NIKEの代表作であるエアマックス。ミッドソールにビジブルエア(目に見えるエアバッグ)が搭載されているという画期的なデザインで1987年にデビューしました。そこから3年後に誰もが一度は目にしたことがあるエアマックス90がリリースされ、現在も復刻されるたびに大人気となりました。今年はそのエアマックス90から生誕30周年ということで様々なエアマックスがリリースされていますが、今回は筆者が購入したエアマックス2090というモデルを紹介します。
デザインについて
エアマックス90はもともとイタリア車からインスピレーションを受けてデザインされ、この2090も未来(2090年)の自動車というコンセプトでデザインされています。トゥ部分でヘッドライトをヒール部分でテールライトを表現しています。後述しますが、シースルーなアッパーが近未来感を醸し出しています。トゥ部分は細く靴全体をシャープな印象に見せてくれます。ヒール部分はよく見るとAIRの文字が隠れています。
ヒール部分
シースルーのアッパー
アッパーはこれからの季節にぴったりなシースルーのメッシュ素材を使っていますが、二重構造になっているため、ソックスが透けるということはありません。また切り替えも白ベースの同じトーンで統一されているのでゴチャゴチャとした印象はなく、ポイントに使われているネオンカラーがいいアクセントになっていると感じました。
エアマックスの特徴であるエア部分は歴代のエアマックスと比べるとかなり大きくクッション性も抜群です。靴自体もとても軽く(片足約370g)長時間歩いても疲れる事はありませんでした。ナイキのスニーカーはスウッシュの使い方が秀逸なイメージがありますが、この2090はエアマックス90をベースにしている事もあって、スウッシュの配置が似ている印象です。
エアマックス90
エアマックス2090 (スウッシュの下が隠れている)
カラー展開とサイズ選び
カラーバリエーションは生誕30周年ということもあり、かなり豊富に用意されていて、シンプルなモノトーンカラーのモデルや派手なネオンカラーのものまであります。シルエットが細いので派手目なカラーを選んでも野暮ったくなり過ぎる事はないでしょう。また好みのカラーがないという方には、NIKE公式サイトで自分好みのカラーでカスタマイズできるサービスもあります。サイズはハーフサイズも含めて22cm〜29cmまで展開されており、ユニセックスで着用出来ます。普段27cmのスニーカーを履く筆者で27cmを選択しました。いつものサイズ感で問題ないでしょう。
実際にはソールも厚くボリュームのあるスニーカーですが、シースルーのアッパーやソールのエア部分の透明感を活かして野暮ったく感じさせないデザインに仕上がってると感じました。人気のカラーはすでにサイズ欠けがあったりするので、気になる方は早めにチェックした方がいいでしょう。価格は1万5400円(税込)