サングラスは1年中かけられる。Ray-Banのヴィンテージ加工モデルDistressed Special Editionをレビュー

サングラスは夏のファッションアイテム。そう思っていませんか?もしそう考えているなら、考えを改めたほうがいいです。サングラスは夏だけでなく、むしろ秋や冬に活用すべき重要なアイテムです。

今回はサングラスの必要性とレイバンの限定アイテムの商品レビューを併せてお伝えします。

夏よりもリスクの高い季節

夏の間、サングラスはとても活躍しますよね。スタイリッシュな見た目でスタイリングへの効果的なアクセントにもなりますし、なによりまぶしい日差しから目を守ってくれます。

しかし夏以外の季節、とりわけ秋や冬にサングラスをかけるのはなんとなく世間では敬遠されがちです。

「カッコつけてかけてるだけでしょ」「芸能人かよ」「そんな眩しくもないのに」そんな空気が日本では支配的だと感じます。

この風潮はかなりマズイ状態です。サングラスはただのファッションアイテムではありません。当然ですが、本来サングラスには紫外線から目を保護するという重要な役割があるのです。

太陽から降り注ぐ紫外線は目にとって大きなリスクとなります。必要以上に浴び続けると水晶体などの組織へ深刻なダメージを与え、その結果、白内障を引き起こし失明につながることもあるのです。

欧米人はサングラスを抵抗なく普段から愛用しています。それは日本人と比べ瞳の色が薄いので、同じ明るさの光でもよりまぶしく感じるからです。また紫外線を通しやすい体質のためダメージが大きくなりやすく白内障などのリスクが高いわけです。日本人よりサングラスの必要性を切実に感じているんですね。

欧米人ほどではないにしろ、我々日本人にも確実に紫外線はダメージを与えます。目の安全性を保つために、サングラスを着用することは健康面からもとても重要なのです。

そして冒頭にも上げましたが、なぜサングラスを夏だけでなく秋から冬に必要とするのか?それはズバリ「紫外線のリスクは夏と同様、場合によっては夏以上になる」からなのです。

夏は目に見えて、日差しが明るいので身近な問題として感じるかもしれませんが、それ以外のシーズンももちろん紫外線は降り注いでいるわけです。

あまり日差しも強くないからと夏以上に長時間外にいることにより、それだけで確実に紫外線の影響は受けてしまいます。

また、夏に比べ日が傾くのが早いので太陽光の入射角が地表に近くなります。結果、視界に日差しが入りやすい状況になるのです。ちなみに、多少の曇り空でも紫外線量はあまり変わらないという話もあるようです。いつどんな時でも油断は禁物なのです。

まずなにより、紫外線から大切な目を守るために。そのうえでファッション的にイケてるスタイリングのアクセントとして。サングラスは是非、一年を通して普段から活用しましょう。

サングラスの王道Ray-Ban/レイバン

サングラスの必要性を述べましたが、そうなるとサングラスにおいて求められる条件は「機能性」と「ファッション性」です。目を守ってくれる確かな品質と機能。そしてファッション的観点から問題なく利用できるもの。

これらを兼ね揃えたものを選ぶ必要があります。どのサングラスを選べば良いのでしょうか。

その答えの一つは、やはりRay-Ban/レイバンでしょう。

もはやサングラスメーカーとして世界で一番有名であろう、レイバン。1937年の創立以来、数々の名作を生みだし、1986年にアメリカン・ファッション・デザイナー協議会からThe World’s Finest Sunglasses(世界最高級のサングラス)の称号まで得た正真正銘サングラスの王道です。

厳密にいうと、1999年に眼鏡業界世界最大手のイタリア、ルックスオティカ社に買収されてからは、それを機に商業的なスタンスに秀でたモノづくりをするようになったことから、ファッション・メガネに詳しい方からは賛否の声があることも事実ですが、それでも十分、サングラスメーカーとしては信頼できる商品を送り出しています。

レイバンのサングラスの特徴はレンズにあります。紫外線カット99%以上、可視光線(目に見える光)カット85%、また高純度の光学ガラスを使用し、高い技術で加工されており不純物を一切含まず作成されているとのこと。目の保護を前提とした信頼できる商品を提供しています。

ファッション性も抜群です。レイバンはデザイン面でも秀でており、アビエイター/Aviatorやウェイファーラー/Wayfarer、クラブマスター/Clubmasterなど数多くの代表モデルを有しています。

サングラスは何を買ったらいいか分からない!そんな方がまず手にするには、安定感のあるちょうどいいブランドです。

ユーズド加工されたレイバン

そこで今回紹介するモデルは、このDistressed Special Edition。数年前に購入、発売当初は限定モデルということもあって、ややお高かいお値段でしたが、現在WEBで調べてみると価格も落ち着き1万5000円前後で購入できるようです。

ベースの形はレイバンの代表作ウェイファーラー/Wayfarerを採用。

フレームに特別な摩耗加工を施しており、買った瞬間から何年も使いこんだような風合いをまとっています。新品ももちろんいいですが、味や深みを感じさせるヴィンテージな趣きはまた格別です。

サイズは、レンズの横幅52mm/縦幅41mm、全体の横幅146mm/縦幅48mm、テンプルの長さ150mm。レンズカラーはブラウンクラシック B-15。フレームカラーはトータス(茶色)。

本モデルはウェイファーラーの中でも「RB2140F」と呼ばれるタイプで、日本人にあった形にフレームを改良されたもので、かけ心地は最高です。

レイバンの刻印がもちろんサイドに入っています。

現行品はイタリア製になります。

ケースも特別仕様。サングラスに合わせてヴィンテージ調の雰囲気をもったデザインになっています。このケースがまた現物でみるとかっこいい。画像では伝えきれないのが残念です。

使ってみて気づいた素晴らしい点は、多少のキズなどがついても目立たないことです。多少のスレやキズは元々のデザインに紛れて気になりません。正直どれが後から付いた傷なのか見分けがつかないです。日常の中で細かい事を気にせずガシガシ使い回せるのは快適です。

限定アイテムとしての発売なので、現在はもうレイバンの公式ページでの取り扱いはありませんが、ウェイファーラータイプはそれ以外にも様々なバリエーションのモデルが発表されています。

是非お気に入りのアイテムを探してみてください。世界中で愛されているレイバンのサングラス。マチガイなしです!