ファクトリーブランドパドローネのローファーはビジネスから休日まで履ける革靴!

1ヶ月ほど前に、革靴を購入しました。

ファクトリーブランドのPADRONE(パドローネ)のコインローファーです。

僕は一応ビジネスパーソンなので、平日は毎日、革靴を履いています。また、休日にも好んで革靴を履きます。そんな僕が、マストアイテムとして最近愛用しているのがこの一足。休日にも革靴を履くというスタイルはオシャレ初心者には超オススメです。

なぜ革靴をビジネスシーン以外に使うことがオススメなのか、それは、まずボトムスから整えることがオシャレの近道だからです。ボトムスとは下半身に使うアイテムのこと。具体的にはパンツと靴ですね。革靴を持っていればドレスとカジュアル(※注)のバランスを調整しやすい

※注:ドレスとはスーツに使われるアイテム(ジャケット、シャツなど)がドレスアイテム。パーカーやデニムジーンズなどがカジュアルアイテム。これらのデザイン、シルエット、素材(カラー)などの要素をドレスとカジュアルに分解し、おおよそ7:3に整えることがオシャレの近道です。下記のURLにある記事をゼヒご一読ください。http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

また、パドローネのコインローファーは細みのシルエットで主張が少なく、IラインやYラインのシルエット(※注)を作るのにとても向いているからです。

※注:シルエットの基本3種類
体を美しく体形を綺麗に見せてくれるシルエット作りの基本は3つ。
Aライン(上が細く、下が太い)
Iライン(上が細く、下も細い)
Yライン(上が太く、下が細い)
この上記どれかの組み合わせを上下のメリハリをつけて表現することで体型は整って見えます。

ファクトリーブランドがつくる革質とシルエット

簡単に言うと「有名ブランドの下請け工場のオリジナルブランド」のことです。有名ブランドの靴を手掛ける職人さんたちが、オリジナルのブランドで靴を作っているということですね。当然のごとく技術力が高く、品質も良いです。

革の鞣し方など、マニアックな説明は避けますが、上質であることは間違いありません。

柔らかく薄めの革で、質感はマットな仕上がり。ハルタのローファーのようなテカテカとした艶感はありません。通常のローファーよりも幅が狭く、スッキリとした作りになっています。そのため、フィット感が強く、ローファーにありがちな、歩くときに足のかかとだけが浮き上がる現象が起きません。
また、細身の作りと薄いソールのおかげで主張が少なく、足元が過剰に目立つこともありません足元が過剰に目立つと、スタイルが悪く見えたり、コーディネートの大切な要素であるシルエットが整えにくくなります。

ただ低身長な僕としては、ソールが薄くて目立たない分、ヒールが1.2㎝と低く、身長がまったく盛れないのが気になるところでもあります。浅めの作りなのでインソールを入れることも難しいでしょう。

 履き心地に関してですが、最初は足が痛くなることもありえます。しかし、履き込んでいくことにより革が伸びて馴染み、ある程度は解消されるでしょう。革靴なのでスニーカーに比べれば疲れやすいのは仕方がないところです。

やや気になる点はソールがツルツルしていて滑りやすいというところですね。革靴は滑りやすいものが多いですが、このコインローファーは中でもかなり滑りやすい印象です。路面が濡れているようなときは避けたほうが良いかもしれません。

ソールの裏に張るタイプの滑り止めのグッズを買うか、専門店で加工してもらうという対策が考えられます。僕はソールが見えた時の見た目を優先して加工はいていません。

価格は2017年6月現在で、2万3760円(税込)となっており、社会人であれば問題なく買える値段です。学生でも1か月もバイトすれば楽に買える価格帯でしょう。大事に手入れをしてあげればかなり長く履くことができます。修理ももちろん可能。5年間、履けるとすると、1年でたったの4752円という計算になりますね。

メンテナンスの費用も多少はかかりますが、すでに道具が揃っていれば買い足すようなものもあまりないでしょう。ファクトリーブランドだけに、品質と価格のバランスが良いです。この品質でこの価格帯の革靴は、他ではなかなか見つからないのではないでしょうか。

I」「Y」ラインのシンプルなコーディネート

細みのパンツと相性が良いです。黒のスラックスはもちろん、ブルーデニムのスキニージーンズとも合いますね。ボリュームがない細みのローファーなので、シルエットはIラインかYラインをつくるのに向いています。

上の画像はIラインのコーディネート。白シャツ、スキニージーンズで上下ともに細身のシルエットを作っています。またカジュアルなデニムと、ドレスなシャツ・ローファー・上下細身のシルエットでドレスとカジュアルのバランスを整えています。

こちらがYラインのコーディネート。ビッグシルエットのTシャツ、黒スキニーで、上が太く、下が細くなるようメリハリをつけています。

また、リュックやTシャツを使用してカジュアルな要素が多い分を、革靴を履くことや、白・黒というスーツに使用するカラーを使うことでドレスとカジュアルのバランスを整えています。

意外にも季節を選びません。夏場に革靴だと暑苦しいイメージもありますが、くるぶしを出してしまえば涼しげな足元になります。

どうしても夏の足元はスニーカーやサンダルなど、カジュアルになりがちなのでドレス感が弱くなるところ。革のサンダルなどもありますが、サンダルでは頼りない、カジュアル過ぎる、という方には夏の強い味方になるでしょう。

またくるぶしを出すなら靴下はインビジブルソックスがオススメです。ユニクロなどで格安で買えます。インビジブルソックスを2枚重ねにすることで、フィット感の微調整なども可能です。

日常に使える革靴として紹介しました。休日のタウンユースはもちろん、様々なシーンで履くことができるでしょう。ビジネスカジュアルとして、またカジュアルなパーティーシーンでも使えます。

買い方のコツ

僕はサイズ40を購入しました。ほんの少し足先が余りますが、気になるほどではありません。普段、僕はコンバースのオールスター、ナイキのエアフォースワン、アディダスのスーパースターなどのスニーカーで25.5センチがジャストサイズです。

パドローネのコインローファーはZOZOTOWNで購入が可能です。職人の手作りによる生産体制なので、在庫の数は常に僅少。完売状態が長く続くこともありますので、在庫があるのを見かけたら思い切って買うのが吉です。

 最後に。休日にはスニーカーばかり履いていませんか? 歩きやすくて手入れもほとんどいらないスニーカーも確かに良いですが、たまには大人っぽい革靴を私服に取り入れてみるのも、気分が変わって良いと思いますし、オシャレの近道ともなります。また、エイジングと言って、革靴を手入れして自分好みに育てていくのも楽しいものですよ。

革靴を手に入れて、周りとちょっとした差をつけて、休日のオシャレを楽しんじゃいましょう。

※売り切れにつき素材違いの同じローファー