今回レビューするのは劇場版『PSYCHO-PASS』のムック本付録となっているJAM HOME MADEコラボトートバッグです。ややモードな気配も感じさせるロゴテープが特徴的なテープバッグですが、「買い」に値するのか詳細を報告しましょう。
まずはデザインから
アイテム本体は 化繊素材のシンプルなマチ無しトートバッグです 。パッと目を引くのは本体の閉じ口としても使用されているテープベルトとジャムホームメイドの特徴的なタグ。モノトーンは使いやすさはありますがどうしても地味な印象になってしまうのが難点ですが、本体が真っ黒な中に白文字のロゴ、そしてブランドタグがアクセントの効いた ルックスに変えています。
上部のテープベルトは リングを通して開口部を閉じるタイプのものになっています。ファスナーやスナップではない簡単な作りとなっており、利便性という点においては 取り回しのしやすさが感じられます。ただしリング部分はプラスチックとなっているので 経年による破損の可能性が気になるところです。
ブランドタグはオリジナルのデザインとなっておりジャムホームメイドのロゴの他、東京都の都市スペックが記入されているのが特徴となっています。
収納力や素材感はどうか?
本体の素材はポリエステル100%。 生地目は比較的細いものになっているので チープさはありませんが そこまでの高級感があるわけでもない標準的な印象を受けます。サイズは縦37cm×横35.5cmの縦型トート。マチはないので厚みのあるものを入れる時はシルエット崩れが目立ちますが、A 4ファイルくらいのものでしたら余裕を持って収納することができました。
テープベルトはジャムホームメイドそしてコラボ作品であるサイコパス、それぞれのロゴが使われた２本のテープベルトとなっています。
ハンドルもテープロゴと同じ素材同じサイズの布が使われているため、全体の統一感が見られます。かろうじて脇は通せるくらいの長さなので手持ちでの利用がベターかと思われます。
しかし、ハンドル部分は 縫い付けが一重になっているため重い荷物を入れた場合の耐久性にはやや難があるように感じます。
本体の内部はコーティング剤が使われているため表面からの浸水や水濡れといった心配はしなくても大丈夫なように作られています。
また、縫い合わせ部分はパイピング処理がされているため付録アイテムの割にはしっかりした造りになっている印象を受けるかと思います。
本体の内部にはスマホがちょうど入るサイズのポケットが付いているので小物類の収納もばっちりです。外見的な気になる点は上記のようになりますが、これ以外にももう一点気になる方は気になる点があります。
独特の匂いがあることです。コーティング剤を使ったカジュアルバッグ全般に言えることなのですが、使い始めは匂いを強く感じる場合があります。こればかりはある程度使い続ける必要があるので、この点は気になる方にはマイナスでしょう。
まとめ
人気アニメ作品とのコラボ商品ということで 店頭での欠品が目立ち始めているアイテムとなるため、気になる方はオンラインや書店取り寄せでの購入を検討されても良いかと思います。アイテムとしては シンプルなロゴテープを使われたミニトートバッグなので、コーディネートに対しての強い主張やアクセントとはなりにくいですが、 普段使いのトートバッグとしてはまずまずの使い勝手となっております。
なお価格は本体価格2500円（+税）とやや割高感が目立つ価格設定となっておりますが、本誌のあくまで付録なので、作品ファンであれば購入しても損はないかと思います。
