ファッショントレンドは日々変化していきます。近年大流行した「ノームコア」トレンドは終焉を迎えつつあり、その反動で、現在はいかに「脱地味するか」が大きなポイントとなっています。ひとことで脱地味といっても、無闇やたらに派手な服を着ればいいというものではなく、ドレスとカジュアルのバランスを意識しながら自分なりに着崩して脱地味を図る必要があります。
※ドレスとカジュアルについてはこちらから : http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810
そんな「脱地味」を手軽に取り入れる方法があります。筆者のオススメはロゴTです。ファッションの3要素にわけて説明しましょう。
デザイン、シルエットをチェック
まずはデザインですが、こちらTシャツなのでカジュアルなアイテムです。誰もが知っているスポーツブランド、ナイキのロゴが入っています。しかも単なるプリントではなく、大判のワッペンが取り付けられています。このロゴは立体的に加工されているので、奥行きがあり、なかなか情報量の多いデザインになっています。
次にサイズ感をみていきましょう。標準サイズは人それぞれですが、筆者は身長173cmなので、Mサイズに該当するのですが、今回購入したのは、2サイズ上の、XLです。なぜなら、Yラインシルエットを簡単に作ることができて、着丈が長いことでタックインしやすく、体形を隠しやすいことが挙げられます。
(タックアウト、タックインの比較。どちらでもサマになりやすい)
次に素材は100%コットンです。ユニクロのスーピマコットンとは違い、光沢は少ないですが、丈夫な素材といった印象で、少しゴワっとしてます。ゴワっとしているといっても、不快感があるようなレベルではもちろんないので、ご安心ください。ワッペンの肌あたりが気になる方がもしかしたらいるかもしれません。
(裏返した状態)
洗濯とカラーバリエーション
こういったナイキのTシャツであれば、汚れても洗濯できるしビールをこぼしても大丈夫です。ちなみに洗濯及び乾燥機で2回ほど洗いました。現在着丈69.5mmなので、新品から0.5mm縮んだことになります。筆者の感覚でいうと、縮みにくく洗濯にも強い素材であると感じています。
乾燥機を使えるというのは面倒くさがりの筆者としてはとてもありがたく、いつも家族の洗濯物にネットにも入れず洗ってます。夜に洗えば朝着られる、この上ない贅沢です。
色味はほかにも「白地×黒ロゴ」「ライトグレー地×チャコールグレーロゴ」「ブルー地×ホワイトロゴ」といろいろありますが、筆者はごらんのとおり赤をチョイスしました。一見派手な赤のロゴですが、誰もが知っているナイキのロゴは、他人目線に溶け込みやすいので、そこまで派手な印象にならず、違和感なく受け入れることが出来ます。
他色に関しては少し子供っぽい配色になってしまうので、童顔の筆者としては黒ベースの配色であるこちらのチョイス一択となりました。スポーツTシャツはともすれば「少年」のようなイメージを持たれる恐れがあるので、筆者としてはなるべく大人っぽい配色を選ぶよう心がけています。
また、春秋など、Tシャツ1枚では寒いときのコートのインナーにもぜひ使いたいアイテムです。筆者は普段、コートのインナーにはハイネックやタートルネックを多用します。今年は前述の通り、脱地味のトレンドですので、無地のインナーばかりじゃつまらないので、ぜひ、このナイキの赤ロゴをコートの内側からチラみせさせたいです。
おしゃれは他人目線なので、自分の着たい服を着ているだけでは、どうしても浮いてしまいます。どんなにバランスが取れていて、シルエットが完璧でも、そこにあるニーズに合っていなければ単なる目にあまるファッションになってしまいます。その点、ナイキは誰もが知っているブランド。こういったアイテムを人とは少し違った視点から着てみる。筆者にとってのおしゃれを体現した一枚になっています。4320円(税込)
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