ナイキとサカイはこれまで何度かコラボしたスニーカーをリリースしてきましたが、今回のヴェイパーワッフルも2020年秋冬コレクションで披露され発売前からかなり話題になっていました。筆者もこの争奪戦を潜り抜け、なんとか購入することが出来たので細部まで紹介したいと思います。サカイは異なるジャンルのアイテムや異素材をドッキングさせるレイヤードデザインが得意なブランド。それは今回のこのアイテムにも巧みに表現されています。
デザインについて
このシューズ最大の特徴であるデザインは、ナイキのランニングシューズ「ヴェイパーフライ」と「ペガサスシリーズ」を合わせたような見た目です。スウッシュやシュータン、そしてシューレースまでもが二重になっていて2つのシューズがまるでくっ付いてしまったかのようなディテールにサカイらしさが表れています。
(重なったスウッシュ)
(重なったシュータン)
2重のシューレースは厚手のコットン製の物と薄手のナイロン製の物が付いていて、別カラーのコットン製の替え紐が付属されています。
(上:コットン製 中:ナイロン製 下:コットン製替え紐)
独特のソール
ソールは3層が重ねられていてヒールパーツがはみ出したようなデザイン。これは前回のコラボの時も採用していて、ナイキ×サカイの特徴的なデザインになっています。ソールの厚さは1番厚い箇所で約5cmもあり、身長を盛ることも出来ます。このソールのデザインは近年トレンドであったダッドスニーカーのような印象もあり、ボリュームが感じられますがベースがランニングシューズの為、履いてみると意外と野暮ったさは感じにくいです。
気になる点
(メッシュ素材のアッパー)
とてもサカイらしさが表れているデザインですが気になる点が2つあり、1つはアッパーがメッシュになっている為、風を通しやすく真冬や雨や雪の日に履くのは厳しそうです。そしてもう1つはソールがはみ出している為、人が密集した場所ではかかとを踏まれやすいといった点があげられます。
カラー展開とサイズ感
Royal Fuchsiaカラー https://bit.ly/2IWjWEo
カラー展開は11月6日発売時の段階では、筆者の購入した 黒ベースのBlack and Whiteと白ベースのRoyal Fuchsiaの2色ですが、コレクションではあと2色のカラーが展開されていたので遅れて発売されるのではないかと思います。サイズ展開はユニセックスで23cmから30cmまであり、普段スタンスミス やエアフォース1で27cmのスニーカーを履くことが多い筆者で27cmを選択しました。いつものサイズ感で問題ないでしょう。
価格と販売箇所
定価での価格は2万2000円(税込)ですが、正規取扱店での在庫は完売で現在(11月末時点)は2倍以上のプレミア価格で取引きされている状態です。価格も時間とともに落ち着いていくとは思いますが、どうしても欲しい方はプレミア価格での購入になると思います。現在購入出来る販売箇所はフリマサイトなど多数ありますが、偽物も数多く出品されているので本物鑑定をしてから発送してくれるスニーカー専門のフリマアプリなどで購入するのが安心です。