リーボックのアストロストームは細身で履きやすい!

ストリートファッション全盛、90年代リバイバルブーム真っ只中の2019年、東京の若者の足下はスニーカーがほとんど。2000年代はノームコアの影響なのかローテクスニーカーが全盛でしたが、2010年代はダッドスニーカーの影響かすっかりハイテクスニーカーが勢いを取り戻しています。とくにエアマックスの復刻ブームはその良い例でしょう。

とはいえローテクスニーカーに慣れている方、派手なスニーカーが苦手な方は気軽にハイテクスニーカーに手を出せないのではないでしょうか。そこで今回レビューするのが、シンプルデザインながらネオンカラーを使用し、適度に流行を取り入れたハイテクスニーカー「リーボック ロイヤルアストロストームS」(以下、アストロストーム)です。オレンジ×ブラックとライム×ブラックの2色展開で、筆者はライム×ブラックを購入しました。

ランニングシューズのためフォルムは細身で使いやすい

コンバース・オールスターはその細身のシルエットにより革靴のようなドレス感と合わせる服を選ばない汎用性を兼ね備えていました。そのためデニムだけでなくスラックスにも合わせられるスニーカーとして世代を越えて愛されてきました。

同じくアストロストームも、全体のフォルムはランニングシューズということで足に密着できるよう細身に作られています。このため足元が目立たず全体のコーディネートを邪魔することはありません。

アッパーの素材が伸縮性のあるニット素材のため甲高幅広の方でも楽に履けます。とはいえ、ボディ外側にゴムバンドが張られているため、足入れしてニット素材のボディが膨らみ過ぎて全体のフォルムが崩れるということはありません。また部分的に本革そっくりのフェイクレザーを用いているため値段の割に安っぽさもありません。

上記の写真が分かりやすいと思いますが中央にかけてボディがかなり絞り込まれているため、大きそうな見た目に反して細身のシルエットです。普段27.5㎝(USサイズで8ハーフから9)を履く筆者はワンサイズアップの28㎝を選びました。筆者の足は甲高幅広ですがワンサイズアップでちょうどジャストサイズです。

流行のネオンカラーをアクセントにして装飾性をプラス

 

アストロストームの特徴として流行カラーであるネオンカラーが部分的に用いられているため、コーディネートに流行を「適度」に取り入れることができます。ネオンカラー自体は悪目立ちせずあくまでボディやソールの「アクセント」にとどまっているのも高ポイント。このおかけでデザインにまとまりがあり、流行のネオンカラーを使用しながらも普段使いできるカラーリングとなっています。ノームコア脱却の切り札である「装飾性」を持ちながらも悪目立ちしない。この「適度」なバランス感覚は流石です。

モノトーンスタイルが多くノームコア気分が抜けてない筆者のような30代から40代の男性の夏場コーディネートはTシャツ・黒スラックス(もしくは黒デニム)ばかりですが、このスニーカーを合わせるだけで手軽に流行を取り入れることができます。

とにかく水に弱い!雨の日は絶対に履いちゃだめ!

ボディにニット素材を用いているスニーカーの宿命ではありますが、アストロストームも外部からの浸水に弱いです。防水スプレーをしてもまったく意味がないほどで、夜露程度の水分でも内部に侵入して確実に足を濡らします。そのため雨の日の使用はもちろん、アウトドアなど耐水性が求められるシチュエーションでの使用はまったくお勧めできません。ただ、ニット素材のため通気性自体は良いため、屋内や雨の心配のない日での街中での使用には適しております。

価格は定価7549円(税込)と他のリーボックスニーカーと比較しても大変安いのもポイントです。更にセール時期を狙えば30~50%オフで購入できます。夏場に単調なモノトーンコーデが多くなる方には大変お勧めです。

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モリー

この記事を書いた人

モリー

身長176cm 体重72kg 靴27.5cm(USサイズで8.5~9)

週1日の休日おしゃれの為だけに、ほぼ毎日仕事帰りにユニクロから伊勢丹までウォッチメンする3児の父。中年太りを誤魔化すコーデを日々研究中。