ニューエラのニットキャップは夏でも被れる逸品

筆者は頭髪が薄いです。毛量がないくせに毛も細いという二重苦。そして20代後半からおでこの面積が徐々に広がりその拡張は止まることありません。筆者のような頭髪の薄い人間にとって何よりも強い味方となるのが帽子です。帽子さえあれば急な雨でも突風でも気にせず外出できます。また帽子はハット、キャップ、ビーニーなど大変種類が多いためトータルコーデのドレス・カジュアルの調整を手軽に出来るお役立ちアイテムでもあります。

筆者は特にニットキャップを愛用しております。カラーが豊富、手頃な価格、そして使わないときに丸めて上着のポケットやバッグに入れられるなどの利便性、デザインが完成されており流行にあまり左右されないので長く使えるコスパの良さなどその長所を挙げればキリがありません。ニットキャップはいいことづくめのアイテムですが、ただ一つ難点があります。夏に使いにくいということです。

頭髪の薄い人間にとって、帽子内でのムレは大敵です。痒いし、べたつくし、禿げの進行を早めることにつながりかねません。とはいえ、帽子をかぶらずに夏の直射日光を髪の薄い頭頂部で受けとめれば、熱さ倍増で大量に汗をかき、禿げの進行を早めかねません。そこで夏場に適した麻素材等のハットを被ることが増えるのですが、ハットとニットキャップではデザインがまったく異なり、普段のコーディネ―トにそぐいません。

そこで、夏場でも使えるニットキャップとしてどり着いたのがニューエラのニット帽ミリタリークールマックスパッチです。毎シーズン展開される定番商品ですが今季はZOZOで検索する限り、グレー、オフホワイト、ブラック、ミント、ブルー、ピンクの6色展開でした。筆者はブラックを購入しました。

ポイントとなる2か所のデザイン

フロント部分にはニューエラ定番のロゴが配置されています。黒ボディに白地のロゴで大きさは縦1.5cm横2.5㎝程度なので悪目立ちせず、コーディネートの良いアクセントとなります。ロゴを見せたくない場合はロゴの付いた部分を後ろにして被ればいいので特に気にする必要はありません。

ミリタリーワッチ特有のネームが付けられています。こちらも見せたくなければ後ろにして被れば問題ないでしょう。

上記2点のデザインを除くと、このニットキャップに目立つデザインはありません。

写真の通り、頭頂部を縫い合わせて作られています。

裏返すと縫い合わせが出てきます。被ると縫い合わせが頭頂部に少しあたりますが違和感はありませんでした。ここの作りが雑ですと、被ったとき頭頂部部分がみっともなく浮いたり、被り心地に違和感が出たり、汗をかいたときかゆみにつながったりとニットキャップとしては致命的となります。

特筆すべきはサイズ感と素材感

次はサイズについて。ちなみに2回程度洗濯済みです。頭回りのサイズは最小42㎝、最大60㎝です。全体の高さはおり返した状態で18㎝、折り返し部分の高さは5.5㎝です。

筆者は頭が大きいので、ハットやキャップは「頭回り59㎝」がジャストサイズです。このアイテムはフリーサイズですが生地自体にとても伸縮性がありますので、頭でっかちの筆者でもキツイという感触はありませんでした。被れない、被れるけどキツイ等の心配はほとんどの日本人にはないかと。被り心地はチクチクすることなくドライな感触です。

洗濯表示は、「40℃限度で手洗い、漂白NG、タンブル乾燥NG、日陰つり干し、アイロンNG、ドライクリーニングNG、ウエットクリーニング非常に弱い処理」となっておりますが、筆者はクリーニングネットに入れて他の洗濯物と一緒に「洗い・すすぎ・脱水」し日陰で干しました。

洗濯後の生地を撮りましたが、目立った毛羽立ちもなく風合いに変化はありません。クールマックス素材として特筆すべきは乾きやすさ以上にその生地の丈夫さです。雑に扱っても生地が極端に伸びたり、変色したりすることはありません。タフに使える夏用ニットキャップをお探しの方には特におすすめします。

また値段が手頃で多くの色展開がされているので、手軽に夏のコーデに変化をつけたい方にもおすすめです。4104円(税込)

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2019.03.13
モリー

この記事を書いた人

モリー

身長176cm 体重72kg 靴27.5cm(USサイズで8.5~9)

週1日の休日おしゃれの為だけに、ほぼ毎日仕事帰りにユニクロから伊勢丹までウォッチメンする3児の父。中年太りを誤魔化すコーデを日々研究中。