レイバンの代表作ウェイファーラーは2種類ある。日本人に似合うのはフルフィットモデル!

 

世界一有名なアイウェアブランドと言っても過言ではないRay-Ban(レイバン)ですが、そのレイバンの中でも最も人気なのが、今回ご紹介する「WAYFARER(ウェイファーラー)」というモデル。

レイバンで何か探されている方はもちろん、「サングラスをしてみたいけど、何を選べばいいのか分からない!」という方にも最初の一本としてオススメです。

WAYFARER(ウェイファーラー)ってどんなサングラス?

WAYFARER(ウェイファーラー)は1950年代に誕生して以来、数々のミュージシャンやセレブに愛用されてきたレイバンの代表作。映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンが着用したことでも有名です。個人的なことで恐縮ですが、ウェイファーラーを少し大きめのサイズでかけている女性好きですね。

デザインはいわゆる「ウェリントン型」で、今でこそレトロな感じがするかもしれませんが、当時このようなデザインのサングラスは斬新で若者を中心に大流行したようです。数々のロックミュージシャンが愛用したことでも有名で、少し尖ったフレームがどことなくそれを感じさせてくれます。

それ以降何十年にも渡り、その完成されたデザインはほとんど変わっていません。しかし歴史が長い分、同じウェイファーラーでもバリエーションもそれなりに多いので、「ウェイファーラーが欲しいけど、どれを買えばいいんだ?」と言う方も多いでしょう。

実はいくつも種類がある!? 日本人に最適なオススメのモデルとは

ウェイファーラーの種類について網羅的に書かれた記事はたくさんあるので、ここでは簡単に。大まかに言えばウェイファーラーは2種類に分けられます。「ウェイファーラー」と「ニューウェイファーラー」です。

「ニューウェイファーラー」は「ウェイファーラー」のデザインをベースに、フレームを少し丸っこくしたような感じ。この記事ではオリジナルである「ウェイファーラー」について書きます。

現行ウェイファーラーの型番は「RB2140F」で、レイバンが買収されて生産背景が変わったり、マイナーチェンジを経て現在はこれに落ち着いています。型番にある「F」というのはフルフィットモデルの略で、日本人向けのフレーム。

サングラス初心者の方にウェイファーラーをオススメする理由の一つがこれで、日本人の顔にもフィットするかどうかというのは非常に重要なことなんです。

「俺にはどうしてもサングラスが似合わないんだよね」とおっしゃる方が多いのもそれもそのはず、サングラスは欧米人向けに作られていることも多く、彫の深い顔立ちをした欧米人には似合っても、薄い顔立ちの日本人がかけると残念なことになることも少なくありません。特に海外ブランドのサングラスを購入する際は要注意ですね。必ず試着してから購入しましょう。

似合うサングラスを選ぶポイントはいくつかありますが、最も大切なのが「眉毛が隠れるかどうか」。よく言われることですが、本当に重要です。もし既にサングラスを持っている方は、鏡の前でサングラスを上下にずらして確認してみてください。眉毛が見えるかどうかでずいぶん印象が変わってくるはずです。

「RB2140F」は彫の薄い日本人がかけても眉毛が隠れるように、ノーズパッドなどを調整してあります。フルフィットモデルではない、いわゆるインターナショナルモデルといわれる「RB2140」も購入することは出来ますが、上記の理由からほとんどの方にはフルフィットモデルの方がオススメです。

WAYFARER(ウェイファーラー)のディテール

それでは細かなポイントも見ていきましょう。フレームには上品な艶があり、高級感を感じさせてくれます。「フレームの品質の良し悪しなんて分かるか!」と思う方も、一度かけていただければ違いを感じることが出来るはず。顔に近いこともあり、意外に全体の雰囲気として伝わってくるんですよね。

フレームの側面にはレイバンのロゴがあります。個人的にブランドの主張が強いものは好きじゃありませんが、これはかなり好きですね。横からさりげなくチラッと見えるのがかっこいいです。

またレンズは「G15」と呼ばれる、「レイバンといえばこれ!」と言われるくらい有名なレンズ。ダークグリーンのカラーですが、サングラスをしていても視界が自然の色のまま見えるんです。

元々レイバンは米空軍のためにサングラスを作っていたブランドですから、こういった性能面では他のブランドから頭一つ抜けてます。レイバンというブランドネームも、Ray(光線)をBan(遮断)するというくらいですから。

そういった背景があるブランドなので、全体的に作りもしっかりしていますね。例えばこのヒンジと呼ばれる、フレームの曲がるところも頑丈に作られています。ちなみに、フレームの内側に「Made in Itary」と書かれているのは、レイバンにはイタリアの企業に買収された過去があるからです。イタリア好きなので、メイド・イン・イタリーの文字にはグッとくるのです(笑)。

付属のケースもあります。色は黒とブラウンの二種類から選べます。こういった点も嬉しいですね。サングラスと言えども雑に扱うとレンズが傷つくので、小まめにケースに入れて保管することを推奨します。

ちなみに、メガネ用のシャンプーというのも販売されているので、そういったものできちんと手入れしてあげることで長持ちします。綺麗な状態でかけるのは気持ちがいいですよ。そんなに値段もしませんし、もちろんメガネにも使えるので一家に一つオススメです。

フレームの色・サイズ感・価格について

フレームの色はかなりバリエーションがあります。まず最初に1つ買うなら、やはりブラックですね。レンズも、まずは定番の「G15」がオススメです。派手な色のフレームもたくさんありますが、使いこなせる自信のある方以外はオススメしません。

私が購入したのはブラックの中でも「マットブラック」といって、フレームに光沢が少ないタイプ。もちろん普通の光沢のあるタイプのブラックもオススメなのですが、こちらにした理由はよりコーディネートに溶け込みやすいからです。

サングラス・メガネといったアイウェアは、自分の顔と似合うかどうかだけではなく、自分のファッションとの相性を考えることも重要です。また、主張があまり強くないので、サングラスをかけることにまだ少し抵抗のある方にもオススメできるカラーです。

サイズは「52」と「54」の2種類。通常のサイズが「52」で、大きいサイズが「54」ですね。実はフレームの大きさは全く変化はなく、レンズだけの大きさが変わります。そのため、単純に「自分は顔が大きいから54サイズかな?」と考えるのは止めておきましょう。写真は「52」サイズになります。

価格は2万2680円(税込)で、ブランド物のサングラスとしては手軽な部類。ですが、「もっと安く買いたい!」と思う方も多いでしょう。しかし残念ながら、レイバンは偽物も多いのが事実。前にツイッターのスパムなどでも有名になりましたよね。

なので、「ネット通販でとにかく安いところを探す」というのはリスクがあるのですが、一つ良いお店を紹介します。それは「清光堂」というお店。レイバンの正規商品販売店で、埼玉には実店舗もあります。実は私もここの通販サイトで購入してスムーズに取引できたので、唯一ここならオススメできます(笑)。半額とまではいかないですが、かなり安く購入できるでしょう。

サングラスのちょっとした使い方

最後に、サングラスの使い方をちょこっとご紹介します。まずは普通に顔にかける。当たり前ですね(笑)。でもそれだけじゃありません。服の首元のネックやポケットなどにかけて、ファッションのアクセントとして使うのも立派な使い方の一つです。

サングラスを服にかけるというとセクシーすぎるイタリア人のような、カッタウェイシャツのボタンを3つくらい開けてそこにサングラスを吊るしてるようなことを想像された方もいるかもしれませんが、もっとさり気なくすることも可能です。例えばこんなふうに。

同色のトップスを使うことでサングラスが浮きにくくなります。何の変哲もないただの黒いTシャツですが、サングラスをアクセサリー代わりに使ってアクセントにしています。もちろんシャツと合わせるのも良いですが、こんな感じでさり気なく使うことも出来るんです。

スーツやジャケットを着ているときも、胸ポケットにサングラスをレンズを自分側の向きにして入れてみたり。

フレームを片方だけ出して、ロゴをチラッと見せるのがポイントです(笑)。いかがでしたか?レイバンのウェイファーラー、是非チェックしてみてください。