リビエラのスリッポンでメンズの夏の足元は完成!サイズ感に気を付けよう!

今年の夏も相変わらず猛暑ですね。まだまだ暑さは続きますし、「休日くらい、革靴なんて履きたくない!」と思う方も多いでしょう。

しかしスニーカーやサンダルではカジュアルになりすぎてしまうこともありますよね。そんな方にオススメなのが、暑い夏も快適に過ごせる「エスパドリーユ」です。

夏の足元にはエスパドリーユがオススメ

 

エスパドリーユとはソールがジュート麻、アッパーがキャンバス地で出来たサンダルのこと。写真のような、スリッポンタイプの物が多いですね。

なかなか原始的な作りをしているエスパドリーユはヨーロッパの伝統的なサンダルで、ここ数年は日本でも大人気。その見た目から、履くだけでリゾート感も出せる便利なアイテムです。

さて、エスパドリーユで有名なブランドはいくつもありますが…。その中で最もオススメできるのが「Rivieras(リビエラ)」なのです。

Rivieras(リビエラ)とは?どんなブランド?

 

リビエラとはフランス発のシューズブランド。わりと最近出来たブランドですが、世界中で人気があります。

リビエラをオススメする理由は大きく分けて2つ。「デザイン性が高い」こと、そして「価格がお手軽」なことです。

デザイン性に関して言えば、まずシルエット。リビエラのものも多くのエスパドリーユ同様スリッポンタイプですが、形がとても綺麗。

尖ったようなところもなく、スマートな見た目なのでどんなコーディネートにも合わせやすいでしょう。色も、アッパーの鮮やかなカラーと白いソールのコンビネーションが爽やかですね。

今回ご紹介するのはリビエラの中でも定番のモデル「CLASSIC 20℃」。面白い名前だと思った方も多いでしょう(笑)。実は「CLASSIC 10℃」や「CLASSIC 30℃」というモデルもありまして、それぞれ10℃、30℃の気温で快適に履けるように…ということで名前が付けられているようです。

モデルごとの違いを簡単に説明すると、10℃はアッパーが全てキャンバスで、20℃はアッパーのフロント部分だけメッシュで後ろはキャンバス、30℃は全てメッシュになります。

なので写真を見ていただければ分かるように、「CLASSIC 20℃」はアッパーが2種類のみ合わせて作られています。

こういった理由から、現在日本では様々なセレクトショップで取り扱われています。例えばビームスやアローズといった有名どころから、エストネーションなどの高級志向なところまで。

ちなみに、ほとんどのセレクトショップで取り扱われているモデルもこの「CLASSIC 20℃」ですね。

リビエラのスリッポンの魅力、ディテール

 それでは、ディテールもチェックしていきましょう。

ソールはこのように、ジュートとラバーを組み合わせて作られています。通常、伝統的なエスパドリーユはジュートのみで作られていますが、それだとやはり耐久性には欠けるんですよね。

地面に触れるのはラバーなので、気にせず歩けます。リゾートのリラックスした雰囲気を残しながらも、ガシガシ使える機能性を持っています。

冒頭でエスパドリーユについて説明したとき、「涼しそうだけどすぐ履き潰してしまいそう…」と思った方もいるかもしれません。でも大丈夫。長年に渡って愛用できるとまでは言いませんが、ちょっと履いただけでダメになるようなことはないでしょう。

ソールのステッチも、アッパーと同じ色になっていてデザインが効いてますね。

「意外に作りもしっかりしているんだな」と感心するのはまだ早い。実は中にレザーのインソールが入ってるんです。

 

ヌメ革のナチュラルな色合いがいいですよね。人からは見えないところですが、靴を脱いだときに少しテンションが上がります。愛着も湧くってもんです。

初めて見たとき、リゾート靴なのにこういったエレガントな雰囲気も感じさせてくれるところに魅かれました。履き心地もしっかりしたインソールが入っている分、他のエスパドリーユと比べて良いでしょう。

  ちなみにこのインソール、取り外しが出来ます。お手入れで洗ってたりする場合、インソールは取り外してからにしましょう。

側面にデザインとして、このような小さなバッジも付いています。もしかすると何かの意味があるのかもしれませんが、ちょっとしたアクセントになっていいですね。

  以上、細かなところを詳しくみていきました。簡単な作りをしていそうで、意外に作り込まれているのがよく分かっていただけたかと思います。

 カラーバリエーションやサイズ感、着こなしのコツ

 カラーバリエーションが多いこともリビエラのスリッポンが人気な理由の一つ。ネイビーやブラウン、黒などのような定番色から、ビビッドなカラーまで様々。マルチカラーのものも販売されていますね。

ちなみに私は2色買い。先ほどまで紹介してきたネイビーのタイプと、上の写真のオフホワイトのタイプです。

ネイビーはリビエラのスリッポンの中でも定番ですね。おそらく一番人気のカラーでしょう。ネイビーと白のコンビネーションがマリンな雰囲気で、夏のスタイルにピッタリ。非常に使いやすいのでわりと何でも合いますが、同じネイビーのシャツや白のパンツなどとは特に相性抜群ですね。

オフホワイトも非常に上品な色味だったので、気に入って購入しました。ちょっと使いづらいと思うかもしれませんが、こういったホワイト系の靴は夏には重宝します。

足元でコーディネートの印象って全然変わってきますから。全身淡いトーンでまとめてしまうとぼやけた印象になってしまいがちなので、トップスもしくはボトムスのどちらかをダークカラーにするのがオススメです。全身白コーデみたいなのもありますが、あれはかなり上級者向けなので。

また、せっかくのエスパドリーユなので鮮やかなビビッドカラーの物も良いですが、落ち着いたベーシックなカラーを選ぶのが個人的にはおすすめです。普段履いている靴の代わりのイメージ。そういった意味で、実はブラウンも欲しかったのですが、買おうと思ったときには売り切れてしまっていて購入できませんでした…。

 サイズ感は普段27.5cmの靴を履くことが多い私だと、「43」がちょうどピッタリでした。一つサイズを下げるとかなりキツめに、一つ上げると歩くときにカカトが浮いてしまいます。

ちなみに、サイズは靴の裏に書かれています。お店に行って「サイズどこ??」となってしまうと恥ずかしいので。私はなりました。

価格は9720円(税込み)です。今だとセールでもっと安く買えるかも。靴としてはかなり安く、エスパドリーユとしては少々高く感じるかもしれません。ファストファッションブランドなどからはもっと安い物も出ていますが、これまで解説した通り、リヴィエラのスリッポンはデザイン性だけではなく機能性や耐久性も備わっています。コストパフォーマンスはかなり高いでしょう。

最後に、こういった靴を履く際に重要になるポイントを少しご紹介します。

まず、パンツはアンクル丈(くるぶし丈)で。涼しげな靴には涼しげなパンツを合わせることで統一感を出します。また、丈の短いパンツとボリュームの少ない靴は相性が良いです。

お手持ちのパンツの丈が少し長い場合でも、ロールアップすることでかなり印象は変わってくるので是非鏡の前でやってみてください。どこかのファストファッションブランドではありませんが、くるぶし出していきましょう。

エスパドリーユは素足で履いても快適なように作られていますが、靴下を履きたい方も多いでしょう。私も靴下履きたい派です。そういうときはインビジブルソックス(見えない靴下)を購入しましょう。

この時期になるとちょこっとだけ靴から靴下が覗いている方を多く見かけますが、あれはかなり目立ってしまいます。

ユニクロに行けばワインコインで買えるので、何足か持っておくと便利でしょう。