服ログ2018秋冬アイテム「レザートートバッグ」の詳細を公開!

「ハイクオリティなベーシック」をテーマにしたレザートートバッグ

トートバッグはアウトドア由来のアイテム。本来は電気冷蔵庫が普及していなかった時代に、氷の塊を運ぶため、開口部が大きく開き、かつ、溶けた水が漏れないように高密度のキャンバス素材でつくられたバッグを指すものです。

代表的なブランドといえば、L・L・ビーンが思い浮かびます。ブルックスブラザーズのシャツにミラーのタンクトップ、ボトムスはリーバイス501とヴァンズのスニーカー。手にはL・L・ビーンのトートバッグを合わせて「これぞアメリカ!」といったコーディネートも悪くありません。

2018秋冬の「Re:(アールイー)」は「ハイクオリティなベーシック」を掲げました。普段使いしているベーシックアイテムを格上げして街着に落とし込むとどうなるのか。そんなことを考えながら、カジュアルアイテムの代表であるトートバッグの商品開発を行ったのです。結果はごらんのとおり。光沢のある牛革を使用して上質感を演出しました。圧倒的なツヤ感に加えて独特のシボがある素材は、牛革にコーティングを施したもの。

ご存じの方も多いように、いまやRe:代名詞ともなった定番アイテム「レザークラッチ」と同素材を使用しています。もちろん、レザーに「漉き」加工を加えることで軽く柔軟な革質に変更してあります。

また裏地にはポリエステルのライニングを使用し、多少乱雑に扱っても、ヘタレたない強度を保っています。そういった使い勝手の良さはキャンバス製のトートバッグを踏襲しているといっていいでしょう。パッと見は高級な重厚感があるものの、重さは715gと軽量。床置きしても自立するので、こちらも利便性を確保しています。

また、最大の特徴は持ち手の長さです。「なんだ肩掛けができないじゃないか」とお叱りを受ける前にその意図を説明しておきます。トートバッグは構成パーツが少なく、形状がシンプルなだけに、バッグの縦横の比率に加え、持ち手の長さがデザインのすべてだと言えます。とくに持ち手は長くなるにつれ、間延びし、デザイン上の美しさが逓減していきます。持ち手の長いフリーフケースが存在しないのは、デザイン優位のアイテムだからです。つまり、持ち手の長さと、縦横の比率のバランスこそが、このトートバッグをハイクオリティたらしめている理由なのです。

とはいうものの、この見解は試行錯誤の結果にすぎません。縦横の比率を変え、マチの形状を変え、持ち手の長さを変え、サンプルを製作すること4度。やっとのことでたどり着いた黄金バランスとなりました。持ち手を短くしたことで、使い勝手を多少棄損していることは否めません。しかしながら、形の美しさにこだわり、その短所を補って余りある逸品に仕上がったと思っています。

光を受けてさまざまな角度に反射することで、形状こそトートバッグですが、カジュアルさは皆無です。限りなくドレスライクなトートバッグは、どんなコーディネートにも合わせやすいアイテムでしょう。上述したシャツにデニムといったカジュアルなファッションであっても、手に持つだけでドレスライクな印象を加味することができます。まさに、市場にはないハイブリッドなアイテムに仕上がったと自負している次第です。

●価格/1万6000円(+税)
●素材/表レザー(牛革)・裏地ポリエステル 100%
●サイズ/横47㎝、高さ34㎝、マチ14.5㎝
●重量/約715g
●発売/9月下旬予定(お届け10月上旬予定)