収納力もあるパトリックステファンのシルバークラッチバック

男性ならおわかりになると思いますが,メンズファッションは地味です。基本的にはモノトーン(黒・白)で構成され、とくにファッションに興味のある方であれば、ご自身のタンスを見渡すと、主役級のアイテムはほぼモノトーンのはずです(年齢が上がればその傾向は強くなります)。

そういう人にこそ、ぜひこちらのバッグを使っていただきたいと思います。

なぜシルバーのバッグを選ぶのか? 

なぜシルバーか? と思われる方は大多数だと思います。女性ならシルバーのカバンを身につけているのを見たことがあると思いますが、男性で「シルバー」のカバンを持っている人は稀です。ほとんど見たことがないでしょう。

これは逆に言うと、簡単に「差別化」ができるということです。オシャレの原則は差別化。他人と同じ格好をしてもオシャレに見られることはないです。そこでそのためにこのバッグは大きな効力を発揮するのです。

ちなみに、このバッグは写真のように半分に折って手に持つとクラッチバッグとしても使用可能です。

このフラットバッグのおすすめポイント

さきほど言ったように、このバッグはクラッチバッグとしても使えますが、クラッチバッグにしては収納力があります。また、普通に手提げバッグとして使うと、A4のファイルなら余裕で入ります。

男性が出かけるときに持ち歩くであろう財布・スマホ・タバコといった最低限のものに加えて、プラスαの収納力もあるので困ることはないでしょう。内側にポケットも付いているのでカギなどの小物をいれておけるので便利です。

縦43cm横29cm 、8cmのマチがついているので、見た目以上に容量はしっかりあります。そもそもパンパンに詰め込んで使うバッグではないので、その点は注意が必要です。この手のものに容量を求めると、どうしてもビジュアル的にはイマイチになってしまいます。

また、箔加工が施してあるため、手入れがほとんどいりません。もともとクラッチバックは持ち運ぶときに直接手に持つため革用クルームを塗るといった手入れが必要になりますが、このバッグの場合ほとんど必要ありません。さらに、このバッグは使い込むにつれて箔が剥離してきますので独特の雰囲気になりエイジング(経年劣化)を楽しむことができます。完全に箔が剥離したときは革用クリームでケアしてあげるとよいですね。

そしてなにより、素材が素晴らしいです。ヨーロッパ産キップをベジタブルタンニン鞣しした革を使用しており、しなやかで柔らかいです。そのため、何も入れずに平置きするとペタンコになりますが、半分に折って手で持った時に形が崩れることがありません。

欠点はないか?

これが1年ほど使った状態です。くり手部分がとくに剥離しているのがお分かり頂けると思います。これを独特の雰囲気ととるかどうかは人それぞれだと思います。エイジングを楽しめない人は始めから手を出さないほうがいいでしょう。ピカピカの新品状態を長い時間保てるようにはもともと作られていませんし、一度剥がれた箔は修復できません。

また、剥離した箔が手や服に付きます。イメージとしてはラメがついたような感じになります。特にダークトーンの洋服に付くと目立ちますので直接洋服につけないよう持ち運ぶ際に注意が必要です。

重いものを入れてこのように手持ちバッグとして持つと素材が柔らかい革なので、くり手部分が伸びてきます。写真でもわかるようにバッグ下部の縫製が自然とほつれてきます。これは裏地がはみ出ておりデザイン上の意図なので、気にする必要はないかと。このあたりも味と取れるかどうかは好みになってきます。

まとめ

欠点が一切ない優秀なバッグではありませんが、シルバーというメンズアイテムとしては珍しいものですし、普段のコーディネイトに加えるだけでオシャレに見えてしまう力を持ったクラッチバッグです。

シルバーで光沢のあるものですので使い始めは抵抗がありますが、差別化が簡単にできるので、この魅力をたくさんの方に知ってもらいたく紹介させて頂きました。