ヴェトモンが物流会社DHLのロゴTシャツをリリースして話題になったことがありました。確かに、装飾性がトレンドの現在においてロゴTは取り入れ易いアイテム。しかし、企業ロゴなどメッセージ性の強いものを安易に着てしまうと、たんに「その会社のファン」と判断されかねません。街着用のロゴTを選ぶにはコツがあるのです。


例えば、ナンバーのAMERICA(S)ロンTは、星条旗をモチーフにした3色使いのロゴマークで、アメリカ企業のユニフォームであることを連想させますが、実は架空企業のロゴ。このような現実にありそうで無い企業ロゴTはワンポイントとしてのアクセントを持たせつつ、企業イメージの先入観を抱かせないという二重の使い勝手の良さを兼ね備えたアイテムなのです。
アメカジ定番のGILDAN社の既成BODYを使用
コットン100%のボディは肌触りが良く快適です。通気性もよく少し汗ばんでも吸湿性があり着心地が良いコットン素材と言えます。サイズは「1」と更に大きい「2」の2サイズ展開があり、身長175cm標準体型の筆者は1のサイズを購入しました。着用した感覚として着丈が長めのユニクロ製品のLサイズに近いです。
ゆとりのあるリラックスシルエットですが首まわりと袖は細くなっており着用すると見た目のだらしなさは感じられません。生地に適度な厚さがあり胸元にロゴもあるので胸の透けは気にならず、一枚でも着られるアイテムです。
洗濯するとどうなったか


まず全体のシルエットについて。10回ほど着用と洗濯を繰り返したのちに計測したところ身幅が1.5cm程縮まっていたことが分かりました。数字だけを見ると大きく縮まったように思えますが、元々がゆとりのあるリラックスシルエットなので洗濯後の変化は定規で測らないと気づけないくらいでしたので実際に気になる方は少ないでしょう。
下に公式サイトの寸法と筆者が洗濯後に測った寸法(括弧内の数値)を記載します。着丈75(74.5)、身幅56(54.5)、袖丈 65.5(65.0)。また、着用の度に首を通す襟や頻繁に腕まくりをする袖のリブにも伸びは見受けられなくとても丈夫な生地であることが分かりました。

次にプリント箇所について。このアイテムの最重要箇所であるプリントですが劣化はほとんどなく耐久性はとても高いと言って良いでしょう。こういったアメカジアイテムは劣化しても味があると捉えることもできますが、出来るだけ綺麗な状態を保ちたい場合には裏返して洗濯ネットに入れての洗濯をおすすめします。
カラー展開はベージュ、ブラック、ホワイト、イエロー、ブルー、レッドの全6色で筆者はベージュを購入しました。着回し易いブラックとホワイトもよし、いかにもアメリカらしいイエロー、ブルー、レッドもアクセントとして魅力的です。価格は7000円(税込)。ユニクロやGUなどと比較すると高いアイテムですが、特徴的でも使いやすいデザインに加えて耐久性のある生地なので春夏の一枚着でも秋冬のインナーとしても使いやすく着用回数を考えるとお得感はあります。長く使えるロゴTをお探しならオススメの逸品です。
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