男性が自然に身につけられるアクセサリーといえば腕時計。上は見ればキリはありませんが、クオーツ時計であれば数百円で購入が可能です。実用品としては、現在はほとんどの人がスマホで時間を確認します。時刻を知るために何十万円も掛けられないというのが実情でしょう。そこで今回は全体のコーディネ―トを格上げしてくれる装飾品でありながら、5万円以下で買える機械式腕時計、オロビアンコの「オラクラシカ」を2年使った経過をレビューします。
ぜんまい駆動が見える加減が美しい盤面

まずは盤面。腕時計は主に電池を入れて動く「クオーツ式」とぜんまい駆動の「機械式」があります。その歴史などなどはネットで検索しれいただければ多数ヒットいたしますので、今回は割愛させていただきます。

オロビアンコの「オラクラシカ」は自動巻きの機械式。電池交換の必要はありません。使っていくと時計が自動的に動く仕組みです。そのムーブメントの様子が、半円状に切り取られた中央のスケルトンから見ることができます。見る人が見れば、「機械式なんだな」ということがわかります。たとえそうでなくとも、「なんだか高そうに見える」といった印象を与えるこができるでしょう。
また、時刻表記はローマ数字とバーのデザインになっており、クラシカルな印象があります。一方、アラビア数字を用いたGショックなどのデザインは、現代的で軽やかなスポーティさを想起させます。どちらが良い悪いではなく、筆者としては、機械式には、クラシカルなほうが統一感があってマッチしているように思います。

また、細かいですが、秒針の根元にはオロビアンコのロゴがかたどられているいるのも特徴です。
個性のあるケースカラーとレザーベルト

続いて、この特徴的なカラーを見ていきます。腕時計は男性が自然に付けられるアクセサリーだと上述しました。

https://smartlog.jp/72156
たとえばこのようなステンレスの時計。高級時計も多く、多くの男性が付けています。しかし一方で、時計について詳しくない人からすると「どれも同じ見慣れたもの」です。
https://www.tokei0084.co.jp/watch/brands/omega/3008
上記2点は、一体どちらが高いか、客観的に見てもわからないと思います。確かに、知ってる人からすれば違うものですが、多くの人にとって差別化できるものではありません。

では、それを踏まえた上でオロビアンコの時計を見ると、ややカジュアルな印象のあるブラウンのレザーベルトです。ステンレスにはビジネスの印象がある一方、こちらはプライベートな雰囲気があります。レザーなので使うごとに色味が濃くなり味わいが出てきます。

(ベルトを新品に付け替えてみました)
左側に実際につけているのが新品のレザー。右側の外してあるほうが、2年使用したものです。こうして比べると、新品の方が赤々しいのに比べて、使用していた方は皮革特有にくすみが生じ、年代物のような雰囲気があります。

安っぽい素材感でもありません。一般的な安価な時計よりも厚みのあるレザーを使用されています。クオーツ時計として人気のあるダニエルウェリントンのベルトと比較すると、体感的には1.5倍ほどは厚みがあるように感じられます。

ケースは42 mm、厚さ13㎜で少し大ぶりなサイズです。ローズゴールドの色合いも特徴的です。ピンク色の混ざったローズゴールドはゴールドに比べていやらしさが控えめで、いかにもな雰囲気は感じさせない上品さがあります。この上品な色合いが上質なレザーと相まって、控えめだけれども存在感のあるアクセサリーとしてのバランスを保ってくれるのです。

大切な人への贈り物としても
今回紹介したOrobianco(オロビアンコ)「ORAKLASSICA(オラクラシカ)」は4万3200円(税込)。カラー展開はブラックもあり、チックタックなどではオリジナルの別注モデルも展開されていることがあります。この高級感のある腕時計は大切な人への贈り物としても素敵だと思います。今回紹介したモデルには、少し小さめのレディースモデルがあります。
http://urx.space/OLK0
モデル名がメンズとは異なる「タイムオラ」。パートナーとのペアウォッチとしても、いかがでしょうか。
オススメ腕時計まとめはこちらから↓