レインメーカーのトレンチタイプシャツコートは3シーズン使える高コスパアイテム

春と秋が極端に短い現在の日本において春コートはもはや贅沢品です。しかしながら、レインメーカーのシャツコートは生地を薄手にすることで真夏以外に使えるうえに、冬はコートのインナーとして着用可能なので、3シーズンOKという逸品です。詳細を見ていきましょう。

デザインについて

シャツコートは、シャツの着丈を長くしてコート風に見せるために背中にヨークというパーツを付けたものが一般的ですが、こちらはトレンチコートの形です。パッと見はアウターなので、誰が見てもコートだとわかるデザインです。

また、トレンチらしい大きな襟ですが、上まで留めるとシャツ風の見た目になるのでインナー使いの場合であっても馴染みやすいでしょう。

トレンチコートであれば袖にはベルトが付いていますが、こちらはベルトもボタンも付いていません。和服を想像させる直線的な袖は洋服に和の要素を詰め込むレインメーカーらしいデザインです。

また、ウエストのベルト部分に穴はなく、かつ、バックルも付いていないので。ベルトというよりは帯になっているデザインも和を感じます。

素材について

素材はコットン100%のフランネルです。フランネルとはいってもネルシャツのような毛羽立った生地ではないので、品よく見えます。

ダブルのトレンチデザインはシングルよりもフォーマルさが増していて大人っぽくサマになりやすい半面、素材によってはビジネスの印象が強くなりますが、生地に落ち感柄があるので街着に見えやすくなっているのも嬉しいとことです。

個人的には、レインメーカーの好きな特徴にボタンの色っぽさがあります。言葉ではうまく説明できないですがドリスヴァンノッテンのコートと比較してみました。ハイブランドに劣らない色気があると思います。

サイズ感について

180cm67kgの筆者でサイズ4を選びました。丈は膝の少し下まで来るのでメンズコートとしてはかなり長い部類に入ります。

先述のように袖にベルトがないので袖まくりをしてもキープしづらいため、身長が低い方は袖丈のお直しが必要かもしれません。タイトではないので中に着込めばアウターとしてかなり寒い時期でも対応はできそうです。

色展開はレッド、グレー、ネイビーのチェックと筆者が購入したブラックウォッチと呼ばれるネイビーとグリーンとブラックで構成されたタータンチェックの2種類あります。

ブラックウォッチは色んなブランドや古着、またUNIQLOにもあるので、気軽に同色レイヤードがしやすい柄です。

実際筆者も違うブランドのブラックウォッチ柄のパンツとコートアップとして着ることも多いのですが、レインメーカーのショップスタッフの方がセットアップだと一瞬勘違いしたぐらい馴染んでたようです。

また、余談ですが筆者はZOZOで購入しました。先述したベルトループが付いていなかったのですが、京都の直営店に持って行ったところ店の工房でベルトループを付けるという対応をしてもらうことができました。

価格は5万3680円(税込)。シャツにしては高く、ドメブラのコートとしては安い値段だと思います。しかし対応できる気候が多いので使用頻度が高く満足できるアイテムです。

シーマガラス

この記事を書いた人

シーマガラス

身長180cm 体重67kg 靴27cm

ロックから始まりモード、フレンチあらゆる系統に浮気しているが揺るがないのは人と違って褒められたいという初期衝動!