ゴルチエデザインを格安でゲット!ポリウレタンコーティングコートをレビュー

日本には四季がありますが、その実、春と秋を感じられる気候は年々少なくなっているように思います。とはいえ、ファッション好きにとって春先は軽やかなコートがほしくなる季節。今回は、春のコートの代名詞といっても過言ではないトレンチコート、それも「ジャンポール・ゴルチエ」のポリウレタンコーティングされたトレンチコートを紹介します。

「ジャンポール・ゴルチエ」といったものの、実はこのアイテム、セブンアンドアイ傘下のイトーヨーカ堂のプライベートブランド「セットプルミエ」で展開されていたコラボアイテム。セットプルミエは現在、廃止されてしまったのですが、2015年秋冬当時に定価1万9000円(+税)で発売されたものです。

ちなみにこちらは、レディース限定での展開。ジャンポール・ゴルチエ×セットプルミエ自体は、男性が着るには抵抗のあるデザインが多かったのですが、こちらは男性でも街着として着ることができるので、筆者は古着として購入いたしました。

サイズは「40」。着丈約105㎝、肩幅約40㎝でM〜L寸といったところです。小柄な男性であれば着用可能かと思います。また後述する素材上、伸びたりすることはないので、タイトに着ることになります。

軍用トレンチのデザインを忠実に再現

素材はポリエステルで、表面にポリウレタンがコーティングされています。見た目のインパクトは絶大です。ただし、デザインは基本的に源流である軍用のトレンチがそのまま踏襲されています。エポーレットはもともと肩に装備品を固定するために用いていたデザインで、このコートは取り外しが可能です。腰ベルト、エポーレットがついて、ボタンもダブルになったシンプルなトレンチコート。素材のみでベーシックなアイテムにデザイン性をつけたものです。

ボタンはプラスチックですが、トレンチの色味にあわせたもので、決して悪目立ちしません。

肩の当て布はガンフラップと言われるもので、トレンチにもよりますが、右肩もしくは左肩あるいは両肩にボタン留めでついており、これはコートの中に水などが入りにくいように作られています。

素材でのインパクトがある分、デザインに関しては余計なものをつけず、源流のデザインを大事に作られている印象です。

シンプルなものを突き詰めるトレンドは終わりを迎え、少し装飾性を入れたアイテムをどこのブランドも展開をしてきています。

今回のように見た目のインパクトが大きいものはまだ取り入れるのは難しいこともありますが、春先に着るコートの定番トレンチコートで差別化をしたいと思われた際、こういった「源流を大事にしながらも遊びをいれた」アイテムを選ぶと面白いと思います。現在はこのコートは完売してしまっていますが、今後もしこういった夢のコラボが実現するなら、見逃せないものになりそうです。

 

ハッシー

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ハッシー

身長161㎝ 体重58kg 靴26㎝

一児のパパです。身長のコンプレックスをプラスに昇華したい、子どもにカッコいいと思われたい…!その先にはパパママのオシャレのための手助けが出来る人間になりないなーと思ったり…。日々勉強と精進!