ペンドルトンのアルパカストールってカシミアと比べてどうなの? 1年間使った結果を報告  

PENDLETON(ペンドルトン)はアメリカで創業した、100年以上の歴史があるブランケットやウールウェアのブランド。ネイティブ柄やチェック柄が特徴で、装飾性のトレンドもあって再注目されておりセレクトショップでも別注アイテムをよく見かけます。そこで筆者は1年前に、一目惚れして購入したアルパカ素材のストールがありました。昨年からの使用感と、カシミアとの違いを比較しながらレビューします。

絶妙なグラデーションのチェック柄

購入の決め手になったのが、このチェック柄です。近くでみるとホワイトとブラウンのグラデーションのようになっていて、地味すぎず派手すぎない絶妙なデザインになっています。

色数はホワイトとブラウンの2色のみなのでカジュアルすぎず、中々見かけないグラデーションのチェック柄で周りと差別化できます。また秋冬の服装は暗い色が多くなりがちですが、ホワイトがあることで見た目の印象を軽く感じさせてくれます。またフリンジもグラデーションになっていて表情があり地味になりません。

(フリンジもグラデーションになってる)

適度に厚みのある素材と十分なサイズ感

素材はカシミアに並ぶ高級素材のアルパカ100%。アルパカの特徴として、カシミアより耐久性があって毛玉ができにくく、ウールより軽くて保温性が高いと言われています。

巻いた時のチクチク感は、物によると思いますがカシミアには劣りますがウールよりは影響が少ない感じでした。また同様にカシミアに劣っていると感じた点は、ツヤ感と肌触りです。このストールはカシミアに比べツヤ感がないので、見た目の高級感はありません。また繊維がカシミアの方が細いせいか、肌触りもカシミアほど柔らかくありません。

しかし、カシミアは高級感がある分デリケートで脆いというデメリットがあるので、ガシガシ使いたい方はアルパカの方をオススメします。筆者がこのストールを購入したのは1年前で、特にケアもしていませんが今の所ダメージらしいものはありません。

ちなみにカシミアに高級感は劣るといっても、生地は適度に厚みもあり安っぽさはありませんし、ウールよりゴワゴワした感じもないので多くの人にとっては十分満足できる素材感だと思います。

そしてサイズは全長206cm、幅61.5cmと大判なので、巻いた時の小顔効果もしっかりあります。

(巻くとボリュームが出る)

価格が高いのがネック。カシミアとは違う良さがあり。価格は2万8600円(税込)と気軽に買える値段ではないので、いきなり買うにはハードルが高いアイテムだと思います。なので、ユニクロやGUなどで似たようなアイテムを試してから購入することをオススメします。ただアルパカのストールは、カシミアやウールとは違った耐久性などのメリットがあります。ストールを探している方は、選択肢の1つとして試してみてください。