ナイキのズームフライは「歩く人」に超オススメなスニーカー!

2017年ボストンマラソンで1位2位を独占、そして2018年東京マラソンでも設楽悠太が日本最高記録2時間6分11秒を叩き出したのが、ナイキのズームヴェイバーフライ4%。一般発売時には、2万5920円と高額であるにもかかわらず公式オンラインストアから一瞬で在庫がなくなり、その直後からオークションサイト、フリマサイトで何倍もの値段で取引されました。

今回紹介するズームフライは、ズームウェイバーフライ4%の廉価版とも言える商品。見た目はほとんど同じなので、このシューズを履いていると、「日本記録のシューズでしょ」と間違われたこともしばしばあります。履いてみると、一般の人であっても十分にその機能性の恩恵を受けられるスニーカーです。

厚底スニーカーながら、つま先部分はそれほど厚底ではないので、履いたときの違和感はありません。逆に踵は4㎝の厚さがあり、そのため、履いたときは少しつま先立ちになったような感覚が。初めて歩いたときは、少し違和を感じました。平地を歩いていても、ほんの少し下り坂を歩いているような感じでしたが、すぐに慣れて、快適に歩けるようになります。

走ってみると、このシューズの本領が発揮されます。平地なのに、自然と下り坂を重力に任せて足が進むように、軽く走ることができるのです。これは、厚底による角度と、中に仕込まれているフルレングスプレートと高反発フォームにより蹴る力がパワーアップしているためだと思われます。

あまりに快適で、半年以上この靴ばかり履いていました。そして、すごさを再確認したのは、別のシューズを普段履きにしたときです。歩く時に足が重く感じ、すぐに疲れるのです。踵にかかる振動が、はっきりわかるほど。つまり、ズームフライは足が軽く感じ、疲れず、踵にかかる振動が軽減されていたのです。

おしゃれの観点から見てみよう

色展開は、一般的なものはオレンジ、ブルー、ブラック、ホワイト。また別注などでは、さまざまな色展開があります。ランニングシューズなので、原色や蛍光色の派手な色が多く、普段着に合わせるとしたら、筆者の購入した黒か、白が妥当でしょう。ロゴマークもモノトーンで、黒デニムやスラックスに合わせやすいのが特徴です。

フォルムは、ランニングシューズらしい形。しかし、アッパーはナイロンの布のみであるので、ごてごておらず、トゥもすっきりしています。踵は厚底に見えるが、つま先のアウトソールには、アッパーと同じ色がほどこされていて、厚底感を軽減してくれています。

側面には大きなナイキのマーク。これ以外は黒で統一しているので、ハイブリッド感があります。ナイロンのアッパーは中から見ると、目の細かいメッシュになっていて、通気性も抜群。夏場でも十分使えるでしょう。シューホールには、強度の追加もかねて、穴だけでなく、本体から二重のひもが通っている。これらが、ちょっとした装飾性を加えている。

右の踵には「8:88:88」のデジタル文字、左の踵には「RACING」の文字とナイキのマーク。フュチャーライクでかっこいいです。

結論から言うと、個人的には度購入したシューズの中で、ベストバイがこのズームフライ。黒のアッパーで何にでも合わせやすい上、とにかく歩きやすく足がつかれにくい。現在ほとんど売っていないのが残念ですが、アッパーが編み込みの、ズームフライニットはまだ販売しています。たくさん歩く人、足がつかれる人には、超おすすめのシューズです。価格は1万1340円(税込)。

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2020.01.28
とおげ

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とおげ

身長165㎝ 体重70㎏ 靴25.5㎝

ブログ「ポッコリ男子のオシャレ講座」執筆中。お腹ポッコリ男子でもかっこよくなれる方法を模索してます。

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