シルバーアクセの体験製作ってどうなの? 那須「和楽日」を体験レポート

先日那須に旅行に行った際に立ち寄った、体験工房「和楽日(わらび)」にてシルバーアクセサリーを製作しました。

個人的にとても満足なアクティビティ体験でした。同工房では、シルバーリング、シルバーブレスレット、栃木レザーを使用した革小物、藍染めなどの体験が行えます。今回筆者はシルバーアクセサリーをつくってきたので、その模様をレポートいたします。

素材について

使用される素材は、高純度のシルバー950です。シルバーは純度100%の純銀だと、とても柔らかく実用性に欠けるため、銅などの金属を少量混ぜ、硬度をあげた950や925を使用します。基本的に925は市販のシルバーアクセサリーに使用されることが多く、925よりも少し柔らかい950が自作加工には適していることから、950を使用しています。

種類について

選択肢は多く、シルバーリングの場合以下の種類があります。スタンダード・ラウンドリング(ふちに丸みがある)、幅:4mm、7号~21号で、価格は4200円(税込)。スタンダード・レギュラーリング(ふちを丸めていない)、フラット幅:4mm、7号~27号で、価格は3800円(税込)。

スタンダード・スリムリング(ふちを丸めていないフラットで細み)、1号~17号、価格3600円(税込)、スパイラルリング(らせん状で先端にチャームが付く)、5号~15号、価格3900円(税込)、ワイドリングは幅10mmnの極太リング、9号~27号、価格は5200円(税込)で22号~27号サイズにするには+200円かかります。ほかにもバングルや、ベビーチャーム、ブレスレット、その他アクセサリーも選べます。

体験について

まず、どのシルバーアクセサリーを作るのかを決めます。筆者はスタンダード・ラウンドリングを選択しました。次に、どの指に付けるのかを決めます。その際に店員が、サイズがわかるリングを渡してくれるので、そこから付けたい指のサイズを確認します。

その後、刻印する文字を10文字程度で決める時間になります。事前に10文字程度の文字を決めておくとスムースです。刻印する文字が決まると、いきなり本番で失敗しないように練習用に真鍮のリングを手渡してもらえます。

ゴム製の台座の上にリングを立てて、刻印したい箇所に対して垂直に打刻印という文字が入れられる工具を立てて、ハンマーでたたき文字を入れます。これが意外に難しい。三回ほどたたくと文字がちょうどよい深さで入るのですが、等間隔に上下そろえて刻印するのは至難の技です。

練習用のリングに一週分刻印を入れる練習をしたところで本番へ。シルバーリングが手渡されます。練習したとは言え、緊張で手が若干震えます。筆者は2文字目にてミスしました(笑)。打つ際に文字がずれて重なってしまいました。

店員に「どうしよう」という顔で熱い視線を送った所、すぐに様子を見に来てくれました。「少し削れば文字を消せますが、それでもよろしいですか?」と優しく聞いてもらえました。

もちろん、お願いしました。かなり綺麗に失敗した文字を消してもらえました。なので、失敗してもそこまで心配しなくて大丈夫です。その後は問題なく文字を入れることができました。

次に、ペンのような電動の研磨工具を手渡されてリングの研磨を行います。この際、ハンマーワークを行い凸凹のリングにするかどうかで研磨する量が変わります。筆者は凸凹のリングにしたかったので、少な目に1週分研磨しました。

凸凹のリングにしない場合は、3週分研磨します。みるみる内に輝きが追加されていく様子は見ていて面白かったです。研磨終了後、イモ槌という先端の丸いハンマーを手渡され、リングの上・真ん中・下とランダムに凹凸を1週入れていきます。

これをすることで、最終的にキラキラとランダムに光を反射するリングにすることができます。ハンマーワーク終了後、磨き用の液体が染み込んだクロスを渡されるので、それで手で磨きます。磨けば磨くほど、びっくりするぐらい綺麗になりました。これでシルバーリング作り体験は終了です。

予約について

お店は水曜日のみ定休日になりますので、注意してください。1日6回開催されているので、好きな回を選択できます。事前に予約しておくと間違いないです。筆者は急きょ、前日に電話にて予約を行いましたが、快く対応していただけました。製作時間はおよそ60分。ホームページからWEB予約もできるので、そちらを使用するとよいかと思います。

旅行にて、思い出だけではなく特別な記念品になり、おしゃれにもなれる。素敵なシルバーアクセサリー体験は、コスパも抜群の価格設定です。ぜひ那須に行く際は、カップルや夫婦で訪れてみてください。リングをお互いに作ってもいいかもしれません。素敵な体験ができることをお約束いたします。

まーしー

この記事を書いた人

まーしー

身長165cm 体重65kg 靴24.5〜25.0cm

人と被るのが嫌で、どこかしらで個性を出したい。土日しか私服が着れない28歳、東京生まれ東京育ち東京在住。