ハイブランドのコレクションを眺めていると、この先のトレンド、流行がわかってきます。
例えば、今冬に行われている2021年春夏のコレクションでは、スウェットパンツやパーカがかなり多く採用されていました。これはもちろん、コロナによって家の滞在時間が増えていることの反映です。ファッションのデザインにおいても、コロナの影響は多大にあり、収束するまでは、しばらくこういったリラックスしたアイテムやスポーツ系のトレンドは続くでしょう。家でスーツは着ないですからね。
閑話休題。
もう一つ、ファッション界のトレンドには、バッグや財布のミニサイズ化があります。これはご存じのとおり、キャッシュレス化が進んだことで、長財布からミニ財布にトレンドが移行し、財布を入れるバッグ自体も小さくなっているのです。ヴィトン、プラダ、セリーヌ、エルメス、グッチなどなど錚々たるハイブランドからリリースされていることからもそれは明らかです。
Re:は「繰り返し使える半歩先のベーシック」をコンセプトに掲げています。ミニバッグのトレンドを感じたときに、メンズが使える格安のミニショルダーバッグの開発に着手しました。スマートフォンとミニ財布、ハンカチが収納できて、気軽に繰り返し使えるようなタフなアイテムです。とはいえ、アウトドアブランドのようにナイロンやポリエステル素材を使ったカジュアルすぎるものではいけません。
冬のウールのドレスライクなコートにも合わせることができて、かつ、春先のライトアウターやスウェットパーカなどカジュアルアイテムに合わせても子供っぽくならない工夫が必要です。そこで、レザーの使い方には自負があるRe:の知見を活かし、高級感と機能性を併せ持つハイブリッドなミニバッグを目指しました。
完成したのがこちらのハイブリッドミニレザーバッグです。ストラップを細く仕上げているので小さく見えますが、幅25㎝、高さ16㎝、マチ5㎝と意外と収納力があります。素材はシボ感のある合皮ですが、本革と見まごうクオリティに仕上がっています。
また、止水ジップを2か所に採用したことで機能性を高めました。もちろん多少雨に濡れてもOK。平均的な降水日数が120日を超える日本では有用な機能でしょう。レザーから想起される高級感と、止水ジップがもたらす機能性が合わさることでハイブリッドな印象となり、Re:ならではのデザインになりました。
また、ストラップにレザーを配したことで高級感をさらに高めています。ディオールなどハイブランドがよく採用しているストラップのデザインですが、この一工夫があるとないとでは大違いです。なぜなら、プラスチックの留め具と化繊でできたストラップにレザーを加えることで、アウトドアのカジュアルで無機質な印象から、ファッション性の高い有機的な見た目へと変化し高級感が生まれるからです。これは実際に見てもらうとよくわかると思います。
色はブラックとホワイトの2色。白のスニーカーをお持ちの方は、ホワイトをオススメします。全身が黒のコーディネートであっても、スニーカーとミニバッグの白があれば、コーディネートに抜け感がでて格段におしゃれに見えます。白の小物を持っている人はあまりいないので、差別化にもつながります。
もちろん、定番の黒も外せません。あらゆるコーディネートにハマる黒小物の合わせやすさは群を抜いています。
高級感と機能性のハイブリッドを目指した稀有な逸品。ぜひこの機会にどうぞ。
●11月21日(土)21時~発売予定
●カラー/ブラック、ホワイト
●素材/合成皮革、裏地ポリエステル
●サイズ/幅25cm 高さ16cm マチ5cm
●お届け時期/2月中旬-下旬発送予定