらにその上を行くものでした。重さは、27.0㎝で363g(筆者測定)です。筆者お気に入りの1700は26,5㎝で435gあります。わずか80g程度の差ですが、長時間履いた時にこの違いは大きなものでした。ただ、注意点として使用前に防水・防汚スプレーなどをかけておくことをオススメします。
いわゆるダッドスニーカーの特徴的な配色に戸惑いのある方には、フォルムでカジュアルさを多く醸し出す、落ち着いた配色のスニーカーが取り入れやすいのではないでしょうか。定価は3万0240(税込)。現在『990v5』が発売され、他の配色などは楽天市場等でセールとなっているのでねらい目です。
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