【2018】トレンドのオススメワイドパンツを10点買ってレビュー【メンズ】

ファッションにおいてシルエットは大きな意味を持つものです。現在、ファッショントレンドのひとつの潮流はビッグシルエットと言われるゆるいシルエットに現れています。

そこで今回はゆるいシルエットのパンツ、「ワイドパンツ」のオススメアイテムを多数レビューします。トレンド真っ只中のこのアイテム。とはいえ、なかなか選び方が難しいものです。

ワイドパンツ初心者にオススメのものから少し癖のあるものまでご紹介しますので、是非本記事を参考にしてみてください。

ステュディオス/ビエラウールパンツ 

ビエラウールワイドパンツはワイドパンツ初心者に最適なアイテムです。 ワイドパンツはスキニーやテーパードパンツと比べると動きやすく、楽なはき心地。このパンツはサイドから後ろにかけてゴムになっており、このゴムではき心地がより楽になっています。

シルエットは膝からスソにかけてテーパードしています。このテーパードでストレートなワイドパンツよりも使いやすくなります。ワイドパンツにもワイド感が強いもとの弱いものがあり、

スソにむけてストレートや広がりがある方がワイド感が目立ち、テーパードしていると弱くなります。スキニー、テーパードからワイドパンツを取り入れるには、ワイド感が弱い、少しでもテーパードに近いもののほうがワイドパンツ初心者には取りいれやすいです。

素材はウール、ポリエステルの混紡素材を使用しています。光沢のある素材感が高級感、ドレス感をだし、パンツのみでドレスとカジュアルのバランスをたもっています。

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着こなしが簡単なワイドパンツならステュディオスのビエラウールパンツ

2017.09.18

UNIQLO U /コットンツイルワイドアンクルパンツ

ユニクロU2017秋冬コレクションの第一弾は良品が多いですが、特にボトムスの出来がかなり良いです。中でもオススメなのが、この「コットンツイルワイドアンクルパンツ」。

まずはシルエットですが、ウエスト周りはゆったりしていながら、裾に向かうにつれて細くなっていくテーパードシルエット。このおかげで、ワイドパンツながら非常にはきこなしやすくなっているのがポイントです。

コットンツイル生地ですが、ツヤと落ち感があり、綺麗なシルエット作りに貢献してくれています。しっかりとハリがありますが、シワが出にくい生地感です。

綿100%なので、もちろん家庭での洗濯も可能。スラックスのようにはけるボトムスですが、お手入れに気を使う必要はありません。

サイズ感はちょっと難しいので注意が必要です。ワイドパンツなのでウエスト周りなどはゆったりしているのですが、にしてもサイズ感が大きい。普段ボトムスはMサイズの私で、下から二番目の「76cm」サイズでジャストでした。

価格は3990円(+税)。是非チェックしてみてください。

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2017秋冬ユニクロU第一弾のマストバイはコットンツイルワイドアンクルパンツ

2017.09.30

こう吉/チノばかまAIR

熊本県の着物屋、こう吉の「チノばかまAIR」7990円(+税)です。生地の素材はチノクロスを使用しており、綿70%、ポリエステル30%で構成されています。丈夫で肌触りがよく、サラッとしていて足にまとわりつくような感覚はありません。また、家庭でも洗濯でき、縮みやシワができにくい構成になっています。

ウエストサイズは紐で調整ができるので、70cm~90cm対応となっています。股下は65cmですが、ウエスト位置が調整できるので、様々な丈を楽しめます。身長177cm、体重64kgの筆者はウエストの紐がかなり余り、全体的にゆったりしています。

色の展開は、カーキやダークネイビー、オリーブなど落ち着いたものになっています。紹介画像は、筆者が購入していたインディゴですが、色むらもなく綺麗な発色をしています。

着用するには慣れが必要です。前紐と後紐を結ぶ必要があり、慣れるまでは少し時間がかかってしまいます。

トイレの使用については、前にファスナーがついているので、小のときは問題なく済ますことができます。しかし、ズボンのようにズラすことはできませんので、大のときがかなり大変です。

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和服をモダナイズしたパンツ【こう吉】チノばかまAIR

2017.10.11

UNIQLO U /ウールブレンドワイドパンツ

ユニクロ初のウール配合のワイドパンツ。裾の縫い目がミシン縫いで、脇が「巻き縫い」という硬い素材になっています。裾直しの際にまつり縫いを頼んで解決できます。
これまでのユニクロのワイドパンツはチノ・デニム・ポリエステル素材のものしかなく使いにくいものがほとんどでしたが、ウールが使われていることで、これまでカジュアル寄りだったワイドパンツよりも格段に使いやすいです。
ウエストをジャストサイズで選ぶと少し緩いだけの「学生の腰パン」になってしまうので、サイズは大きいもの(ウエスト85cmなど)がオススメ。小柄な方でも裾のお直しをすれば問題なくはけます。
ウエストゴム・紐がないため、シルエットはベルトを使わなければ調整できないのが難点。
値段の高いワイドパンツと比べると落ち感・ストレッチ性など質は落ちますが、それでも使えることに変わりありません。

徐々に世の中に浸透してきたワイドパンツを5990円(+税)という安めの価格帯で買えます。この機会にぜひ挑戦してみてほしいアイテムです。

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2017秋冬ユニクロUのウールブレンドワイドパンツはサイズUPで履くべし

2017.10.07

UNIQLO U/ワイドフィットジーンズ

一言で言うならばテーパードシルエットのワイドパンツ。ウエスト周りなどはゆったりしていますが、裾付近はしっかり細く作られています。裾に向かうにつれて自然にスッと細くなっていく、綺麗なシルエットです。

デニムに定評のあるユニクロなだけあり、今回のデニムも価格からは想像できないほどしっかりした生地感。生地は14.5ozで、デニム生地としてはごく一般的な厚さ。素材は綿100%で、ポリウレタンは混紡されておりません。

サイズ感については、大きめなので注意が必要です。今回のユニクロUのボトムスはどれもウエストに余裕がありますね。175cm65kgで普段パンツはMサイズを穿くこと多い私だと、最小サイズ「29インチ」サイズでジャストでした。

シルエットと生地感共に優れたアイテムですが、この他にも「デザイン」や「ディテール」といった面でもこだわりが見られるアイテムです。記事ではその辺りについても詳しくレビューしています。

価格は3990円(+税)。気になる方は是非チェックしてみてください。

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2017秋冬ユニクロU「ワイドフィットジーンズ」はワーク寄りのディティール

2017.10.01

MYne /ディッキーズサイドラインスナップワイドパンツ

ミハラヤスヒロから生まれた新ブランドのマインは若い世代のアイデアを取り入れた感度の高いブランド。

そのマインとディッキーズのコラボアイテムはトレンドであるサイドラインパンツにスナップボタンを付け、周りとの差別化にはもってこい。素材はディッキーズのコットンポリなのでハリがあって丈夫です。

注意点はサイズ感です。スナップボタンにより上手く裾上げができないので、是非ともジャストサイズで履く事をオススメします。地面に裾が擦ってしまうので……。

また追加生産、新カラーなど続々登場中です。自分のお気に入りのカラーや色のリレーションで合わせて見てください。

定価は税込24,840円です。サイドラインパンツとしては値段が高いのですが、トレンドのなかでいかに差別化するかと考えると、これくらいのデザインが必要であるため、筆者は妥当な値段ではないかと考えています。

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新生ブランドmyneとディッキーズのコラボ「サイドラインパンツ」のひねりが凄い

2017.10.13

ユニクロ /ベロアワイドパンツ ブラック 1,290円(+税)

ベロア素材のワイドパンツ。レディースアイテムです。ベロアを使ったアイテムは、メンズだと探してもなかなか見つかりません。ですがレディースでは結構使われています。ワイドパンツでベロア、しかもメンズが履けるものとなるとさらに珍しいです。

腰回りが細すぎると女子っぽくなり、どうしても違和感が出てしまいますが、これは程よく緩いウエストのサイズです。XLで、ウエスト37cm、裾幅は35cm、股下辺りの裾幅も同じく35cmです。(実測)

メンズが履いてもおかしくはありません。ワイドシルエットであっても、ベロア素材の特徴である起毛感、光沢、光によって見え方が変わる豊かな表情、シワの付きにくさによってドレス感を保つことができ、大人っぽい印象を与えてくれます。

ポリエステル90%、ポリウレタン10%を使用していおり、着用感はサラサラしていてとても気持ちがいいです。ストレッチ性もあり突っ張らないのでとても楽です。

腰回りはゴムで、自分でキツさゆるさの調整はできません。履いているうちにずれ落ちるかも、と試着時は思いましたが、実際に購入して履いてみるとそんなに心配はいりませんでした。

ポケットにスマホやものを入れると、その重さでずれ落ちて来るかもしれません。そうしたプチデメリットはありますが、それよりもメリットの方が大きいです。ベロア素材でドレス感を保ったワイド。しかも価格は執筆時で1290円(+税)。

装飾性があるので今のトレンドにも合いますし、地味なコーデに飽きた方にはもってこいのアイテムです。

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メンズでも使えるユニクロレディースのベロアワイドパンツがオススメ

2017.10.30

MB / ワイドスラックス 18,000円(+税)

ゆったりしたワイドパンツでありながら、スラックスデザインであるため大人っぽさを合わせもっている商品です。また、素材が、60番手という艶のある生地を使っており、ここでもゆったりシルエットとのバランスがとれています。

機能性も高く、縦と横の2WAYストレッチ仕様。窮屈さを感じず「楽~っ」に履けてしまいます。更に、ウエストはゴム仕様。スウェットのような「楽~っ」な履き心地を実現しています。ウエスト位置の調整を可能としており、ウエスト位置をあげて靴下を見せて履く着こなしから、ウエスト位置を下げ靴にクッションをもたせた着こなしまで、多様な着こなしを実現しています。

それだけでも十分ですが、ドローコードも付いており、万が一ずれてしまった時でも安心のデザインとなっています。また、洗濯に気を使わなくていいスラックス。洗濯機で10回以上洗っても、この素材には、形状記憶機能があるため、センタープレスがくっきり残っています。縮みも発生しません。

こんな「楽~っ」なポイントがたくさんある商品は、スラックスで初めてであり、気づいたら2色購入してしまいました。こんな魅力たっぷりなMBワイドスラックス、あなたもいかがでしょうか。

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5年は余裕で履けるワイドパンツ「MBワイドスラックス」は手洗いできる

2017.11.11

プラステ/「ウォームリザーブMBコラボワイドパンツ」9,990円(+税)

市場にある多くのワイドパンツがチノ素材やデニムでできており、「ワイドパンツ=カジュアル」という印象があります。しかし、このプラステから出ているMBコラボワイドパンツは落ち感の強い、ドレスライクなアイテムです。

素材はウォームリザーブを使用しています。ポリエステル繊維の中央部分を空洞化した糸を使用しています。繊維の内部に空気をため込むことができ、温かさを維持することができるのです。

また、中央部分が空洞化した糸のため、体積を減らすことができ、その分軽い素材に仕上がっています。また、シルエットも細部まで考えれており、横には今年の流行であるラインを同色で入れています。

また、前には紐がついていますが、後ろはゴムが履いています。履き心地が良いのはもちろん、使い方に合わせてハイウェスト、ジャストウェスト、腰履きがができるようになっているのもうれしいです。

高機能素材のワイドパンツだと、どうしても値段が高くなってしまうものです。しかしプラステの生産背景によってコストを抑え、何と1万円で手に入れることができます。ワイドパンツ初心者にもオススメな1本です。

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秋冬でも使いやすいMB×PLSTのワイドパンツをレビュー

2017.12.05

kolor / 切り替えワイドパンツ

最近のkolorでは、腰回りの生地を切り替えたデザインのパンツが多くみられます。今回紹介する2016-17AWのワイドパンツも、上記の流れのデザインを取り入れたアイテムです。この腰回りの切り替えデザインが、シャツやカットソーのレイヤードと同じ効果を出してくれます。

そのため、レイヤードせず、適当にコーデをしても、地味な印象なく、見栄えのよいコーデにしてくれます。ただし、デザイナーズアイテムの為、どちらかというと見た人には、モードな印象を与えます。(少し特徴的に感じられる。)

特にコンサバな服装が好みの方の中には、若干、奇抜に感じる方もいらっしゃると思います。切り替えデザインの次ぐ特徴は、生地です。非常に軽く、柔らかく落ち感のある素材です。

タグを捨ててしまったため、正確な情報ではないのですが、材質は確かウール100%だったと思います。繊細な生地な為、摩擦には注意が必要です。値段は約50000円とかなり高額です。ただし、定番商品には無いデザイン、素材使いです。

2016-17AWのアイテムの為、現在では入手困難です。ただ、2017-18AWにも、腰回りにデザインが入ったアイテムがあります。気になった方は是非こちらもご確認ください。

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ワンツーコーデが簡単に決まるkolor定番の切り替えワイドパンツ

2017.12.14

以上がワイドパンツのオススメアイテムです。

ワイドパンツに抵抗のある方は、テーパードがかかっているもの。慣れてきて差別化を図りたい方はデザインが入ったものをチョイスしてみるといいかもしれません。今年はワイドパンツを履いてトレンドを楽しみましょう。